コア-マントル境界近傍の不均質構造の波長と振幅の推定
コア-マントル境界近傍の不均質構造の波長と振幅の推定
批准号:
07J09108
负责人:
藤 亜希子
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
一昨年、パプアニューギニアの地震をアメリカ南部の観測点でとらえたSdiff回折波に顕著な後続波が現れることを見つけた。今年度は、この後続波の成因となる速度構造モデルを得ることに成功した。まず、波形データの精査により、限られた方位(60~68度)のデータが、震源と観測点を結ぶ大円上の二次元構造の影響を主に受けていることを明らかにした。次に、主要Sdiff波と後続波の走時差を説明する複数の二次元構造モデルを、波線理論を使って作成した。更に、Spectral Element Methodを用いてそれらのモデルから理論波形を作成した。その結果、観測波形の走時差と極性をよく説明する理論波形を複数のモデルから得た。異常Sdiff波波形は、局所的な超低速度領域(ULVZ,dVs<-30%,幅:150~400km,高さ:100-170km)と、それよりも規模の大きな低速度領域(dVs:約-5%,幅>500km,高さ>200km)の二種類の低速度領域を組み合わせることにより説明できる。本研究で見つけたハワイの南西に位置する超低速度領域(ULVZ)は、100km以上の厚さを持ち、水平方向にシャープな境界を持つ。これは、これまでに報告されたULVZと比較して約10倍厚い。しかしこの解析では、局所的な超低速度領域が、広域低速度領域の中心部に位置するのか、それとも端に位置するのかは、判別できなかった。どちらの場合でも、同じくらいデータをよく説明するモデルが得られる。異常構造の成因を明らかにする為に、データからこの二つのケースを識別する必要が在る。前者の場合は、異常構造は化学的に均一なマントルの温度異常のみで説明できる可能性があり、後者の場合は化学的不均質の存在を示唆する。この識別はマントルダイナミクスにおけるマントル最下部層の役割を明らかにする上で重要である。
英文摘要
一昨年、パプアニューギニアの地震をアメリカ南部の観測点でとらえたSdiff回折波に顕著な後続波が現れることを見つけた。今年度は、この後続波の成因となる速度構造モデルを得ることに成功した。まず、波形データの精査により、限られた方位(60~68度)のデータが、震源と観測点を結ぶ大円上の二次元構造の影響を主に受けていることを明らかにした。次に、主要Sdiff波と後続波の走時差を説明する複数の二次元構造モデルを、波線理論を使って作成した。更に、Spectral Element Methodを用いてそれらのモデルから理論波形を作成した。その結果、観測波形の走時差と極性をよく説明する理論波形を複数のモデルから得た。異常Sdiff波波形は、局所的な超低速度領域(ULVZ,dVs<-30%,幅:150~400km,高さ:100-170km)と、それよりも規模の大きな低速度領域(dVs:約-5%,幅>500km,高さ>200km)の二種類の低速度領域を組み合わせることにより説明できる。本研究で見つけたハワイの南西に位置する超低速度領域(ULVZ)は、100km以上の厚さを持ち、水平方向にシャープな境界を持つ。これは、これまでに報告されたULVZと比較して約10倍厚い。しかしこの解析では、局所的な超低速度領域が、広域低速度領域の中心部に位置するのか、それとも端に位置するのかは、判別できなかった。どちらの場合でも、同じくらいデータをよく説明するモデルが得られる。異常構造の成因を明らかにする為に、データからこの二つのケースを識別する必要が在る。前者の場合は、異常構造は化学的に均一なマントルの温度異常のみで説明できる可能性があり、後者の場合は化学的不均質の存在を示唆する。この識別はマントルダイナミクスにおけるマントル最下部層の役割を明らかにする上で重要である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
太平洋広域低速度領域北端のS波速度構造
太平洋宽阔低速区北缘横波速度结构
DOI:
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发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Egusa S., et. al., Akiko To, Akiko To, 藤亜希子]
通讯作者:
藤亜希子
Seismic velocity anomalies in the D" layer beneath Hawaii
夏威夷下方 D" 层的地震速度异常
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Egusa S., et. al., Akiko To, Akiko To, 藤亜希子, Akiko To, Akiko To, Akiko To]
通讯作者:
Akiko To
Sdiff waves guided by ULVZ beneath Hawaii
夏威夷下方 ULVZ 引导的硬波
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Egusa S., et. al., Akiko To, Akiko To, 藤亜希子, Akiko To, Akiko To]
通讯作者:
Akiko To
震源域近傍の異常構造を考慮した地震波形モデリングによる、スロー地震の新しい震源像
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批准号:22KJ0503
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2023
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负责人:藤 亜希子
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依托单位: