栄養感知システムmTORシグナルの分子基盤の解明と分子栄養学への展開
栄養感知システムmTORシグナルの分子基盤の解明と分子栄養学への展開
批准号:
23617012
负责人:
原 賢太
金额:
$3.49万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
mTORシグナルの栄養代謝における役割を生体で解析するため、mTORC1シグナル特異的阻害剤であるラバマイシンを腹腔内投与したC57BL6マウスモデルを用いて解析を行ったところ、非投与群に比べて体重血糖、遊離脂肪酸や脂肪重量などには有意な差は認めなかったが絶食後の血中ケトン値がラバマイシン投与群で有意に高値を示していることを前年度見出したそこで次に肥満、2型糖尿病モデルであるKK-Ayマウスに同様の解析を行った。その結果やはりラバマイシン処理群で血中ケトン体の産生が有意に増加していた。また投与群で体重増加が有意に抑えられていたにもかかわらず、随時血糖値の上昇、肝・脂肪重量の低下が見られ、またインスリン負荷試験にてインスリン感受性の低下が見られた。一方、mTORヘテロノックアウトマウスを用いて同様の解析を行ったが、ヘテロ欠損はlittermateの野生型と比べても、絶食後のケトン体や遊離脂肪酸の産生および脂肪や肝重量に有意な差を認めなかった。以上のラバマイシンを用いたマウスモデルの解析から、mTORC1シグナルは、飢餓時におけるケトン体産生に対して抑制的に働いている一方、mTORC1経路の抑制は、末梢でのインスリン感受性と膵β細胞の代償性肥大化を抑制することで、耐糖能の悪化をきたすことが明らかとなった。mTORC1は生体において、糖・エネルギー代謝において重要な役割を担っており、分子栄養学的な観点から重要な標的分子であることが明らかとなった。
英文摘要
mTORシグナルの栄養代謝における役割を生体で解析するため、mTORC1シグナル特異的阻害剤であるラバマイシンを腹腔内投与したC57BL6マウスモデルを用いて解析を行ったところ、非投与群に比べて体重血糖、遊離脂肪酸や脂肪重量などには有意な差は認めなかったが絶食後の血中ケトン値がラバマイシン投与群で有意に高値を示していることを前年度見出したそこで次に肥満、2型糖尿病モデルであるKK-Ayマウスに同様の解析を行った。その結果やはりラバマイシン処理群で血中ケトン体の産生が有意に増加していた。また投与群で体重増加が有意に抑えられていたにもかかわらず、随時血糖値の上昇、肝・脂肪重量の低下が見られ、またインスリン負荷試験にてインスリン感受性の低下が見られた。一方、mTORヘテロノックアウトマウスを用いて同様の解析を行ったが、ヘテロ欠損はlittermateの野生型と比べても、絶食後のケトン体や遊離脂肪酸の産生および脂肪や肝重量に有意な差を認めなかった。以上のラバマイシンを用いたマウスモデルの解析から、mTORC1シグナルは、飢餓時におけるケトン体産生に対して抑制的に働いている一方、mTORC1経路の抑制は、末梢でのインスリン感受性と膵β細胞の代償性肥大化を抑制することで、耐糖能の悪化をきたすことが明らかとなった。mTORC1は生体において、糖・エネルギー代謝において重要な役割を担っており、分子栄養学的な観点から重要な標的分子であることが明らかとなった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
膵β細胞特異的 Rheb 過剰発現 NOD マウスにおける 1 型糖尿病発症の検討.
研究胰腺 β 细胞特异性 Rheb 过表达 NOD 小鼠 1 型糖尿病的发病情况。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐々木弘智, 安田尚史, 森山啓明, 清水まみ, 中村 晃, 荒井隆志, 永田正男, 原 賢太, 横野浩一]
通讯作者:
横野浩一
Acceleration of autoimmune diabetes in Rheb-congenic NOD mice with β-cell-specific mTORC1 activation
β细胞特异性 mTORC1 激活可加速 Rheb 同源 NOD 小鼠的自身免疫糖尿病
DOI:
10.1016/j.bbrc.2011.04.026
发表时间:
2011
期刊:
Biochem Biophys Res Commun
影响因子:
--
作者:
[Sasaki, et al]
通讯作者:
et al
DOI:
10.1111/j.1447-0594.2011.00729.x
发表时间:
2012-01-01
期刊:
GERIATRICS & GERONTOLOGY INTERNATIONAL
影响因子:
3.3
作者:
[Nakamura, Akira, Hara, Kenta, Yokono, Koichi]
通讯作者:
Yokono, Koichi
細胞増殖制御因子としてのアミノ酸によるラパマイシン標的蛋白mTORの活性制御機構
-
批准号:10770063
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:1998
-
负责人:原 賢太
-
依托单位:
海外基金