腱治癒促進と組織癒着防止を同時達成する材料システム創出と革新的腱治療法の開拓
腱治癒促進と組織癒着防止を同時達成する材料システム創出と革新的腱治療法の開拓
批准号:
24300171
负责人:
原 慶宏
金额:
$4.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2014-03-31
中文摘要
腱手術の深刻な合併症である腱癒着・再断裂を阻止するため、生体親和性に優れたポリマーゲル(PMPCゲル)を癒着防止材として実用化するための基礎検討を行った。PMPCゲルはPMBVとポリビニルアルコール(PVA)の可逆的結合により形成されるが、限外濾過法によりアルブミンに近い低分子量の水溶性PMPCの作成を試みた。各種濃度のPMBVとPVAの組み合わせを検討したが、生体内での解離速度などから、本実験にもちいるPMPCゲル合成の条件は、5.0%PMBV+2.5%PVAを用いる事と決定した。続いて、上記条件で作成されるPMPCゲルの癒着防止効果を、家兎モデルを用いて検討した。具体的には、全身麻酔下にヒトZone II屈筋腱損傷に相当する腱断裂に対する腱縫合での癒着防止、治癒促進効果を検討した。癒着防止効果の測定には組織学的評価・力学的評価を行い、同時に治癒に対する影響を計るため、縫合腱の破断強度測定なども行った。1週経過時のWOF(Work of flexion)を測定すると、PMPC群で有意に低く、PMPCの癒着防止効果が示唆された。また、1週経過時の縫合腱破断強度に有意差はなく、PMPCは腱の治癒を阻害する作用はないと考えられた。PMPCゲルと併用する治癒促進効果を期待できる候補物質として、多血小板血漿(platelet rich plasma : PRP)に着目した。PRPは精製方法ならびにゲル化方法によってその性質が大きく異なる事から、本実験系における最適な精製方法ならびにゲル化条件について検討した。精製方法としてはDouble spin法が血小板の回収率が高かった。ゲル化の際にはCaのみで行う方法もあったが、同方法ではゲルの強度が低かった。そのため本実験では強度に優れるトロンビン+Caを用いてゲル化を行う方針とした。
英文摘要
腱手術の深刻な合併症である腱癒着・再断裂を阻止するため、生体親和性に優れたポリマーゲル(PMPCゲル)を癒着防止材として実用化するための基礎検討を行った。PMPCゲルはPMBVとポリビニルアルコール(PVA)の可逆的結合により形成されるが、限外濾過法によりアルブミンに近い低分子量の水溶性PMPCの作成を試みた。各種濃度のPMBVとPVAの組み合わせを検討したが、生体内での解離速度などから、本実験にもちいるPMPCゲル合成の条件は、5.0%PMBV+2.5%PVAを用いる事と決定した。続いて、上記条件で作成されるPMPCゲルの癒着防止効果を、家兎モデルを用いて検討した。具体的には、全身麻酔下にヒトZone II屈筋腱損傷に相当する腱断裂に対する腱縫合での癒着防止、治癒促進効果を検討した。癒着防止効果の測定には組織学的評価・力学的評価を行い、同時に治癒に対する影響を計るため、縫合腱の破断強度測定なども行った。1週経過時のWOF(Work of flexion)を測定すると、PMPC群で有意に低く、PMPCの癒着防止効果が示唆された。また、1週経過時の縫合腱破断強度に有意差はなく、PMPCは腱の治癒を阻害する作用はないと考えられた。PMPCゲルと併用する治癒促進効果を期待できる候補物質として、多血小板血漿(platelet rich plasma : PRP)に着目した。PRPは精製方法ならびにゲル化方法によってその性質が大きく異なる事から、本実験系における最適な精製方法ならびにゲル化条件について検討した。精製方法としてはDouble spin法が血小板の回収率が高かった。ゲル化の際にはCaのみで行う方法もあったが、同方法ではゲルの強度が低かった。そのため本実験では強度に優れるトロンビン+Caを用いてゲル化を行う方針とした。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DIOファミリー分子と甲状腺ホルモンシグナルによる関節軟骨制御機構の解明
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批准号:25670633
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.41万
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财政年份:2013
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负责人:原 慶宏
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依托单位:
海外基金