求愛歌に着目した性的隔離の遺伝学的基盤とその進化に関する研究
求愛歌に着目した性的隔離の遺伝学的基盤とその進化に関する研究
批准号:
24770003
负责人:
山田 博万
金额:
$3.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2014-03-31
中文摘要
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英文摘要
昨年度に引き続き、各モザイクゲノム系統由来の雄とD. ananassae(以下ana)、D. pallidosa(以下pal)雌との交尾率測定および配偶行動の観察を継続して実施。当初予定としていた全266系統の行動観察はダニ混入による新規系統移入の中断などによりかなわなかったが、計65系統について詳細な行動観察および交尾率の算出を行った。さらに行動観察で得た各雄の求愛に対する雌の反応を指標化するためにFemale Response Index(FRI)を開発した。交尾率は複数の要因から成る性的隔離を単一の結果で示すが、行動観察で得た記録データから算出するFRIは情報量が豊富で解像度の高い結果が得られると期待された。FRIにより行動データを数値化してみた結果、交尾率とほぼ同一の傾向を示した。これは、雄の求愛を受けた雌の反応が交尾の有無を決定していることを明確に意味する。前述の交尾率および行動観察の結果と、既に設定済みの9つの分子マーカーとを併せてデータを解析した結果、3つのマーカーに性的隔離との強い関連性が認められ、また異なる3つのマーカーにやや強い関連性、残りの3つのマーカーにはほとんど関連性が認められない、など、領域によって明らかに異なる結果が得られた。しかしながら、より詳細にデータを見ていくと、これら効果の認められた複数領域のうち、特定の1領域によってどちらの雌に受け入れられるかが強く支配されていることが分かった。さらにこの最も支配的な効果を持つ領域をより詳細にマッピングを行うために新たに9個の新規マーカーを設計し、行動観察を行った65系統について遺伝子タイピングを実施した。また同様に既に決定済みの9マーカーのある領域についても新たにマーカーを設計、タイピングすることで過去のデータと一致しているかの確認を行った。
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