有機二亜鉛反応剤を用いた求核的シクロプロパン化反応の開発
有機二亜鉛反応剤を用いた求核的シクロプロパン化反応の開発
批准号:
09J05332
负责人:
野村 研一
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
二亜鉛種とα,β-エポキシケトンとの反応である2-(1-ヒドロキシアルキル)-1-アルキルシクロプロパノールの、新規の転位反応について述べている。反応は、基質のジアルコキシドが亜鉛アート錯体を形成し、電子豊富な亜鉛上から基質への電子供与をきっかけに進行し、有機合成上有用なビルディングブロックである1-アルケニル-1,2-ジオールを効率よく与えることをみいだした。亜鉛アート錯体の触媒的反応の例として興味深い。反応の立体化学や基質一般性についても触れ、特に環状の基質を用いた場合には他の方法では困難な環拡大反応や環縮小反応を達成できることを示した。求核的シクロプロパン化を経由した不斉三級炭素および不斉四級炭素構築法について述べている。α-スルホニロキシケトンに対して二亜鉛種を作用させた場合には、カルボニル基に対する求核付加反応のジアステレオ面選択性は低いものの、スルホニロキシ基を有する炭素原子に対する分子内S_N2反応は立体特異的に進行し、不斉三級炭素を有するシクロプロパノールが構築できる。こうして得られるシクロプロパノールをホモエノラートと見なして求電子種を作用させることで、α位に不斉三級炭素を有するケトンが立体特異的に構築できることをみいだした。また、基質としてα-スルホニロキシケトンの替わりに光学活性なα,β-エポキシケトンを用いることで、不斉四級炭素を有するケトンが立体特異的に構築できることをみいだした。.
英文摘要
二亜鉛種とα,β-エポキシケトンとの反応である2-(1-ヒドロキシアルキル)-1-アルキルシクロプロパノールの、新規の転位反応について述べている。反応は、基質のジアルコキシドが亜鉛アート錯体を形成し、電子豊富な亜鉛上から基質への電子供与をきっかけに進行し、有機合成上有用なビルディングブロックである1-アルケニル-1,2-ジオールを効率よく与えることをみいだした。亜鉛アート錯体の触媒的反応の例として興味深い。反応の立体化学や基質一般性についても触れ、特に環状の基質を用いた場合には他の方法では困難な環拡大反応や環縮小反応を達成できることを示した。求核的シクロプロパン化を経由した不斉三級炭素および不斉四級炭素構築法について述べている。α-スルホニロキシケトンに対して二亜鉛種を作用させた場合には、カルボニル基に対する求核付加反応のジアステレオ面選択性は低いものの、スルホニロキシ基を有する炭素原子に対する分子内S_N2反応は立体特異的に進行し、不斉三級炭素を有するシクロプロパノールが構築できる。こうして得られるシクロプロパノールをホモエノラートと見なして求電子種を作用させることで、α位に不斉三級炭素を有するケトンが立体特異的に構築できることをみいだした。また、基質としてα-スルホニロキシケトンの替わりに光学活性なα,β-エポキシケトンを用いることで、不斉四級炭素を有するケトンが立体特異的に構築できることをみいだした。.
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会议论文
求核的シクロプロパン化およびCope転位を経る7員環1,3-ジケトン合成
通过亲核环丙烷化和 Cope 重排合成七元环 1,3-二酮
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kenichi Nomura, Takaharu Hirayama, Seijiro Matsubara, 高田佳明・野村研一・松原誠二郎]
通讯作者:
高田佳明・野村研一・松原誠二郎
A New Zincate‐Mediated Rearrangement Reaction of 2‐(1‐Hydroxyalkyl)‐1‐alkylcyclopropanol.
2-(1-羟烷基)-1-烷基环丙醇的新锌酸盐介导的重排反应。
DOI:
10.1002/chin.201019069
发表时间:
2010
期刊:
ChemInform
影响因子:
--
作者:
[K. Nomura, S. Matsubara]
通讯作者:
S. Matsubara
Nucleophilic Cyclopropanation Reaction with Bis(iodozincio)methane by 1,4-Addition to α, b-Unsaturated Carbonyl Compounds
通过 1,4-加成至 α, b-不饱和羰基化合物与双(碘锌)甲烷进行亲核环丙烷化反应
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Chemistry-An Asian Journal 4
影响因子:
--
作者:
[Kenichi Nomura, Takaharu Hirayama, Seijiro Matsubara]
通讯作者:
Seijiro Matsubara
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