非侵襲的陽圧換気療法中の加湿と口腔内乾燥度の検討
非侵襲的陽圧換気療法中の加湿と口腔内乾燥度の検討
批准号:
21791768
负责人:
大藤 純
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
非侵襲的陽圧換気(NPPV)中の口腔内乾燥を軽減すべく、基礎研究ならびに臨床研究を行った。基礎研究では、モデル肺を用いて急性呼吸不全患者の呼吸状態を再現し、NPPV中の吸入ガスの絶対湿度について、加温加湿器の温度設定を中等度と最大の2つの温度設定について計測した。その結果、NPPVの吸入酸素濃度が高い場合、PEEP設定が高い場合、リークが多い場合に吸入ガスの絶対湿度が低下した。臨床研究では、NPPV中の口腔内乾燥度について、口腔内乾燥度測定装置を用いて客観的評価を行った。NPPV装着中は、中等度の温度設定では、NPPV装着後12時間から24時間で、口腔内乾燥が増悪した。またNPPV離脱後12時間から24時間で、口腔内乾燥は正常に回復した。一方、温度設定を最大とすると、口腔内乾燥の増悪はなかった。同様の傾向が、NPPV装着患者の口腔内乾燥の自覚症状(0-10段階評価)でも示された。さらに、実際にNPPV装着患者16名でNPPVマスク内部の24時間の絶対湿度の変化と口腔内乾燥度の関連についても調査した。加温加湿器の温度設定は加湿器内部31℃、Yピース34℃で行った。その結果、マスク内部の絶対湿度は平均30mgH2O/Lであったが、同じ加温加湿器の設定においても患者間により平均絶対湿度は23-33mgH2O/Lと違いが見られた。絶対湿度はマスクからのガスリーク量と外部温度に相関がみられた。絶対湿度と口腔内乾燥度にも関連が認められた。ただし、平均の絶対湿度が30mgH2O/Lと高く維持されているにも関わらず、NPPV装着患者の50%で自覚症状が7-10と重度の口腔内乾燥を認めた。急性呼吸不全患者では、頻呼吸、口呼吸の増大、炎症反応や発熱による脱水などで、健常人と比較して口腔内乾燥を惹起しやすい。このことから、急性呼吸不全患者の口腔内乾燥を防ぐには、適切な加温加湿と同時に、口腔ケアなど他の予防策も並行することが必要と思われた。本研究により、NPPV療法に必要な加温・加湿器の設定や予防策に関する新たな指針となるデータが供給できた。
英文摘要
非侵襲的陽圧換気(NPPV)中の口腔内乾燥を軽減すべく、基礎研究ならびに臨床研究を行った。基礎研究では、モデル肺を用いて急性呼吸不全患者の呼吸状態を再現し、NPPV中の吸入ガスの絶対湿度について、加温加湿器の温度設定を中等度と最大の2つの温度設定について計測した。その結果、NPPVの吸入酸素濃度が高い場合、PEEP設定が高い場合、リークが多い場合に吸入ガスの絶対湿度が低下した。臨床研究では、NPPV中の口腔内乾燥度について、口腔内乾燥度測定装置を用いて客観的評価を行った。NPPV装着中は、中等度の温度設定では、NPPV装着後12時間から24時間で、口腔内乾燥が増悪した。またNPPV離脱後12時間から24時間で、口腔内乾燥は正常に回復した。一方、温度設定を最大とすると、口腔内乾燥の増悪はなかった。同様の傾向が、NPPV装着患者の口腔内乾燥の自覚症状(0-10段階評価)でも示された。さらに、実際にNPPV装着患者16名でNPPVマスク内部の24時間の絶対湿度の変化と口腔内乾燥度の関連についても調査した。加温加湿器の温度設定は加湿器内部31℃、Yピース34℃で行った。その結果、マスク内部の絶対湿度は平均30mgH2O/Lであったが、同じ加温加湿器の設定においても患者間により平均絶対湿度は23-33mgH2O/Lと違いが見られた。絶対湿度はマスクからのガスリーク量と外部温度に相関がみられた。絶対湿度と口腔内乾燥度にも関連が認められた。ただし、平均の絶対湿度が30mgH2O/Lと高く維持されているにも関わらず、NPPV装着患者の50%で自覚症状が7-10と重度の口腔内乾燥を認めた。急性呼吸不全患者では、頻呼吸、口呼吸の増大、炎症反応や発熱による脱水などで、健常人と比較して口腔内乾燥を惹起しやすい。このことから、急性呼吸不全患者の口腔内乾燥を防ぐには、適切な加温加湿と同時に、口腔ケアなど他の予防策も並行することが必要と思われた。本研究により、NPPV療法に必要な加温・加湿器の設定や予防策に関する新たな指針となるデータが供給できた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1016/j.jcrc.2010.10.005
发表时间:
2011-10-01
期刊:
JOURNAL OF CRITICAL CARE
影响因子:
3.7
作者:
[Oto, Jun, Imanaka, Hideaki, Nishimura, Masaji]
通讯作者:
Nishimura, Masaji
非侵襲的陽圧換気療法中の加温加湿器の温度設定が口腔内乾燥度に与える影響
无创正压通气治疗期间加热湿化器温度设置对口腔干燥的影响
DOI:
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发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[巽博臣, 吉田真一郎, 升田好樹, 後藤京子, 名和由布子, 蕨玲子, 今泉均, 浅井康文, Jun Oto, 大藤純]
通讯作者:
大藤純
Effects of heated Humidifier setting on oral dryness during noninvasive ventilation.
无创通气期间加热加湿器设置对口腔干燥的影响。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Oto J, et al.]
通讯作者:
et al.
Effects of positive pressure extubation on respiratory function evaluated by trans-pulmonary pressure and electrical impedance tomography
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批准号:21K09049
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:大藤 純
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依托单位: