鉱物の共生効果によるアミノ酸重合触媒作用-新しい分子進化工学の創生を目指して-
鉱物の共生効果によるアミノ酸重合触媒作用-新しい分子進化工学の創生を目指して-
批准号:
19656236
负责人:
佐藤 努
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2009
中文摘要
21年度は、昨年度より行ってきた構造や組成の異なる単一鉱物のペプチド生成反応に対する触媒作用の比較・検討を継続するとともに、それらの共生効果についての検討を行った。今回検討した鉱物は、Ca-、Na-、H型モンモリロナイト、γ-アルミナ、ヘクトライト、バイデライト、石英、ペリクレイス、カルサイト、ドロマイト、カオリナイト、クリソタイル、ハイドロタルサイトである。今回の実験で生成されたペプチドは、2量体の環状無水物(DKP)と2~6量体の直鎖状ペプチドであった。鉱物を付加しないコントロールと比べると、鉱物を用いた全ての実験で鉱物によるアミノ酸重合触媒作用が認められた。ただし、ペプチドの生成量は使用した鉱物によって顕著な違いが認められ、高い触媒能を示したのはカルサイトやドロマイト等の炭酸塩鉱物であった。また、ほとんどの鉱物は相対湿度50%にて最も高い触媒効果を示し、相対湿度を制御して鉱物表面でのDKP生成を抑制し、より長い直鎖のポリペプチドの生成を可能にしているものと推定する。また、2つの鉱物を混合した系でのペプチド生成反応に対する触媒作用を比較検討したところ、モンモリロナイトとカルサイト、ハイドロタルサイトとカルサイトを混合した系で、単一鉱物を用いた系より顕著に高い触媒作用を示すことが明らかとなった。これはカルサイト表面が負に帯電しているため、アミノ基がカルサイト表面において脱プロトン化し易く、その結果としてモンモリロナイトやハイドロタルサイト端面でのアミノ酸重合触媒効果が促進されたものと考える。以上のことから、アミノ酸重合触媒効果を促進してより長鎖のペプチドを形成するためには、鉱物の共生効果が高い混合系において相対湿度を50%程度にコントロールした状態でエージングすることが最も有効であると推定された。
英文摘要
21年度は、昨年度より行ってきた構造や組成の異なる単一鉱物のペプチド生成反応に対する触媒作用の比較・検討を継続するとともに、それらの共生効果についての検討を行った。今回検討した鉱物は、Ca-、Na-、H型モンモリロナイト、γ-アルミナ、ヘクトライト、バイデライト、石英、ペリクレイス、カルサイト、ドロマイト、カオリナイト、クリソタイル、ハイドロタルサイトである。今回の実験で生成されたペプチドは、2量体の環状無水物(DKP)と2~6量体の直鎖状ペプチドであった。鉱物を付加しないコントロールと比べると、鉱物を用いた全ての実験で鉱物によるアミノ酸重合触媒作用が認められた。ただし、ペプチドの生成量は使用した鉱物によって顕著な違いが認められ、高い触媒能を示したのはカルサイトやドロマイト等の炭酸塩鉱物であった。また、ほとんどの鉱物は相対湿度50%にて最も高い触媒効果を示し、相対湿度を制御して鉱物表面でのDKP生成を抑制し、より長い直鎖のポリペプチドの生成を可能にしているものと推定する。また、2つの鉱物を混合した系でのペプチド生成反応に対する触媒作用を比較検討したところ、モンモリロナイトとカルサイト、ハイドロタルサイトとカルサイトを混合した系で、単一鉱物を用いた系より顕著に高い触媒作用を示すことが明らかとなった。これはカルサイト表面が負に帯電しているため、アミノ基がカルサイト表面において脱プロトン化し易く、その結果としてモンモリロナイトやハイドロタルサイト端面でのアミノ酸重合触媒効果が促進されたものと考える。以上のことから、アミノ酸重合触媒効果を促進してより長鎖のペプチドを形成するためには、鉱物の共生効果が高い混合系において相対湿度を50%程度にコントロールした状態でエージングすることが最も有効であると推定された。
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シュベルトマナイトへの様々なオキシ陰イオンの吸着とその後の安定性
施威特曼石上各种含氧阴离子的吸附及其随后的稳定性
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
粘土科学 47
影响因子:
--
作者:
[H. Yabuta, M. Fukushima, M. Kawasaki, F. Tanaka, T. Kobayashi, K. Tatsumi, 高田盛生・福士圭介・佐藤努・米田哲朗]
通讯作者:
高田盛生・福士圭介・佐藤努・米田哲朗
ブルーサイト表面におけるオキシ陰イオンの錯形成反応
水镁石表面氧阴离子的络合物形成反应
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
粘土科学 48
影响因子:
--
作者:
[Tamamura, S., Sato, T., Ota, Y., Aota, Y., Kashiwaya, K. and Kumagai, M., 森本和也・佐藤努・米田哲朗]
通讯作者:
森本和也・佐藤努・米田哲朗
Complexation reactions of inorganic anions on layered double hydroxide surfaces
层状双氢氧化物表面无机阴离子的络合反应
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kazuya Morimoto, Tsutomu Sato and Tetsuro Yoneda]
通讯作者:
Tsutomu Sato and Tetsuro Yoneda
DOI:
10.1016/j.clay.2009.08.017
发表时间:
2009-11
期刊:
Applied Clay Science
影响因子:
5.6
作者:
[A. Miura;R. Okabe;K. Izumo;M. Fukushima]
通讯作者:
A. Miura;R. Okabe;K. Izumo;M. Fukushima
黄砂
黄沙
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[財前 祐二, ら, 財前祐二]
通讯作者:
財前祐二
共 11 条
放射性廃棄物処分におけるセメント―ペントナイト界面の物質移動
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批准号:09F09306
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2009
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负责人:佐藤 努
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依托单位:
潜在する微生物テルペノイドの発掘及び新型テルペン環化酵素遺伝子の取得
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批准号:17780088
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2005
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负责人:佐藤 努
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依托单位:
新規テルペン環化酵素の微生物ゲノムからの発掘
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批准号:15780083
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:佐藤 努
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依托单位:
スクアレン環化酵素の触媒反応機構の分子生物学的手法による解明
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批准号:00J05448
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2000
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负责人:佐藤 努
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依托单位:
イオン交換反応により炭酸イオンを固定する鉱物の生成機構
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批准号:12740298
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:佐藤 努
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依托单位:
海外基金