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酵母プリオン系を用いたプリオン伝播の分子機構の解明

利用酵母朊病毒系统阐明朊病毒繁殖的分子机制

基本信息

批准号：
07J09670
负责人：
大橋祐美子
金额：
$ 2.11万
依托单位：
The Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2009
项目状态：
已结题

项目摘要

前年度までの研究によって、酵母プリオンSup35NMドメイン(Sup-NM)はアミロイド形成前に温度依存的にオリゴマーを形成し、それがアミロイド構造を決定する重要な要因であることを明らかにした。また、オリゴマー内にはアミロイドに存在しない非天然相互作用が含まれていることも発見した。本年度ではその研究を引き続いて行い、オリゴマーが直接のアミロイド形成の核とはならないことを単離したクロスリンクオリゴマーを用いて証明し、さらにオリゴマーがアミロイドの伸長には必要でないことをシーディング実験で明らかにしたことで、オリゴマーは凝集核形成の足場としての役割を持つことを示唆することができた。またオリゴマーを増減させる変異によって変化したアミロイドの構造がシーディングによってワイルドタイプSup-NMにも受け継がれることが分かった。そして、前年度までと今年度行ったオリゴマーとアミロイド構造の関係について論文にまとめ発表した。さらに本年度はオリゴマーの構造的解析をNMRを用いてさらに進めた。前年度までにSup-NMのNMRスペクトルが低温領域でのオリゴマー形成に伴って一部のピークが消失するなどの変化が見られることが分かっていたため、まずはモノマーSup-NMのNMRスペクトルの帰属を行い90%以上の残基を帰属することが出来た。そして、その帰属情報を用いてオリゴマー形成に伴うNMRスペクトルの変化を残基レベルで観察することができた。

In the past year, the study of yeast extract from sup35 NM (Sup-NM) was carried out, and the temperature dependence of the extract before its formation was important for determining its structure. There is no natural interaction between them. This year's research has been conducted to demonstrate the need for direct aggregation of nuclear particles. The structure of the plant is different from that of the original plant. This year's annual report is published in the Journal of Structural Relations. This year's NMR analysis In the past year, Sup-NM's NMR spectra showed that more than 90% of the residues in the low temperature domain were detected. However, the formation of molecular information is accompanied by changes in NMR molecules that can be observed at the residue level.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

酵母プリオンSup35を異なる凝集体へと導く2種の経路の解明

阐明酵母朊病毒 Sup35 形成不同聚集体的两条途径

DOI：
发表时间：
2009
期刊：
影响因子：
0
作者：
大橋祐美子;田中元雅
通讯作者：
田中元雅

Molecular basis of prion strain phenotypes in the yeast prion [PSI+] system

酵母朊病毒[PSI]系统中朊病毒菌株表型的分子基础

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
影响因子：
0
作者：
大橋祐美子;田中元雅
通讯作者：
田中元雅

Differences in prion strain conformations result from non-native interactions in a nucleus.

DOI：
10.1038/nchembio.306
发表时间：
2010-03
期刊：
NATURE CHEMICAL BIOLOGY
影响因子：
14.8
作者：
Ohhashi, Yumiko;Ito, Kazuki;Toyama, Brandon H.;Weissman, Jonathan S.;Tanaka, Motomasa
通讯作者：
Tanaka, Motomasa

Lysophospholipids induce the nucleation and extension of β2-microglobulin-related amyloid fibrils at a neutral pH