アイヌ語北東方言(宗谷、北見、美幌、網走方言)の辞書作成及び資料集成
アイヌ語北東方言(宗谷、北見、美幌、網走方言)の辞書作成及び資料集成
批准号:
18720096
负责人:
手塚 順孝
金额:
$0.7万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
本研究の目的は、宗谷方言が録音されたテープを聞き起こし、初年度の成果である『アイヌ語北見・宗谷辞典草案』のデータ作成の際に用いられた記述方法に則って、電算化されたテクストとして編纂し、その資料を基にしたコンコーダンスを作成することであった。そして当初の計画通り、当テクストの作成、電算化を行い、そのコンコーダンスを作成した。宗合方言のテクストはほとんど存在しないため、テープ聞き起しは困難を極めた。そのため、他方言のテクストを参照しつつ、聞き取った内容の解釈を判断する必要があった。まず、北見、網走方言などの調査を行なったが、昨年度の辞書編纂で明らかであったように、主に地名研究や語彙集内でのデータがほとんどであり、残念ながら現存するテクストはほとんど確認することが出来なかった。そこで、少しでも多くの情報を得ていくため、さらにその周辺の方言のテクストに範囲を広げてテクスト収集を行なった。これはテープの聞き起こし・電算化・テクスト作成と同時進行で行なわれた。その成果の集大成として、聞き起こした宗谷方言のテクストだけでなく、言語分類学的に比較的近い方言である釧路白糠方言、さらにその周辺の方言に当たる十勝方言、新冠方言(ユーカラ)のテクストなども取り込んだ『アイヌ語学研究資料』を、報告書として作成した。アイヌ語宗谷、北見、美幌、網走方言にとどまらず、それ以上の資料を収集した本報告書により、語法の包括的リサーチがさらに可能になり、マクロ的視点からの文法分析を行なう基礎を確立することができた。電算化されたテクストがほとんど存在しないアイヌ語北見・宗谷方言の実態が少しでも明らかになり、アイヌ語学という分野が格段に進歩する一端を担うことが十分期待できる。
英文摘要
本研究の目的は、宗谷方言が録音されたテープを聞き起こし、初年度の成果である『アイヌ語北見・宗谷辞典草案』のデータ作成の際に用いられた記述方法に則って、電算化されたテクストとして編纂し、その資料を基にしたコンコーダンスを作成することであった。そして当初の計画通り、当テクストの作成、電算化を行い、そのコンコーダンスを作成した。宗合方言のテクストはほとんど存在しないため、テープ聞き起しは困難を極めた。そのため、他方言のテクストを参照しつつ、聞き取った内容の解釈を判断する必要があった。まず、北見、網走方言などの調査を行なったが、昨年度の辞書編纂で明らかであったように、主に地名研究や語彙集内でのデータがほとんどであり、残念ながら現存するテクストはほとんど確認することが出来なかった。そこで、少しでも多くの情報を得ていくため、さらにその周辺の方言のテクストに範囲を広げてテクスト収集を行なった。これはテープの聞き起こし・電算化・テクスト作成と同時進行で行なわれた。その成果の集大成として、聞き起こした宗谷方言のテクストだけでなく、言語分類学的に比較的近い方言である釧路白糠方言、さらにその周辺の方言に当たる十勝方言、新冠方言(ユーカラ)のテクストなども取り込んだ『アイヌ語学研究資料』を、報告書として作成した。アイヌ語宗谷、北見、美幌、網走方言にとどまらず、それ以上の資料を収集した本報告書により、語法の包括的リサーチがさらに可能になり、マクロ的視点からの文法分析を行なう基礎を確立することができた。電算化されたテクストがほとんど存在しないアイヌ語北見・宗谷方言の実態が少しでも明らかになり、アイヌ語学という分野が格段に進歩する一端を担うことが十分期待できる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
アイヌ語学研究資料2
阿伊努语研究资料2
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Matsumoto, Kazuko, 高橋美帆, TAKAHASHI Miho, 高橋美帆, TAKAHASHI Miho, 手塚 順孝]
通讯作者:
手塚 順孝
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