雑音を利用して脳型情報処理を行なう低消費電力アナログ機能LSIの開拓
雑音を利用して脳型情報処理を行なう低消費電力アナログ機能LSIの開拓
批准号:
08J01973
负责人:
宇田川 玲
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
先に、演算増幅器1個で構成できる二重井戸ポテンシャル系を提案し、確率共鳴現象を簡単に電子回路化できることを示した。本年度は、この考え方を利用した低消費電力ディジタルメモリを提案し、その動作をシミュレーションで確認した。ディジタルメモリの消費電力を小さく絞ると、一般には外部からの擾乱ノイズのためにデータのデータの読み書き保持が難しくなるが、確率共鳴を利用することで擾乱ノイズの影響を小さく抑え、さらにノイズをデータの安定な書き込みに逆用することができる。このメモリ回路は5個のMOSトランジスタで構成されたオペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ(OTA)からなり、内部で確率共鳴現象を生じている。トランジスタのリーク電流をテイル電流に使うことで、全体を低電力サブスレッショルド領域で動作させる。正しく動作するために必要な動作電力の下限を調べたところ、パターンルール0.18μmのCMOSデバイスでは、電源電圧=1.8Vのとき、インバータ2個で構成されたラッチタイプの従来形メモリ回路では14.6nWであったのに対し、本提案による回路では150pWと極めて小さくできた。擾乱ノイズの大きさを変えたときメモリ内のデータが正しく書き換わる確率を調べた結果、標準的な二重井戸ポテンシャル系と同じ確率共鳴曲線が得られた。したがって、回路内では予想どおりの大きさで確率共鳴が生じていることを確認できた。電源電圧をトランジスタのしきい電圧(今の場合0.5V)と同じかそれ以下に下げることでさらなる低消費電力化を図ったところ、電源電圧=0.4-0.5Vでも提案回路ならば正しく動作する、という結果を得た。
英文摘要
先に、演算増幅器1個で構成できる二重井戸ポテンシャル系を提案し、確率共鳴現象を簡単に電子回路化できることを示した。本年度は、この考え方を利用した低消費電力ディジタルメモリを提案し、その動作をシミュレーションで確認した。ディジタルメモリの消費電力を小さく絞ると、一般には外部からの擾乱ノイズのためにデータのデータの読み書き保持が難しくなるが、確率共鳴を利用することで擾乱ノイズの影響を小さく抑え、さらにノイズをデータの安定な書き込みに逆用することができる。このメモリ回路は5個のMOSトランジスタで構成されたオペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ(OTA)からなり、内部で確率共鳴現象を生じている。トランジスタのリーク電流をテイル電流に使うことで、全体を低電力サブスレッショルド領域で動作させる。正しく動作するために必要な動作電力の下限を調べたところ、パターンルール0.18μmのCMOSデバイスでは、電源電圧=1.8Vのとき、インバータ2個で構成されたラッチタイプの従来形メモリ回路では14.6nWであったのに対し、本提案による回路では150pWと極めて小さくできた。擾乱ノイズの大きさを変えたときメモリ内のデータが正しく書き換わる確率を調べた結果、標準的な二重井戸ポテンシャル系と同じ確率共鳴曲線が得られた。したがって、回路内では予想どおりの大きさで確率共鳴が生じていることを確認できた。電源電圧をトランジスタのしきい電圧(今の場合0.5V)と同じかそれ以下に下げることでさらなる低消費電力化を図ったところ、電源電圧=0.4-0.5Vでも提案回路ならば正しく動作する、という結果を得た。
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Noise-induced phase synchronization among analogue oscillator circuits : Experimental results with discrete MOS devices
模拟振荡器电路中噪声引起的相位同步:分立 MOS 器件的实验结果
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Utagawa A., Asai T., Amemiya Y.]
通讯作者:
Amemiya Y.
heoretical analysis of collective stochastic resonance with population heterogeneity
群体异质性集体随机共振的理论分析
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sahashi T., Utagawa A., Asai T., Amemiya Y.]
通讯作者:
Amemiya Y.
次世代ナノエレクトロニクスに向けたゆらぎの役割と応用~双安定系を例にとって~
波动在下一代纳米电子学中的作用和应用〜以双稳态系统为例〜
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田和徳, 宇田川玲, 浅井哲也, 浅井哲也, 雨宮好仁, 宇田川玲]
通讯作者:
宇田川玲
確率共鳴を利用した低消費力電力SRAMに関する考察
利用随机谐振的低功耗SRAM的思考
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田和徳, 宇田川鈴, 浅井哲也, 雨宮好仁]
通讯作者:
雨宮好仁
雑音を利用してパルス密度変調を行う神経模倣ハードウェア
使用噪声来调制脉冲密度的神经模拟硬件
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[浅井哲也, 宇田川玲, 雨宮好仁]
通讯作者:
雨宮好仁
共 26 条
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