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「集会所なるもの」の構造と論理についての経験的研究

“会议室”结构与逻辑的实证研究

基本信息

批准号：
09J05181
负责人：
岩舘豊
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Hitotsubashi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2009
资助国家：
日本
起止时间：
2009 至 2010
项目状态：
已结题

项目摘要

2010年度(平成22年度)においては、越境移住者が集住する公営団地・集会所でのフィールド作業によって得られた「集会所なるもの」の構造と論理について、米国カリフォルニア州サンディエゴの移住者・難民集住地域調査および東京圏の市民活動団体に関する事例調査と空間分析を行い、グローバル化と新自由主義という文脈のもとで事例研究を積み重ねながら考察することによって、その分析視角と知見とを発展・深化させる作業に従事した。具体的には、米国当該地域で活動するNPOやNGOへの参与観察や聞き取りにもとづき、調査者自身の調査過程を対象化しつつ、団体・組織が活動を行う過程で構築される空間を記述・分析した。また、労働・生活基盤の不安定性にともなう「生きがたさ」の低減に取り組む首都圏の労働/生存組合について、複数の組合が拠点をかまえる空間の形成過程を団体のキーパーソンへの聞き取りをもとに明らかにした。そして、この拠点空間の形成過程で生じた担い手の経験と労働組合の「再発見」というダイナミズムの存在を指摘した。上記の作業は、現代社会における「かけこみ寺」や「居場所」といった空間・場所がもつ、多層的な構造や錯綜する複数の論理をとらえるとともに、現代都市社会における「生存」の問題群に対して、「社会運動と空間」という視角から照射した知見を提供するという意義をもっている。来たるべき「社会」生成の一端を担うアクティヴィズムの動態と集合性をとらえるにあたって、空間・場所という視角がもつ射程を明らかにした点に、本研究の重要性があったと考えている。

FY2010 (Heisei 22): Case study and spatial analysis of migrant workers and refugees in Japan and civic activities in Tokyo A case study of neoliberalism is carried out from an analytical perspective. The specific activities of NPO and NGO in the region, the investigation process of the investigator himself, the organization and the activity process, the construction of the space, the description and analysis. The instability of the living base is caused by the combination of the capital and the survival combination, and the formation process of the space is caused by the combination of the complex and the survival combination. The formation process of the dot space is responsible for the reappearance of the dot space. The above mentioned work is related to the modern society, such as "the temple","the place of residence","the space","the place","the multi-layer structure","the complex logic","the survival" problem group in the modern urban society,"the social movement space","the perspective","the illumination","the knowledge","the meaning". The importance of this study is that it is important to study the dynamics and collectivity of society.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

市民社会組織と都市空間(4)-フリーター労組/ユニオン運動拠点空間を事例として

民间组织与城市空间（四）——兼职工会/工会运动基地空间案例

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
影响因子：
0
作者：
Maseki Shintani;Yurika Takahashi;Hiroki Tokumaru;Koji Kadota;Hirofumi Hara;Masatoshi Miyakoshi;Kunihiko Naito;Hisakazu Yamane;Hiromi Nishida;Hideaki Nojiri;岩舘豊
通讯作者：
岩舘豊

路地の生活を描きだすこと―ヘンリー・メイヒューの「方法」に学ぶ

描绘巷子里的生活：学习亨利·梅休的“方法”

DOI：
发表时间：
2010
期刊：
KG/GP社会学批評 2
影响因子：
0
作者：
Choong-Soo Yun;Chiho Suzuki;岩舘豊
通讯作者：
岩舘豊

イースト・サンディエゴの空間誌序説-空間/場所の比較社会学のためのノート

东圣地亚哥空间期刊简介 - 空间/场所比较社会学笔记

DOI：
发表时间：
2011
期刊：
KG/GP社会学批評
影响因子：
0
作者：
高坂葉月;高野茂氏との共同発表;Masashi Murakami;Masashi Murakami;Masashi Murakami;Masashi Murakami;村上真史;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之;冨田博之(共著);岩舘豊
通讯作者：
岩舘豊

ユニオン運動団体の集積過程-空間の再領有と媒介の論理

工会运动团体的聚合过程：再占空间与调解的逻辑