光操作技術の開発による植物胚発生におけるヒストンH3バリアントの機能解析
光操作技術の開発による植物胚発生におけるヒストンH3バリアントの機能解析
批准号:
09J05807
负责人:
栗原 大輔
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
关键词:
中文摘要
本研究では時期特異的,細胞特異的にタンパク質機能阻害また誘導する技術の開発によって,シロイヌナズナ胚発生過程における細胞個性獲得および分裂パターンへのヒストンH3バリアント交換の寄与を解明することを目指したが,平成22年度はヒストンH3バリアントのシロイヌナズナ胚における発現パダーンの解析,発現誘導のためのヒートショックプロモーターの条件検討,また胚発生イメージングを行った.ヒストンH3バリアントを含む13種類のHTRについて,GFPを融合したタンパク質を発現する形質転換植物体の胚を観察したところ,球状胚までの発現に大きな違いは見られなかったが,球状胚の時期からはメリステムでの発現の違いが見られたり,維管束で強い発現が見られたりと,HTRのプロモーターによって発現時期・場所に変化が見られた.このことは,シロイヌナズナ胚において,ヒストンH3バリアントの発現の違いにより遺伝子発現・機能の違いを持つことが示唆された.続いて,ヒートショックプロモーター:ヒストンH2B-GFPを発現する形質転換植物体を用いて,ステージインキュベーターにより,顕微鏡下で培養液中の単離胚珠を37℃処理したところ,約90分後からGFP蛍光が観察され始めた.次に,レーザーによる細胞特異的発現誘導を行うために.根において488nmレーザーを4分間照射したところ,24時間後観察するとGFPの蛍光が検出された.その後,根の伸長も観察できたことより,細胞へのダメージは少ないと考えられた.また,初期胚発生過程の解析において分裂過程を観察するために,初期胚において核に蛍光タンパク質が発現する形質転換植物体を用いて,単離胚珠においてライブイメージングを行ったところ,受精卵および1細胞期胚において,胚および胚柄が分裂する様子が観察された.これらのように本研究では,植物胚発生におけるヒストンH3バリアントの機能解析のためのイメージング技術・光操作技術の基盤を構築できた.
英文摘要
本研究では時期特異的,細胞特異的にタンパク質機能阻害また誘導する技術の開発によって,シロイヌナズナ胚発生過程における細胞個性獲得および分裂パターンへのヒストンH3バリアント交換の寄与を解明することを目指したが,平成22年度はヒストンH3バリアントのシロイヌナズナ胚における発現パダーンの解析,発現誘導のためのヒートショックプロモーターの条件検討,また胚発生イメージングを行った.ヒストンH3バリアントを含む13種類のHTRについて,GFPを融合したタンパク質を発現する形質転換植物体の胚を観察したところ,球状胚までの発現に大きな違いは見られなかったが,球状胚の時期からはメリステムでの発現の違いが見られたり,維管束で強い発現が見られたりと,HTRのプロモーターによって発現時期・場所に変化が見られた.このことは,シロイヌナズナ胚において,ヒストンH3バリアントの発現の違いにより遺伝子発現・機能の違いを持つことが示唆された.続いて,ヒートショックプロモーター:ヒストンH2B-GFPを発現する形質転換植物体を用いて,ステージインキュベーターにより,顕微鏡下で培養液中の単離胚珠を37℃処理したところ,約90分後からGFP蛍光が観察され始めた.次に,レーザーによる細胞特異的発現誘導を行うために.根において488nmレーザーを4分間照射したところ,24時間後観察するとGFPの蛍光が検出された.その後,根の伸長も観察できたことより,細胞へのダメージは少ないと考えられた.また,初期胚発生過程の解析において分裂過程を観察するために,初期胚において核に蛍光タンパク質が発現する形質転換植物体を用いて,単離胚珠においてライブイメージングを行ったところ,受精卵および1細胞期胚において,胚および胚柄が分裂する様子が観察された.これらのように本研究では,植物胚発生におけるヒストンH3バリアントの機能解析のためのイメージング技術・光操作技術の基盤を構築できた.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
細胞分裂におけるハスピンキナーゼの解析
细胞分裂过程中haspin激酶的分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[栗原大輔, 松永幸大, 大村知広, 東山哲也, 福井希一]
通讯作者:
福井希一
シロイヌナズナの細胞分裂に関わるヒストンH3スレオニンキナーゼの解析
拟南芥细胞分裂中组蛋白H3苏氨酸激酶的分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[栗原大輔, 松永幸大, 大村知広, 東山哲也, 福井希一]
通讯作者:
福井希一
染色体動態を制御するオーロラキナーゼの機能解析
控制染色体动力学的极光激酶的功能分析
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[栗原大輔, 松永幸大, 池田虎三, 内山進, 福井希一]
通讯作者:
福井希一
染色体動態-染色体の動き,動物と植物の共通点と違い
染色体动力学-染色体的运动、动物和植物之间的共性和差异
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
生物の科学遺伝 63
影响因子:
--
作者:
[栗原大輔, 松永幸大]
通讯作者:
松永幸大
分裂期キナーセが制御する染色体動態からみた細胞分裂の研究
从有丝分裂激酶控制的染色体动力学角度研究细胞分裂
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ozeki Johji, et al., Satoshi Satoh, 石川一也, Hara S, 佐藤訓志, 栗原大輔]
通讯作者:
栗原大輔
共 7 条
ヒストンH3リン酸化の可視化による染色体構造構築メカニズムの解明
-
批准号:06J09144
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.79万
-
财政年份:2006
-
负责人:栗原 大輔
-
依托单位:
海外基金