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戦後政治におけるジェンダー・ポリティクス-アジア女性基金をめぐって

戦後政治におけるジェンダー・ポリティクス-アジア女性基金をめぐって
战后政治中的性别政治 - 关于亚洲妇女基金会
批准号:
09J00062
负责人:
土野 瑞穂
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
H22年度は、前年度の調査結果を論文化することを重点目標とした。そこで、H21年度の調査で得た洞察を踏まえ、アジア女性基金の設立がどのようなアクターによってどのような過程を経て決定に至ったのかについて、政策過程論の枠組みを用いて明らかにした論文を執筆した。次に、同論文の中で指摘した、村山連立政権の意義と限界、当事者の要求の政策化にあたっての制度的な障壁、各アクターの異なる状況認識、運動戦略の相違、共闘できたはずのアクター間で生じたコミュニケーション不足という問題点について更なる調査を重ねた。その結果、「女性に対する暴力」の一つなのか、あるいは「戦後補償問題」の一つなのかという、「慰安婦」問題のフレーミングがアクターによって異なることがアジア女性基金発足を契機に露呈し、フレーミングの相違とそれに対する相互理解の不十分さが、アクター間の共闘を今日もなお困難にさせているのではないかという洞察を得、この点について、社会運動論のフレーミング分析を用いて論じた(2011年4月現在、査読対象可否の審査中)。2年間にわたる調査の結果、この問題がアジア太平洋戦争にまつわる戦争責任・戦後責任問題という次元を超えて、当事者が被った出来事をどのようにして「不正」として意味づけ、運動を組織し、闘いの政治空間を形成し、具体的な政策課題とさせていくのか、言い換えれば「運動と政治」という、市民社会における普遍的なテーマに関わる問題であるとの認識を持つに至った。「慰安婦」問題に関する先行研究において政治的視点からの考察がほとんどない中で、本研究は、元「慰安婦」らの要求を政策化していく方法論を具体的に提起できると同時に、「慰安婦」問題だけでなく様々なジェンダー問題を射程に含めた、社会運動論と政策過程論にジェンダー視点を取り入れるという理論的に新たな地平を切り拓く意義をもつと考えている。
英文摘要
H22年度は、前年度の調査結果を論文化することを重点目標とした。そこで、H21年度の調査で得た洞察を踏まえ、アジア女性基金の設立がどのようなアクターによってどのような過程を経て決定に至ったのかについて、政策過程論の枠組みを用いて明らかにした論文を執筆した。次に、同論文の中で指摘した、村山連立政権の意義と限界、当事者の要求の政策化にあたっての制度的な障壁、各アクターの異なる状況認識、運動戦略の相違、共闘できたはずのアクター間で生じたコミュニケーション不足という問題点について更なる調査を重ねた。その結果、「女性に対する暴力」の一つなのか、あるいは「戦後補償問題」の一つなのかという、「慰安婦」問題のフレーミングがアクターによって異なることがアジア女性基金発足を契機に露呈し、フレーミングの相違とそれに対する相互理解の不十分さが、アクター間の共闘を今日もなお困難にさせているのではないかという洞察を得、この点について、社会運動論のフレーミング分析を用いて論じた(2011年4月現在、査読対象可否の審査中)。2年間にわたる調査の結果、この問題がアジア太平洋戦争にまつわる戦争責任・戦後責任問題という次元を超えて、当事者が被った出来事をどのようにして「不正」として意味づけ、運動を組織し、闘いの政治空間を形成し、具体的な政策課題とさせていくのか、言い換えれば「運動と政治」という、市民社会における普遍的なテーマに関わる問題であるとの認識を持つに至った。「慰安婦」問題に関する先行研究において政治的視点からの考察がほとんどない中で、本研究は、元「慰安婦」らの要求を政策化していく方法論を具体的に提起できると同時に、「慰安婦」問題だけでなく様々なジェンダー問題を射程に含めた、社会運動論と政策過程論にジェンダー視点を取り入れるという理論的に新たな地平を切り拓く意義をもつと考えている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター主催「公開シンポジウム 高等教育におけるジェンダー平等と『政治・政策領域』への進出」(2009年6月)
御茶水女子大学性别研究中心主办的“公开研讨会:高等教育中的性别平等和扩展到‘政治和政策领域’”(2009年6月)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
日本における『女性議員』のキャリア形成-政治・政策研究との関連から
日本“女议员”的职业发展——与政治和政策研究相关
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [舘かおる, 土野瑞穂, 吉沢寿香, 土野瑞穂, 土野瑞穂・大木直子]
通讯作者: 土野瑞穂・大木直子
ワーク・ライフ・バランス関連政策『表彰』と企業経営-福井県における『モデル』化の分析を通して-
工作与生活平衡相关政策“奖励”和企业管理 - 通过福井县“模范”分析 -
DOI: --
发表时间: 2009
期刊: 「近未来の課題解決を目指した実証的社会科学研究推進事業『ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和:キャリア形成と家庭・地域・社会活動が可能な働き方の設計』」委託業務成果報告書
影响因子: --
作者: [舘かおる, 土野瑞穂, 吉沢寿香]
通讯作者: 吉沢寿香
The Strategies of Women Legislators in Japanese Politics : The Case of a woman legislator and her activities on the "comfort women" issue, oral presentation
日本政治中女议员的策略:以女议员为例及其在“慰安妇”问题上的活动,口头陈述
DOI: --
发表时间: 2009
期刊:
影响因子: --
作者: [舘かおる, 土野瑞穂, 吉沢寿香, 土野瑞穂]
通讯作者: 土野瑞穂
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    Comparative International Research on Rebuilding the Lives of Survivors of Conflict Related Sexual Violence in Post-Conflict Settings
    • 批准号:
      23K11692
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    • 资助金额:
      $3.0万
    • 财政年份:
      2023
    • 负责人:
      土野 瑞穂
    • 依托单位:
    海外基金