IL-6シグナルに潜むネガティブフィードバック機構の炎症性骨・歯根吸収への応用
IL-6シグナルに潜むネガティブフィードバック機構の炎症性骨・歯根吸収への応用
批准号:
18592086
负责人:
伊藤 祥作
金额:
$2.43万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
IL-6はサイトカインの一種であり,破骨細胞の分化に深く関与している。様々なシグナル伝達経路にはネガティブフィードバック機構が存在することが知られている。IL-6においても破骨細胞の分化を抑制する機構が潜んでいる可能性があると申請者らは考えている。そこで,IL-6のネガティブフィードバック機構をシグナル伝達経路の観点から明らかにすることを本研究の目的とした。平成18年度の研究目標は,破骨細胞前駆体におけるIL-6の効果について明らかにすることである。マウス骨髄から採取した破骨細胞前駆体をM-CSF+RANKLもしくはM-CSF+RANKL+IL-6の条件下で培養し,TRAP染色にて破骨細胞を染色し破骨細胞数を計測した。その結果,IL-6は破骨細胞への分化を強く抑制すること(1/4に減少)が明らかとなった。さらに,破骨細胞の分化段階について詳細に解析するために,破骨細胞分化マーカーの発現について検索を行った。TRAPおよびカルシトニンレセプターそしてカテプシンKといった初期および後期破骨細胞分化マーカーの発現は,いずれもIL-6を加えることによりほぼ完全に抑制された(TRAP:71%,カルシトニンレセプター:99%,カテプシンK:99%抑制)。さらにRANK下流のシグナル伝達分子NFkBおよびJNKそしてp38に対するIL-6の影響についての解析を行った。RAMKLがRANKに結合すると,これら3つのシグナル伝達経路が活性化されることが報告されているが,IL-6の刺激を加えるとp38の活性化には影響がなかったがIkBの分解およびJNKの活性化が抑制されることが明らかとなった。以上の解析結果から,IL-6は,破骨細胞前駆体においてRANKシグナルの活性化を抑制し,破骨細胞への分化を抑制することが明らかとなった。平成18年度の研究目標に対して十分な研究成果が得られたと考えている。
英文摘要
IL-6はサイトカインの一種であり,破骨細胞の分化に深く関与している。様々なシグナル伝達経路にはネガティブフィードバック機構が存在することが知られている。IL-6においても破骨細胞の分化を抑制する機構が潜んでいる可能性があると申請者らは考えている。そこで,IL-6のネガティブフィードバック機構をシグナル伝達経路の観点から明らかにすることを本研究の目的とした。平成18年度の研究目標は,破骨細胞前駆体におけるIL-6の効果について明らかにすることである。マウス骨髄から採取した破骨細胞前駆体をM-CSF+RANKLもしくはM-CSF+RANKL+IL-6の条件下で培養し,TRAP染色にて破骨細胞を染色し破骨細胞数を計測した。その結果,IL-6は破骨細胞への分化を強く抑制すること(1/4に減少)が明らかとなった。さらに,破骨細胞の分化段階について詳細に解析するために,破骨細胞分化マーカーの発現について検索を行った。TRAPおよびカルシトニンレセプターそしてカテプシンKといった初期および後期破骨細胞分化マーカーの発現は,いずれもIL-6を加えることによりほぼ完全に抑制された(TRAP:71%,カルシトニンレセプター:99%,カテプシンK:99%抑制)。さらにRANK下流のシグナル伝達分子NFkBおよびJNKそしてp38に対するIL-6の影響についての解析を行った。RAMKLがRANKに結合すると,これら3つのシグナル伝達経路が活性化されることが報告されているが,IL-6の刺激を加えるとp38の活性化には影響がなかったがIkBの分解およびJNKの活性化が抑制されることが明らかとなった。以上の解析結果から,IL-6は,破骨細胞前駆体においてRANKシグナルの活性化を抑制し,破骨細胞への分化を抑制することが明らかとなった。平成18年度の研究目標に対して十分な研究成果が得られたと考えている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1007/s00774-006-0731-y
发表时间:
2007-02
期刊:
Journal of Bone and Mineral Metabolism
影响因子:
3.3
作者:
[S. Itoh;F. Yoshitake;H. Narita;K. Ishihara;S. Ebisu]
通讯作者:
S. Itoh;F. Yoshitake;H. Narita;K. Ishihara;S. Ebisu
DOI:
10.1016/j.bone.2006.02.074
发表时间:
2006-09-01
期刊:
BONE
影响因子:
4.1
作者:
[Itoh, Shousaku, Udagawa, Nobuyuki, Ishihara, Katsuhiko]
通讯作者:
Ishihara, Katsuhiko
炎症性サイトカインIL-6の骨吸収および歯根吸収メカニズムの解析
-
批准号:16791155
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.24万
-
财政年份:2004
-
负责人:伊藤 祥作
-
依托单位:
骨芽細胞におけるgp130からの情報伝達による破骨細胞分化制御機構の解析
-
批准号:15791086
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.41万
-
财政年份:2003
-
负责人:伊藤 祥作
-
依托单位:
海外基金