大腸癌におけるMYCとの合成致死作用を持つ遺伝子の同定
大腸癌におけるMYCとの合成致死作用を持つ遺伝子の同定
批准号:
25861199
负责人:
高橋 佑典
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2014-03-31
中文摘要
われわれは、本研究において2つの独立した遺伝子座がもつ、大腸癌の発生、進展における重要な相互作用を明らかにした。多くの癌種において重要な働きをもつ染色体8q24と、染色体20qのコピー数は大腸癌症例において有意に相関し増幅していることに注目し、8q24上に存在する重要な癌遺伝子であるMYCと20q上に存在するTPX2、AURKA遺伝子との相互作用を同定した。正常線維芽細胞株であるKMST-6細胞株にMYC、TPX2、AURKA遺伝子をそれぞれレンチウイルスベクターにて導入することにより、それぞれ足場非依存性増殖能が亢進した。またそれら3つの遺伝子を同時に導入するとさらなる効果がみられた。また、大腸癌細胞に対しTPX2遺伝子、AURKA遺伝子のsiRNAによるノックダウンを行った。MYC遺伝子発現の低いDLD-1大腸癌細胞株においても、TPX2、AURKAのノックダウンは細胞増殖を著明に抑制したが、MYC遺伝子発現の高いHCT-116細胞株においては、さらに著明な細胞増殖抑制効果がみられた。さらに、DLD-1細胞に対してレンチウイルスベクターを用いてMYC遺伝子を導入し、MYC安定発現DLD-1細胞株を樹立し同様の検討を行うと、TPX2、AURKAノックダウンによる細胞増殖抑制効果は、MYC安定発現株ではmock細胞株に比較して、有意に強いものであった。本研究結果は、副作用や薬剤設計の問題点から実現できていないMYC癌遺伝子に対する新たな標的治療の可能性を示唆するものであり、きわめて重要である。現在、論文投稿中である。
英文摘要
われわれは、本研究において2つの独立した遺伝子座がもつ、大腸癌の発生、進展における重要な相互作用を明らかにした。多くの癌種において重要な働きをもつ染色体8q24と、染色体20qのコピー数は大腸癌症例において有意に相関し増幅していることに注目し、8q24上に存在する重要な癌遺伝子であるMYCと20q上に存在するTPX2、AURKA遺伝子との相互作用を同定した。正常線維芽細胞株であるKMST-6細胞株にMYC、TPX2、AURKA遺伝子をそれぞれレンチウイルスベクターにて導入することにより、それぞれ足場非依存性増殖能が亢進した。またそれら3つの遺伝子を同時に導入するとさらなる効果がみられた。また、大腸癌細胞に対しTPX2遺伝子、AURKA遺伝子のsiRNAによるノックダウンを行った。MYC遺伝子発現の低いDLD-1大腸癌細胞株においても、TPX2、AURKAのノックダウンは細胞増殖を著明に抑制したが、MYC遺伝子発現の高いHCT-116細胞株においては、さらに著明な細胞増殖抑制効果がみられた。さらに、DLD-1細胞に対してレンチウイルスベクターを用いてMYC遺伝子を導入し、MYC安定発現DLD-1細胞株を樹立し同様の検討を行うと、TPX2、AURKAノックダウンによる細胞増殖抑制効果は、MYC安定発現株ではmock細胞株に比較して、有意に強いものであった。本研究結果は、副作用や薬剤設計の問題点から実現できていないMYC癌遺伝子に対する新たな標的治療の可能性を示唆するものであり、きわめて重要である。現在、論文投稿中である。
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Amplification of PVT-1 is involved in poor prognosis via apoptosis inhibition in colorectal cancers.
DOI:
10.1038/bjc.2013.698
发表时间:
2014-01-07
期刊:
BRITISH JOURNAL OF CANCER
影响因子:
8.8
作者:
[Takahashi, Y., Sawada, G., Kurashige, J., Uchi, R., Matsumura, T., Ueo, H., Takano, Y., Eguchi, H., Sudo, T., Sugimachi, K., Yamamoto, H., Doki, Y., Mori, M., Mimori, K.]
通讯作者:
Mimori, K.
Microarray analysis reveals that high mobility group A1 is involved in colorectal cancer metastasis.
DOI:
10.3892/or.2013.2602
发表时间:
2013-09
期刊:
Oncology reports
影响因子:
4.2
作者:
[Y. Takahashi;G. Sawada;Tetsuya Sato;J. Kurashige;K. Mima;Tae Matsumura;R. Uchi;H. Ueo;M. Ishiba]
通讯作者:
Y. Takahashi;G. Sawada;Tetsuya Sato;J. Kurashige;K. Mima;Tae Matsumura;R. Uchi;H. Ueo;M. Ishiba
DOI:
10.1038/bjc.2013.339
发表时间:
2013-07-23
期刊:
British journal of cancer
影响因子:
8.8
作者:
[Takahashi Y, Sawada G, Kurashige J, Uchi R, Matsumura T, Ueo H, Takano Y, Akiyoshi S, Eguchi H, Sudo T, Sugimachi K, Doki Y, Mori M, Mimori K]
通讯作者:
Mimori K
大腸癌細胞におけるMycとの合成致死作用遺伝子の同定
结直肠癌细胞中 Myc 合成致死基因的鉴定
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高橋 佑典, 澤田 元太, 石橋 正久, 藏重 淳二, 美馬 浩介, 松村 多恵, 上尾 裕樹, 内 龍太郎, 高野 結樹, 秋吉 清百合, 杉町 圭史, 主藤 朝也, 柴田 浩平, 森 正樹, 三森 功士]
通讯作者:
三森 功士
合成致死作用遺伝子を標的とした大腸癌進展・転移のドライバー遺伝子MYCの制圧
通过靶向合成致死基因抑制结直肠癌进展和转移的驱动基因 MYC
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高橋佑典, 澤田元太, 藏重淳二, 美馬浩介, 石橋正久, 主藤朝也, 杉町圭史, 土岐祐一郎, 森正樹, 三森功士]
通讯作者:
三森功士
新規介在板分子に注目した心臓限局性サルコイドーシスの病態解明研究
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批准号:23K15117
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:高橋 佑典
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依托单位:
有機-無機ハイブリット型スピン中心の開発とスピン集積ナノマテリアルの構築
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批准号:16J05998
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2016
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负责人:高橋 佑典
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依托单位:
海外基金