ファージ抗体ライブラリを用いた次世代分子標的治療薬創製技術に関する研究
ファージ抗体ライブラリを用いた次世代分子標的治療薬創製技術に関する研究
批准号:
08J03608
负责人:
今井 直
金额:
$0.38万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2010
中文摘要
近年、健常状態と比較して、疾患状態で発現変動している疾患関連蛋白質を二次元ディファレンシャル電気泳動(2D-DIGE)法等により解析・同定しようとする疾患プロテオミクスが注目されている。しかし一般に、一疾患当たり、数百から数千種類もの疾患関連蛋白質が同定されてくるため、この情報を有効活用し、画期的創薬を実現していくためには、これら疾患関連蛋白質の中から、創薬ターゲットとして価値のある蛋白質を絞り込んでいくことが最重要ステップとなる。しかし現状では、国内外を問わず、創薬ターゲットを効率よく絞り込む基盤技術の開発に成功したという例は皆無に等しい。本観点から申請者は、プロテオミクス研究によって同定される多数の疾患関連蛋白質に対して、独自のナイーブファージ抗体ライブラリ技術を駆使した『抗体プロテオミクス技術』を用いることで、僅か数週間で特異抗体を網羅的に作製すること(Biol Pharm Bull 2006)、更に、得られた抗体を組織マイクロアレイ解析に適用することで、多症例の臨床検体において候補蛋白質を効率よく絞り込む方法論を考案した。この抗体プロテオミクス技術の確立、及び未だ有効な治療法が確立されていないリンパ節転移の創薬バイオマーカー蛋白質の探索を目的に、リンパ節転移に関わると予想される(1)リンパ管内皮細胞と(2)がん細胞を、その役割毎に解析し、検討を試みた。その結果、リンパ管内皮細胞側及びがん細胞側のアプローチからリンパ節転移の予測・評価が可能なバイオマーカー候補蛋白質としてVimentin、OSBPL5、CALU、PSAを見出すことに成功した。作製した抗体は将来的に画期的診断薬・分子標的治療薬になり得る可能性も秘めており、本研究成果が、今後の創薬バイオマーカー蛋白質の絞り込みから、分子標的治療薬開発の臨床展開を進めるに際して、大きく貢献できるものと期待している。
英文摘要
近年、健常状態と比較して、疾患状態で発現変動している疾患関連蛋白質を二次元ディファレンシャル電気泳動(2D-DIGE)法等により解析・同定しようとする疾患プロテオミクスが注目されている。しかし一般に、一疾患当たり、数百から数千種類もの疾患関連蛋白質が同定されてくるため、この情報を有効活用し、画期的創薬を実現していくためには、これら疾患関連蛋白質の中から、創薬ターゲットとして価値のある蛋白質を絞り込んでいくことが最重要ステップとなる。しかし現状では、国内外を問わず、創薬ターゲットを効率よく絞り込む基盤技術の開発に成功したという例は皆無に等しい。本観点から申請者は、プロテオミクス研究によって同定される多数の疾患関連蛋白質に対して、独自のナイーブファージ抗体ライブラリ技術を駆使した『抗体プロテオミクス技術』を用いることで、僅か数週間で特異抗体を網羅的に作製すること(Biol Pharm Bull 2006)、更に、得られた抗体を組織マイクロアレイ解析に適用することで、多症例の臨床検体において候補蛋白質を効率よく絞り込む方法論を考案した。この抗体プロテオミクス技術の確立、及び未だ有効な治療法が確立されていないリンパ節転移の創薬バイオマーカー蛋白質の探索を目的に、リンパ節転移に関わると予想される(1)リンパ管内皮細胞と(2)がん細胞を、その役割毎に解析し、検討を試みた。その結果、リンパ管内皮細胞側及びがん細胞側のアプローチからリンパ節転移の予測・評価が可能なバイオマーカー候補蛋白質としてVimentin、OSBPL5、CALU、PSAを見出すことに成功した。作製した抗体は将来的に画期的診断薬・分子標的治療薬になり得る可能性も秘めており、本研究成果が、今後の創薬バイオマーカー蛋白質の絞り込みから、分子標的治療薬開発の臨床展開を進めるに際して、大きく貢献できるものと期待している。
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The specific effect of 2-Methoxyestradiol on lymphatic vascular endothelial cells
2-甲氧基雌二醇对淋巴管内皮细胞的特异性作用
DOI:
--
发表时间:
期刊:
Pharmazie (In press)
影响因子:
--
作者:
[Imai S., Yoshida Y., Nagano K., Abe Y., Kamada H., Nakagawa S., Tsunoda S., Tsutsumi Y.]
通讯作者:
Tsutsumi Y.
The effect of protein properties on display efficiency using the M13 phage display system
使用 M13 噬菌体展示系统,蛋白质特性对展示效率的影响
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Pharmazie 63
影响因子:
--
作者:
[Imai S., Mukai Y., Takeda T., Abe Y., Nagano K., Kamada H., Nakagawa S., Tsunoda S., Tsutsumi Y.]
通讯作者:
Tsutsumi Y.
抗体プロテオミクスによるがんリンパ節転移マーカーの探索
使用抗体蛋白质组学寻找癌症淋巴结转移标志物
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉田康伸, 今井直, 長野一也, 岡村賢孝, 阿部康弘, 鎌田春彦, 角田慎一, 堤康央]
通讯作者:
堤康央
Creation and X-ray Structure Analysis of the Tumor Necrosis Factor Receptor-1-selective Mutant of a Tumor Necrosis Factor-alpha Antagonist
肿瘤坏死因子-α拮抗剂肿瘤坏死因子受体-1选择性突变体的构建及X射线结构分析
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
J. Biol. Chem. 283
影响因子:
--
作者:
[Shibata H., Yoshioka Y., Ohkawa A., Minowa K., Mukai Y., Abe Y., Taniai M., Nomura T., Kayamuro H., Nabeshi H., Sugita T., Imai S. Nagano K., Yoshikawa T., Fujita T., Nakagawa S., Yamamoto A., Ohta T., Hayakawa T., Mayumi T., Vandeenabeele P., Aggarwal BB]
通讯作者:
Aggarwal BB
A novel system for efficiently screening tumor-related proteins using antibody proteomics
利用抗体蛋白质组学有效筛选肿瘤相关蛋白的新系统
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sunao L., Shin-ichi T., Yasunobu Y., Shinsaku N., Junya F. Yasuo T]
通讯作者:
Junya F. Yasuo T
共 6 条