多色の蛍光蛋白を用いた経胎盤感染における新規感染ルートの同定と可視化
多色の蛍光蛋白を用いた経胎盤感染における新規感染ルートの同定と可視化
批准号:
20658066
负责人:
高島 康弘
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
トキソプラズマ原虫が侵入した白血球表面においてビアルロン酸レセプター分子であるCD44,ICAM-1の発現が急速に増強されることを確認した。いっぽうでインテグリンなどの分子については発現増強がみらなかった。またヒアルロン酸コートした固層表面に感染は血球が選択的に吸着することも確認できた。これらの結果から母体血流中の感染白血球は胎盤組織の細胞外マトリクスに選択的に吸着することが予想される。妊娠マウス(母体細胞はGFPを発現し、胎児細胞は発現しないモデルマウス)に赤色蛍光蛋白を発現するトキソプラズマ原虫を感染させて胎盤を観察したところ赤色原虫に感染した緑色の母体細胞が胎盤の胎児側組織に多数接着している像が確認された。感染母体細胞の吸着象は胎盤の数箇所に局所的にみられた。このことは、トロフォブラスト表面に播種的に吸着するのではなく、トロフォブラストが物理的に剥がれ落ちて細胞外マトリクスが露出した部部に集中的に感染細胞が集まる可能性を示唆している。さらに吸着した緑色蛍光陽性母体細胞の挙動を見るため臍帯の血管や胎児肺組織を検索したところ、緑色蛍光を発する細胞が観察された。このことからトキンプラズマ感染マウスにおいて母体細胞の一部が血液胎盤関門を通過することが明らかになった。さらにその一部は赤色蛍光を発するトキソプラズマ原虫に感染していた。このことは血液胎盤関門を通過する母体細胞が虫体を胎児までおくりとどけるという新たな母子感染ルートの存在を示している。
英文摘要
トキソプラズマ原虫が侵入した白血球表面においてビアルロン酸レセプター分子であるCD44,ICAM-1の発現が急速に増強されることを確認した。いっぽうでインテグリンなどの分子については発現増強がみらなかった。またヒアルロン酸コートした固層表面に感染は血球が選択的に吸着することも確認できた。これらの結果から母体血流中の感染白血球は胎盤組織の細胞外マトリクスに選択的に吸着することが予想される。妊娠マウス(母体細胞はGFPを発現し、胎児細胞は発現しないモデルマウス)に赤色蛍光蛋白を発現するトキソプラズマ原虫を感染させて胎盤を観察したところ赤色原虫に感染した緑色の母体細胞が胎盤の胎児側組織に多数接着している像が確認された。感染母体細胞の吸着象は胎盤の数箇所に局所的にみられた。このことは、トロフォブラスト表面に播種的に吸着するのではなく、トロフォブラストが物理的に剥がれ落ちて細胞外マトリクスが露出した部部に集中的に感染細胞が集まる可能性を示唆している。さらに吸着した緑色蛍光陽性母体細胞の挙動を見るため臍帯の血管や胎児肺組織を検索したところ、緑色蛍光を発する細胞が観察された。このことからトキンプラズマ感染マウスにおいて母体細胞の一部が血液胎盤関門を通過することが明らかになった。さらにその一部は赤色蛍光を発するトキソプラズマ原虫に感染していた。このことは血液胎盤関門を通過する母体細胞が虫体を胎児までおくりとどけるという新たな母子感染ルートの存在を示している。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Up-regulation of hyaluronan receptors in Toxoplasma gondirinfected monocytic cells.
弓形虫感染的单核细胞中透明质酸受体的上调。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Biochem.Biophys.Res.Commun. 391
影响因子:
--
作者:
[Unno A., Kitoh K., Takashima Y]
通讯作者:
Takashima Y
Visualization of Toxoplasma gondii stage conversion by expression of stage-specific dual fluorescent proteins. Parasitology.
通过表达阶段特异性双荧光蛋白来可视化弓形虫阶段转换。
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Parasitology (印刷中)
影响因子:
--
作者:
[海野明広, ほか]
通讯作者:
ほか
Adhesion of Toxoplasma gondii infected maternal cells on trophoblast in the placenta
弓形虫感染的母体细胞在胎盘滋养层上的粘附
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[海野明広, ほか, 海野明広]
通讯作者:
海野明広
胎盤を構成する幹細胞ヒエラルキーの解明と機能改善
-
批准号:24H00647
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$30.45万
-
财政年份:2024
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
Partial reprogramming of trophoblast stem cells to improve placental function
-
批准号:23K18340
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$4.16万
-
财政年份:2023
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
致死性病原体の潜伏を可能にする野生動物の分子免疫機構
-
批准号:23H00447
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
-
资助金额:$29.87万
-
财政年份:2023
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
トキソプラズマ、ネオスポラの潜伏からの活性化を司る分子メカニズムの解明
-
批准号:20H03149
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.23万
-
财政年份:2020
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
遺伝子ノックアウト吸虫作成技術の確立と虫卵孵化のタイミングを司る遺伝子の同定
-
批准号:20K21367
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$3.99万
-
财政年份:2020
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
初期化技術を用いたヒト着床前胚体外組織の誘導およびヒト初期発生の解析
-
批准号:15H06329
-
项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
-
资助金额:$1.0万
-
财政年份:2015
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
オーエスキー病ウイルスによるゼノーシスの可能性について
-
批准号:15780194
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$1.98万
-
财政年份:2003
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位:
ヘルペスウイルス感染による家畜の免疫抑制について
-
批准号:00J09465
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:2000
-
负责人:高島 康弘
-
依托单位: