戦時期における日本海軍の政治史的研究
戦時期における日本海軍の政治史的研究
批准号:
09J04950
负责人:
手嶋 泰伸
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
本研究員の研究目的は、現在まで本格的な分析の行われてこなかった戦時期における日本海軍の政治史的動向を、特にその期間内の大部分で海相及び首相を務めた米内光政に着目することで解明し、戦時期の政治史研究の深化に実証的な貢献をなすことである。平成22年度においては、対米開戦の政治過程における海軍の役割と、ポツダム宣言受諾時の政治過程における海軍の役割について分析を行う予定であったため、防衛省防衛研究所図書館・国立国会図書館憲政資料室を中心に、戦前期陸海軍の関係文書を調査した結果、以下2点が明らかになった。(1)対米開戦の政治過程における海軍の役割について第3次近衛文麿内閣において対米戦に消極的であった海軍が、何故東条英機内閣において急速に開戦に傾斜するのかということを、海軍の内部史料を収集・分析した。その結果、この問題における海軍の態度決定要因が「管掌範囲認識」と「執行責任のジレンマ」という2点にあることを明らかにし、それらが東条英機内閣で開催された大本営政府連絡会議により解消することで、海軍が開戦に傾斜するということを明らかにした。それにより、当該時期の意思決定システムが、消極的な海軍の影響を受けて曖昧になっていく過程が抽出された。(2)ポツダム宣言受諾時の政治過程における海軍の役割についてポツダム宣言受諾時の政治過程において、海軍(米内光政)の果たした役割について分析した。その際、米内の行動の基礎となる海軍内部の情勢を詳細に把握するとともに、陸軍内部の状況も同様の調査を行い比較検討することで、米内の行動の背景や要因を考察した。その結果、ポツダム宣言受諾時の混乱は主管大臣を尊重する米内の政治スタンスと、部下統制を非常に重視しつつも楽観する、米内の特殊な職掌認識にあったということが明らかになった。それにより、宮中グループを中心に分析されてきたポツダム宣言受諾時の政治過程の混乱の理解が、海軍の視点から深められた。
英文摘要
本研究員の研究目的は、現在まで本格的な分析の行われてこなかった戦時期における日本海軍の政治史的動向を、特にその期間内の大部分で海相及び首相を務めた米内光政に着目することで解明し、戦時期の政治史研究の深化に実証的な貢献をなすことである。平成22年度においては、対米開戦の政治過程における海軍の役割と、ポツダム宣言受諾時の政治過程における海軍の役割について分析を行う予定であったため、防衛省防衛研究所図書館・国立国会図書館憲政資料室を中心に、戦前期陸海軍の関係文書を調査した結果、以下2点が明らかになった。(1)対米開戦の政治過程における海軍の役割について第3次近衛文麿内閣において対米戦に消極的であった海軍が、何故東条英機内閣において急速に開戦に傾斜するのかということを、海軍の内部史料を収集・分析した。その結果、この問題における海軍の態度決定要因が「管掌範囲認識」と「執行責任のジレンマ」という2点にあることを明らかにし、それらが東条英機内閣で開催された大本営政府連絡会議により解消することで、海軍が開戦に傾斜するということを明らかにした。それにより、当該時期の意思決定システムが、消極的な海軍の影響を受けて曖昧になっていく過程が抽出された。(2)ポツダム宣言受諾時の政治過程における海軍の役割についてポツダム宣言受諾時の政治過程において、海軍(米内光政)の果たした役割について分析した。その際、米内の行動の基礎となる海軍内部の情勢を詳細に把握するとともに、陸軍内部の状況も同様の調査を行い比較検討することで、米内の行動の背景や要因を考察した。その結果、ポツダム宣言受諾時の混乱は主管大臣を尊重する米内の政治スタンスと、部下統制を非常に重視しつつも楽観する、米内の特殊な職掌認識にあったということが明らかになった。それにより、宮中グループを中心に分析されてきたポツダム宣言受諾時の政治過程の混乱の理解が、海軍の視点から深められた。
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日本降伏の政治過程と米内光政
日本投降与米内光政的政治进程
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[С.Л.Кузъмин, О.Батсайхан, К.Нунами, М.Тачибана, 手嶋泰伸, EGURO Fumihiko, Tachibana Makoto, 手嶋泰伸, Tachibana Makoto, 石橋悠人, 手嶋泰伸, Tachibana Makoto, 石橋悠人, 手嶋泰伸]
通讯作者:
手嶋泰伸
民間人ブレーントラストの設立と日本海軍
民间智囊团的成立和日本海军
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
ヒストリア 217
影响因子:
--
作者:
[Eguro fumihiko, 手嶋泰伸, 橘誠, EGURO Fumihiko, 手嶋泰伸]
通讯作者:
手嶋泰伸
海軍よりみた小磯国昭内閣
海军视角下的小矶国明内阁
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
軍事史学 45(2)
影响因子:
--
作者:
[Eguro fumihiko, 手嶋泰伸]
通讯作者:
手嶋泰伸
海軍の対米開戦決意
海军决定对美国开战
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
年報日本現代史
影响因子:
--
作者:
[S.Sasaki, et al., Erika Takahashi, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, Erika Takahashi, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 手嶋泰伸]
通讯作者:
手嶋泰伸
鈴木貫太郎内閣の対ソ和平交渉始動と米内光政
铃木贯太郎内阁开始与苏联和米内光政的和平谈判
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
日本歴史 735
影响因子:
--
作者:
[S.Sasaki, et al., Erika Takahashi, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, Erika Takahashi, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 高橋絵里香, 手嶋泰伸, 高橋絵里香, 橘誠, 手嶋泰伸, Erika Takahashi, 橘誠, 手嶋泰伸, Fumihiko Eguro, 高橋絵里香, 江黒史彦, 高橋絵里香, 橘誠, 手嶋泰伸]
通讯作者:
手嶋泰伸
共 8 条
日本近現代の地域における文化財保護行政の歴史学的研究
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批准号:24K04213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.08万
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财政年份:2024
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负责人:手嶋 泰伸
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依托单位:
戦間期における日本海軍の政治史的研究
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批准号:11J08645
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.02万
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财政年份:2011
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负责人:手嶋 泰伸
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依托单位: