クォーコニウムをプローブとしたクォークグルオンプラズマ物質の物性研究

以夸为探针的夸克-胶子等离子体材料物理性质研究

基本信息

批准号：
19840012
负责人：
郡司卓
金额：
$ 1.99万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份：
2007
资助国家：
日本
起止时间：
2007 至 2008
项目状态：
已结题

项目摘要

申請者は前年度に引き続き米国ブルックヘブン国立研究所のRHIC加速器を用いたPHENIX実験に参加し、RHICエネルギーの金・金衝突で申請者が観測したJ/Ψ収量抑制に関する現象論的理論モデルを構築した。RHICエネルギーで成功を収めている相対論的流体計算に基づく衝突後の系(クォークグルオンプラズマ)の時空発展を考慮し、J/Ψの抑制パターン(衝突係数依存性)からクォークグルオンプラズマ中でJ/Ψが受けるカラー遮蔽効果を検証し、J/Ψの抑制が始まる温度・パートン密度を算出する事に成功した。この一連の研究は申請者が中心となって投稿論文として纏め上げられ、Phys. Rev. Cに掲載された。さらに、申請者は2つの国際会議と1つの国内物理学会で成果発表を行った。申請者は今年度より欧州素粒子原子核研究所(CERN)のLHC加速器を用いたALICE実験での研究を開始した。LHCは2008年から稼動開始予定であり、ALICE実験でのクォーコニウム測定にはクォーコニウムから崩壊する電子対を同定する遷移輻射検出器(TRD)の早急な完成と円滑なオペレーションが必須であった。申請者は2007年度、TRDの製作が進められているミュンスター大学に滞在し、TRDの製作を進めると同時に読み出し回路の動作確認を行い、TRDを制御するソフトウェアー開発を行ってきた。また、申請者は日本で同様の読み出し回路のテストベンチを構築し、継続してソフトウェアー開発を行ってきた。2007年11月には、CERNのPSビームラインでTRDのテスト実験が行われ、申請者はそれに参加し、申請者が一部開発したソフトウェアーの動作確認がチェックされた。このテスト実験はTRDの性能評価を行う上でも重要であり、性能評価のためのデータ解析は現在進行中である。

在上一年之后，申请人使用了美国布鲁克黑文国家实验室的RHIC加速器参加了近年实验，并构建了一种现象学理论模型，用于抑制申请人在rhic能量的金金碰撞中观察到的J/ψ产量。 Taking into account the space-time evolution of post-collision systems (quark gluon plasmas) based on relativistic fluid calculations that have achieved success with RHIC energy, we investigated the color shielding effect that J/Ψ in the quark gluon plasma from the suppression pattern (collision coefficient dependence) of J/Ψ, and successfully calculated the temperature and parton density where J/Ψ suppression begins.这一系列研究主要由申请人发表，主要由申请人出版。 C. C.此外，申请人在两个国际会议和一次国家物理会议上提出了结果。从本财政年度开始，申请人使用欧洲基础粒子核研究所（CERN）的LHC加速器开始研究爱丽丝实验。 LHC计划于2008年开始运行，而Alice实验中的Quaconium测量结果需要快速完成和平滑运行过渡辐射检测器（TRD），以识别从Quaconium衰减的电子对。 2007年，申请人留在了正在生产TRD的Munster大学，与此同时，他继续进行TRD的生产，他检查了读取电路的运行，并开发了用于控制TRD的软件。申请人还在日本建立了一个具有类似读数电路的测试工作台，并继续开发软件。 2007年11月，在CERN的PS梁线上进行了TRD测试，并参与了申请人，并检查了对申请人部分开发的软件的操作确认。该测试实验对于执行TRD绩效评估也很重要，目前正在进行绩效评估的数据分析。