聖人伝史料によるマムルーク朝期コプト社会の研究

利用圣徒传记材料研究马穆鲁克时期科普特社会

• 批准号: 22720265
• 负责人: 辻 明日香
• 金额: $ 2.5万
• 依托单位: The University of Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2010
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2010-04-01 至 2013-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22720265/
• 关键词: 中世史; 史料学; エジプト; 宗教的寛容; イスラーム史; 東方キリスト教史; コプト学; 聖人研究; 国際研究者交流; 多国籍

「ムスリム社会」であったと考えられがちであるマムルーク朝期エジプトについて、キリスト教の視点、具体的にはキリスト教徒にもムスリムにも崇敬されたキリスト教の聖人の活動から当時の社会のあり方について考察している。本年度は、1.コプト聖人伝写本の網羅的収集、2.写本の内容の整理と分析、3.成果の発表を行った。1.1、エジプト調査:9/24-10/3にかけ、エジプトのワーディー・ナトルーンを中心に修道院で調査を行い、写本を閲覧した。今回は同一の聖人伝に写本が2系統あるもの(一部全く別個の内容)を初めて確認し、その聖人伝に関する先行研究上の矛盾を解決した。1.2、1/23-1/30にかけ、イタリアのベネチア、マルチアーナ図書館にてアラビア語キリスト教文学の写本を網羅的に調査した。2.写本情報の整理:本年度も引き続き、収集した写本の情報(文字の解読や写本系統)を整理した。成果の一部は2012年3月に学術雑誌『オリエント』に掲載された。日本におけるアラビア語コプト文学の研究としては画期的な内容であったと考えている。3、成果報告:本年度は研究成果を3回報告し、論文を2本発表した。例えば5月に開催された日本中東学会では平成22年度の調査で発見した『ユハンナー・アッラッバーン伝』の内容に基づき、中世エジプトにおける農村地帯のキリスト教徒の生活について報告した。学術論文としては平成22年度にスペインで行った報告も論文集の一部としてスペインから近日中に刊行される予定である。なお、本年度は報告するはずであったアメリカ宗教学会のセッションは人数不足によりキャンセルとなり、同様に報告を依頼されていたコプト歴史学会も開催地であるエジプトの政情不安により延期となった。

"The society of the times" is a topic of discussion and discussion. It is a topic of discussion and discussion. It is a topic of discussion and discussion. This year, 1. The collection of the author's articles, 2. The arrangement and analysis of the contents of the articles, 3. The presentation of the results. 1.1、エジプト调査:9/24-10/3にかけ、エジプトのワーディー·ナトルーンを中心に修道院で调査を行い、写本を阅览した。This time, the author of the same book wrote two books (one book and the other book), and the author first confirmed the contradiction between the two books. 1.2 From 1/23 to 1/30, we investigated the content of teaching literature. 2. Organization of this information: This year's introduction, collection and organization of this information (text and text system) The first part of the work was published in March 2012 in the academic journal "Open Space". A Study of Japanese Literature and the Content of Japanese Literature 3. Results report: 3 reports on research results of this year, 2 reports on papers. For example, in May, the Japanese Middle East Society launched a survey on the 22nd year of Heisei, and found that the contents of the survey were based on the report on the life of rural residents in the middle ages. Academic papers published in 2012 are part of a collection of papers published in the near future. This year's report is insufficient.

项目成果

マムルーク朝期エジプト・デルタ地方におけるコプト集落:コプト聖人ユハンナー・アッルッバーンの足跡を中心に

马穆鲁克时期埃及三角洲地区的科普特定居点：聚焦科普特圣人尤汉娜·鲁班的足迹

• 发表时间: 2011
• 作者: Fujiwara M.;Matsuoka;Y.;Asuka TSUJI;辻明日香
• 通讯作者: 辻明日香

Messianic Expectations of the Copts in Medieval Egypt

中世纪埃及科普特人对弥赛亚的期望

• 发表时间: 2011
• 作者: Fujiwara M.;Matsuoka;Y.;Asuka TSUJI
• 通讯作者: Asuka TSUJI