逆方向マスキング現象を利用した脳内文字処理の時間的推移の解明
逆方向マスキング現象を利用した脳内文字処理の時間的推移の解明
批准号:
18700259
负责人:
川勝 真喜
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
文字や単語を呈示しその認識を被験者に行わせる実験では左右の両側頭部,後頭部などの活動が観察される.このことは一般的に知られている言語優位半球が左側頭葉にあるとすることと一致しない.この理由は文字などを見た際の脳活動には,文字認知の過程における言語活動だけではなく,視覚的な処理などが含まれることが原因であると考えることができる.文字認知の時間的推移を調べる第一歩として,昨年度同様,マスキングの度合いを強中弱無の刺激4種を用意し,脳活動の中で文字認知に関する部分だけがマスキング度合に応じた活動をすると考え,その活動を脳磁界により計測した(被験者14名).刺激は,平仮名2文字の単語(例:やま,かわ,みち等)・非単語(例:もぽ,きあ,てど等)の2つのカテゴリのうちからランダムで呈示し,続いて空白なし(マスク(強))・空白17ms(マスク(中)),34ms(マスク(弱)),約100ms(マスク(無))のいずれかとした後,マスク画像としてハングル文字を同位置に呈示した.被験者には,平仮名2文字が単語か非単語であったかを答えさせた.空白時間とタスク正答率の間には明瞭な関係があり,空白時間が長くなるほど正答率は上がった.210ms近辺で多くの被験者に左右の側頭部に活動が観察された.しかし,タスク正答率に明らかな差異がありながら仮名文字呈示後210ms近辺までの両側頭部の活動には,空白時間の変化に対応した反応はなかった.それに続く250-350msの左側頭部での活動は,タスク正答率が上がるにつれ,その活動も大きくなった.この活動に続いて,数人の被験者では右側頭部でも同様の活動が見られた.これらのことから,210ms以前の活動は文字認知の中でも言語処理そのものではなく前段階の処理の活動と考える.250-350msの活動が正答率と相関があることから文字認知の中でも言語処理の活動であると考える.
英文摘要
文字や単語を呈示しその認識を被験者に行わせる実験では左右の両側頭部,後頭部などの活動が観察される.このことは一般的に知られている言語優位半球が左側頭葉にあるとすることと一致しない.この理由は文字などを見た際の脳活動には,文字認知の過程における言語活動だけではなく,視覚的な処理などが含まれることが原因であると考えることができる.文字認知の時間的推移を調べる第一歩として,昨年度同様,マスキングの度合いを強中弱無の刺激4種を用意し,脳活動の中で文字認知に関する部分だけがマスキング度合に応じた活動をすると考え,その活動を脳磁界により計測した(被験者14名).刺激は,平仮名2文字の単語(例:やま,かわ,みち等)・非単語(例:もぽ,きあ,てど等)の2つのカテゴリのうちからランダムで呈示し,続いて空白なし(マスク(強))・空白17ms(マスク(中)),34ms(マスク(弱)),約100ms(マスク(無))のいずれかとした後,マスク画像としてハングル文字を同位置に呈示した.被験者には,平仮名2文字が単語か非単語であったかを答えさせた.空白時間とタスク正答率の間には明瞭な関係があり,空白時間が長くなるほど正答率は上がった.210ms近辺で多くの被験者に左右の側頭部に活動が観察された.しかし,タスク正答率に明らかな差異がありながら仮名文字呈示後210ms近辺までの両側頭部の活動には,空白時間の変化に対応した反応はなかった.それに続く250-350msの左側頭部での活動は,タスク正答率が上がるにつれ,その活動も大きくなった.この活動に続いて,数人の被験者では右側頭部でも同様の活動が見られた.これらのことから,210ms以前の活動は文字認知の中でも言語処理そのものではなく前段階の処理の活動と考える.250-350msの活動が正答率と相関があることから文字認知の中でも言語処理の活動であると考える.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
聴覚逆方向マスキングを引き起こす音刺激に対する誘発MEGのN1mと時間窓関数の関係モデル
引起听觉后向掩蔽的声音刺激诱发的 MEG N1m 与时间窗函数之间的关系模型
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
電子情報通信学会誌D Vol. J90-D, No.4
影响因子:
--
作者:
[阿部雅也, 根本幾, 田中慶太, 川勝真喜, 小谷誠]
通讯作者:
小谷誠
Removing blink and eye movement artifacts from MEG and EEG datausing ICA
使用 ICA 从 MEG 和 EEG 数据中去除眨眼和眼球运动伪影
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Chang Jin, Masaki Kawakatsu]
通讯作者:
Masaki Kawakatsu
文字に対する逆方向マスキングの度合いによる脳活動の変化
大脑活动的变化取决于字母的向后掩蔽程度
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[川勝真喜, 田中慶太, 小谷誠]
通讯作者:
小谷誠
Stochastic Resonance Seen as Increase in Phase Synchrony or Power in Auditory Steady-state Responses in MEG
随机共振被视为 MEG 听觉稳态响应中相位同步或功率的增加
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Keita. TANAKA, Masaki. KAWAKATSU, Iku. NEMOTO]
通讯作者:
Iku. NEMOTO
Left-hemisphere dominance in language recognition observed in magnetoencephalogram: modulation of responsive activities by backward masking.
脑磁图中观察到的左半球在语言识别中的优势:通过向后掩蔽调节反应活动。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[M. Kawakatsu, K. Tanaka]
通讯作者:
K. Tanaka
共 10 条
逆方向マスキングを引き起こす視聴覚刺激に対する脳内活動の推定
-
批准号:16700250
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.92万
-
财政年份:2004
-
负责人:川勝 真喜
-
依托单位:
海外基金