女性による保守運動の実証研究－現代日本社会の右傾化に着目して

女性保守运动的实证研究——以当代日本社会的右倾为中心

基本信息

批准号：
15J04286
负责人：
鈴木彩加
金额：
$ 1.08万
依托单位：
Doshisha University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2015
资助国家：
日本
起止时间：
2015-04-24 至 2018-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15J04286/
关键词：
保守運動ジェンダー排外主義

项目摘要

1990年代以降の日本社会では「保守」を自称する運動が活発な動きをみせてきた。社会運動研究はこれまで、いわゆる「左派」に分類される運動団体を対象としてきたが、歴史修正主義にもとづく中学校歴史・公民教科書の作成とその採択運動を行う「新しい歴史教科書をつくる会」が1990年代後半に結成されて以降、保守運動への学術的関心は高まっている。日本国内における保守運動研究は2000年代以降になってようやく取り組まれるようになったのに対し、米国ではキリスト教福音派を中心とした「ニューライト」と呼ばれる保守運動を対象とした研究が長年に渡って蓄積されている。そのなかで、米国のフェミニズム研究は保守運動の女性参加者に注目し、「なぜ女性が保守運動に参加するのか」という問いをめぐって議論が行われてきた。日本でも保守運動への女性の参入は相次いでおり、女性中心の保守運動グループが登場しているものの、その実態は十分に把握されておらず、また、女性に着目しながら保守運動を論じる研究も未だ少ない。そこで本研究では、文献研究やフィールドワーク、インタビュー調査、記事分析といった質的データを質的に分析しながら女性による保守運動の実態を明らかにすることを通して、米国のフェミニズム研究のち県を援用しながら、現代社会の「右傾化」を捉えるための新たな視座を提示することを目的とした。

自1990年代以来，日本社会一直在积极朝着自称为“保守派”迈进。社会运动研究以前曾针对归类为“左”群体的体育团体，但是自创建“新历史教科书创作社会”以来，该团体创建和运动以采用基于历史修正主义的初级高中历史和公民教科书，于1990年代后期成立，因此，保守运动的学术兴趣一直在增长。尽管自2000年代以来，对日本境内的保守运动的研究一直在进行中，但在美国的研究重点是称为“新灯”的保守运动，围绕基督教福音派人士，已经积累了很多年。其中，美国的女权主义研究专注于保守运动的女性参与者，并就这个问题进行了辩论：“妇女为什么参加保守运动？”在日本，妇女一直在一个接一个地进入保守运动，尽管以女性为中心的保守运动团体已经出现，但现实尚未完全理解，并且在关注女性的同时讨论保守派运动的研究仍然很少。因此，这项研究旨在通过定性分析定性数据，例如文学研究，实地研究，访谈研究和文章分析，阐明妇女保守的运动的现实，并通过帮助美国女权主义研究后的县，从而介绍了一种新的观点来捕获现代社会的“右倾”。