多孔性金属錯体を用いた光応答性空間の創成
多孔性金属錯体を用いた光応答性空間の創成
批准号:
07J09360
负责人:
田中 大輔
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
多孔性金属錯体は遷移金属と有機架橋配位子によって形成されるフレームワーク内に細孔を有する結晶性の物質の総称であり、結晶性に由来する非常に均一な細孔を有し、高い空隙率と分子性材料特有の設計性、構造柔軟性を併せ持っている。従来の多孔性金属錯体の研究において着目されてこなかった相互作用として、本特別研究員は光のような外場存在下で、ホストーゲスト間に電荷移動相互作用が発現する系の構築を着想した。特に、吸着されたゲストが多孔性金属錯体のナノ細孔中で凝集・配列することにより、ホストーゲストによるナノ複合体が形成されるため、新たな光応答物質の合成手法となることが期待できる。本特別研究員はアントラセン誘導体と亜鉛イオンを用いて多孔性金属錯体を合成し、さらにホスト骨格のアントラセンがゲスト分子(アニリン誘導体)と光照射下で電荷移動相互作用を示すことを見出した。さらに、アントラセンの持つ比較的強い分子間相互作用を利用したアセチレン貯蔵材料への応用の可能性も検討し、成果を挙げた。また、光の透過の観点から、錯体結晶と光の相互作用において結晶の表面が重要な役割を果たすのは明らかである。しかしながら、多孔性金属錯体の分野において、結晶の表面状態を評価した例はほとんどなく、この分野ではいまだに一般的ではない評価手法を導入する必要があった。今年度はこれらの課題を克服するために、物質の表面・界面の状態を評価するコロイド界面化学の分野でトップレベルの成果を上げているアーヘン工科大学のMoeller教授のグループヘ赴任し、光応答性空間の開発において重要となる結晶表面と粒子サイズの制御に関する研究を行った。ここで得られた結果と、日本で得られた知見を融合することで、光応答性空間の構築に関する成果をあげることができた。
英文摘要
多孔性金属錯体は遷移金属と有機架橋配位子によって形成されるフレームワーク内に細孔を有する結晶性の物質の総称であり、結晶性に由来する非常に均一な細孔を有し、高い空隙率と分子性材料特有の設計性、構造柔軟性を併せ持っている。従来の多孔性金属錯体の研究において着目されてこなかった相互作用として、本特別研究員は光のような外場存在下で、ホストーゲスト間に電荷移動相互作用が発現する系の構築を着想した。特に、吸着されたゲストが多孔性金属錯体のナノ細孔中で凝集・配列することにより、ホストーゲストによるナノ複合体が形成されるため、新たな光応答物質の合成手法となることが期待できる。本特別研究員はアントラセン誘導体と亜鉛イオンを用いて多孔性金属錯体を合成し、さらにホスト骨格のアントラセンがゲスト分子(アニリン誘導体)と光照射下で電荷移動相互作用を示すことを見出した。さらに、アントラセンの持つ比較的強い分子間相互作用を利用したアセチレン貯蔵材料への応用の可能性も検討し、成果を挙げた。また、光の透過の観点から、錯体結晶と光の相互作用において結晶の表面が重要な役割を果たすのは明らかである。しかしながら、多孔性金属錯体の分野において、結晶の表面状態を評価した例はほとんどなく、この分野ではいまだに一般的ではない評価手法を導入する必要があった。今年度はこれらの課題を克服するために、物質の表面・界面の状態を評価するコロイド界面化学の分野でトップレベルの成果を上げているアーヘン工科大学のMoeller教授のグループヘ赴任し、光応答性空間の開発において重要となる結晶表面と粒子サイズの制御に関する研究を行った。ここで得られた結果と、日本で得られた知見を融合することで、光応答性空間の構築に関する成果をあげることができた。
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Kagome type extra-large microporous solid based on paddle-wheel Cu2+ dimer
Kagome型基于叶轮Cu2二聚体的超大微孔固体
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Chem. Commun
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Horike, Shinpei Hasegawa, Daisuke Tanaka, Masakazu Higuchi]
通讯作者:
Masakazu Higuchi
DOI:
10.1039/b707947h
发表时间:
2007-07
期刊:
Chemical communications
影响因子:
4.9
作者:
[D. Tanaka;S. Horike;S. Kitagawa;M. Ohba;M. Hasegawa;Y. Ozawa;K. Toriumi]
通讯作者:
D. Tanaka;S. Horike;S. Kitagawa;M. Ohba;M. Hasegawa;Y. Ozawa;K. Toriumi
DOI:
10.1002/anie.200705822
发表时间:
2008-05
期刊:
Angewandte Chemie
影响因子:
--
作者:
[D. Tanaka;Keiji Nakagawa;Masakazu Higuchi;S. Horike;Y. Kubota;Tatsuo C. Kobayashi;M. Takata;S. Kit]
通讯作者:
D. Tanaka;Keiji Nakagawa;Masakazu Higuchi;S. Horike;Y. Kubota;Tatsuo C. Kobayashi;M. Takata;S. Kit
アントラセン集積型多孔性金属錯体の光誘起ホストーゲスト相互作用
蒽集成多孔金属配合物中光诱导的主客体相互作用
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Daisuke Tanaka, Keiji Nakagawa, Satoshi Horike, Masakazu Higuchi, Susumu Kitagawa, 田中 大輔・堀毛 悟史・北川 進・大場 正昭・長谷川 美貴・鳥海 幸四郎・小澤 芳樹]
通讯作者:
田中 大輔・堀毛 悟史・北川 進・大場 正昭・長谷川 美貴・鳥海 幸四郎・小澤 芳樹
DOI:
10.1002/asia.200800112
发表时间:
2008-01-01
期刊:
CHEMISTRY-AN ASIAN JOURNAL
影响因子:
4.1
作者:
[Tanaka, Daisuke, Higuchi, Masakazu, Kitagawa, Susumu]
通讯作者:
Kitagawa, Susumu
MOFを基盤としたマイクロポーラス半導体材料の自在合成と機能探索
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批准号:23K26503
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.74万
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财政年份:2024
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负责人:田中 大輔
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依托单位:
Exploration of MOF-based microporous semiconductor
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批准号:23H01810
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2023
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负责人:田中 大輔
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依托单位:
Development of light-driven nanomotor with the 3-degree of freedom and stability
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批准号:22K04975
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:田中 大輔
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依托单位:
Creation of Metal-Organic Frameworks with Periodic Low-Dimensional Semiconductor Structures
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批准号:20H02577
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2020
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负责人:田中 大輔
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依托单位:
海外基金