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フランス現象学的美学の「系譜」研究－スーリオ、メルロ＝ポンティ、デュフレンヌ

法国现象学美学的“谱系”研究——苏利奥、梅洛-庞蒂、杜弗雷斯

基本信息

批准号：
11J08093
负责人：
春木有亮
金额：
$ 0.77万
依托单位：
Kitami Institute of Technology (2012)Osaka City University (2011)
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2011
资助国家：
日本
起止时间：
2011 至 2012
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11J08093/
关键词：
知覚美学飽きスーリオ

项目摘要

本研究があつかう「知覚」の問題系のなかで、「飽き」の概念をあつかう試みを開始した。第一段階のアプローチとして、ラース・スヴェンセン『退屈の小さな哲学』(2005)をはじめとし、退屈を論じる文献を収集、読解を進めた(ピーター・トゥーヒー『退屈息もつかせぬその歴史』、小谷野敦『退屈論』、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』)。とりわけ、河本英夫『飽きる力』(2010)における、自己創造の契機である飽き概念を、メルロ=ポンティの習慣概念と比較しつつ、吟味した。さらに、一つの具体的現象を通して、知覚の問題を美学の立場から考察するために、デザイン製品の「色彩化」をあつかう研究を進めた。より具体的には、19世紀後半から20世紀前半のアメリカにおける量産ギターの色彩化をあつかい、その成果は、2011年7月に意匠学会大会にて発表、2012年、同学会の雑誌に論文のかたちで掲載された。同論文では、1960年前後に、大手の量産ギター・メイカーの製品において、カラー・ヴァリエイションが豊かになる「色彩化」の現象を指摘し、色彩化に至るまでのアメリカン・ギターの歴史を跡づけた。そのうえで、アメリカの量産ギターにおける色彩化は、「近代化」に対する脱近代化、もしくは、「大衆化」であると位置づけた。

This study begins with the concept of "satiety" and the problem of "knowledge". The first stage is "Philosophy of Retirement"(2005), which is a collection of literature and an explanation of the theory of retirement (History of Retirement, Atsushi Otani, Ethics of Retirement). Kawamoto Hideo's "Satsuki"(2010) In addition, a specific phenomenon is understood, the problem is known, the aesthetic position is investigated, and the product is colored. The concrete results of the paper were published in July 2011 at the General Assembly of the Institute of Italian Craftsmen. In 2012, the paper was published in the Journal of the Homecoming Association. In the same paper, the phenomenon of "colorization" was pointed out and the history of colorization was traced from the production of large quantities of products around 1960 to the production of large quantities of products. The color change, modernization, popularization, and position change are the main reasons for this.