N-Halfオステオポンチンを介した動脈硬化プラーク破裂機構の解明と新規治療戦略
N-Halfオステオポンチンを介した動脈硬化プラーク破裂機構の解明と新規治療戦略
批准号:
25461133
负责人:
入田 純
金额:
$3.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
【目的】オステオポンチン(OPN)は細胞増殖、細胞浸潤やアポトーシスなどを誘導する炎症性サイトカインである。OPNは組織内でトロンビンによって切断され、N-Half OPNに変換される。N-Half OPN もまた生理活性を有し、強力な炎症作用を発揮する。動脈硬化プラークの破綻と血栓形成がアテローム血栓性脳梗塞の一因と考えられているがその機序は不明である。本研究ではOPN及びN-Half OPNがマウスプラーク破裂機構に関与しているかを検討した。【方法】OPN-/-マウス、ApoE-/-マウス、OPN-/--APOE-/-マウス、WTマウスの右総頸動脈を結紮し、結紮4週間後にポリエチレンカフを装着した。カフ装着4日後に還流固定を行い、摘出した右総頚動脈を用いて組織学的に検討した。【成績】動脈硬化病巣面積はWTマウスに比べてApoE-/-マウスで有意に大きく、ApoE-/-マウスに比べてOPN-/-マウス、OPN-/--APOE-/-で減少していた。プラーク内出血及び破裂率はApoE-/-マウスと比較してOPN-/--APOE-/-マウスでは減少していた。血中コレステロール値は両群間で有意差は認めなかった。OPN-/--APOE-/-マウスの動脈硬化巣はAPOE-/-マウスの動脈硬化巣に比して、Oil red O染色陽性領域の減少を認め、DHE染色では酸化ストレスの抑制を認めた。APOE-/-マウスの動脈硬化巣においてはF4/80発現陽性マクロファージが認められ、OPN-/--APOE-/-マウスではその発現が抑制されていた。【結論】免疫組織学的染色でAPOE-/-マウスの動脈硬化巣においてOPN及びN-Half OPNの発現が認められたことから、OPN及びN-Half OPNがAPOE-/-マウスの動脈硬化巣の形成ならびにプラークの不安定性に関与している可能性が考えられた。今後、N-Half OPN中和抗体を用いた動脈硬化プラーク破裂を抑制できるか検討する予定である。
英文摘要
【目的】オステオポンチン(OPN)は細胞増殖、細胞浸潤やアポトーシスなどを誘導する炎症性サイトカインである。OPNは組織内でトロンビンによって切断され、N-Half OPNに変換される。N-Half OPN もまた生理活性を有し、強力な炎症作用を発揮する。動脈硬化プラークの破綻と血栓形成がアテローム血栓性脳梗塞の一因と考えられているがその機序は不明である。本研究ではOPN及びN-Half OPNがマウスプラーク破裂機構に関与しているかを検討した。【方法】OPN-/-マウス、ApoE-/-マウス、OPN-/--APOE-/-マウス、WTマウスの右総頸動脈を結紮し、結紮4週間後にポリエチレンカフを装着した。カフ装着4日後に還流固定を行い、摘出した右総頚動脈を用いて組織学的に検討した。【成績】動脈硬化病巣面積はWTマウスに比べてApoE-/-マウスで有意に大きく、ApoE-/-マウスに比べてOPN-/-マウス、OPN-/--APOE-/-で減少していた。プラーク内出血及び破裂率はApoE-/-マウスと比較してOPN-/--APOE-/-マウスでは減少していた。血中コレステロール値は両群間で有意差は認めなかった。OPN-/--APOE-/-マウスの動脈硬化巣はAPOE-/-マウスの動脈硬化巣に比して、Oil red O染色陽性領域の減少を認め、DHE染色では酸化ストレスの抑制を認めた。APOE-/-マウスの動脈硬化巣においてはF4/80発現陽性マクロファージが認められ、OPN-/--APOE-/-マウスではその発現が抑制されていた。【結論】免疫組織学的染色でAPOE-/-マウスの動脈硬化巣においてOPN及びN-Half OPNの発現が認められたことから、OPN及びN-Half OPNがAPOE-/-マウスの動脈硬化巣の形成ならびにプラークの不安定性に関与している可能性が考えられた。今後、N-Half OPN中和抗体を用いた動脈硬化プラーク破裂を抑制できるか検討する予定である。
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会议论文
OPN遺伝子及びAOPE遺伝子の両欠損マウスでは頸動脈結紮後の新生内膜形成が抑制される
在同时缺乏 OPN 和 AOPE 基因的小鼠中,颈动脉结扎后的新内膜形成受到抑制。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[谷野彰子, 工藤佳代, 裴作為, 茎田昌敬, 長尾知明, 入田純, 三好賢一, 大蔵隆文, 檜垣實男]
通讯作者:
檜垣實男
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