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高度変成岩に含まれる流体包有物と微量元素の挙動解明にもとづく造山帯形成過程の研究

高度変成岩に含まれる流体包有物と微量元素の挙動解明にもとづく造山帯形成過程の研究
基于强变质岩流体包裹体和微量元素行为的造山带形成过程研究
批准号:
10J00116
负责人:
小林 記之
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
大陸下部地殻を構成する、高温高圧変成岩の部分融解現象ならびに流動、移動、混合、上昇、冷却、それらの時期の実態解明のため、国内外(チェコ共和国ボヘミア山塊・スロバキア共和国・九州熊本県肥後変成帯)での野外調査を行い、採取した研究試料の分析・解析を行った。昨年度は約6ヶ月間イギリス・エジンバラ大学のHarley教授の研究室に滞在し、ボヘミア山塊に産する粗粒ザクロ石を含む泥質片麻岩の各種の実験分析を行った。エジンバラ大学では、EPMAを用いて、粗粒ザクロ石泥質片麻岩中のモナザイトの年代測定を行った。さらに千葉大学において同様のEPMA分析を開始し、粗粒ザクロ石泥質片麻岩の高圧条件時は337.2±4.2Ma、高温中圧条件時は3365±5.1Ma、高温低圧時は334.9±3.9Maの年代値が得られた。この成果から、本岩体は高圧条件にまで沈み込んだ後、急速に上昇をしていたことが示唆される。また、粗粒ザクロ石泥質片麻岩中の粗粒GrtのPに乏しいコアおよび、Pに富むリム中には、廣井ほか(2011)で報告されているものと同様の、球晶状~グラノフィリック状組織を有する、珪長質な"火山岩様包有物"が見出された。このことから、高圧条件時でも部分溶融に伴うメルトが形成されていたと考えられる。以上のことから、本岩体は、バリスカン造山運動時に、高圧条件から低圧条件までの等温減圧と、その後"火山岩様包有物"に再結晶・粗粒化の時間的猶予を与えないほどの急速冷却過程が一連の事象として急速に展開したと考えられる。この"火山岩様包有物"の発見は、大きな過冷却度の環境下で生成されたことを示唆するが、固結後、なぜ粗粒の結晶粒に再結晶しなかったのか等、不明の点も少なくない。しかし、それらは高温・超高温広域変成岩の部分融解現象ならびに流動、移動、混合、上昇、冷却等の諸過程の解明に新しい手掛かりとなるものである。日本鉱物科学会2012年年会・総会(京都大会)においては、これまでの研究成果を総括し、発表を行った。さらに、同大会期間内に開催された鉱物科学若手の会(YMO)ショートコースにて、講演を行った。
英文摘要
大陸下部地殻を構成する、高温高圧変成岩の部分融解現象ならびに流動、移動、混合、上昇、冷却、それらの時期の実態解明のため、国内外(チェコ共和国ボヘミア山塊・スロバキア共和国・九州熊本県肥後変成帯)での野外調査を行い、採取した研究試料の分析・解析を行った。昨年度は約6ヶ月間イギリス・エジンバラ大学のHarley教授の研究室に滞在し、ボヘミア山塊に産する粗粒ザクロ石を含む泥質片麻岩の各種の実験分析を行った。エジンバラ大学では、EPMAを用いて、粗粒ザクロ石泥質片麻岩中のモナザイトの年代測定を行った。さらに千葉大学において同様のEPMA分析を開始し、粗粒ザクロ石泥質片麻岩の高圧条件時は337.2±4.2Ma、高温中圧条件時は3365±5.1Ma、高温低圧時は334.9±3.9Maの年代値が得られた。この成果から、本岩体は高圧条件にまで沈み込んだ後、急速に上昇をしていたことが示唆される。また、粗粒ザクロ石泥質片麻岩中の粗粒GrtのPに乏しいコアおよび、Pに富むリム中には、廣井ほか(2011)で報告されているものと同様の、球晶状~グラノフィリック状組織を有する、珪長質な"火山岩様包有物"が見出された。このことから、高圧条件時でも部分溶融に伴うメルトが形成されていたと考えられる。以上のことから、本岩体は、バリスカン造山運動時に、高圧条件から低圧条件までの等温減圧と、その後"火山岩様包有物"に再結晶・粗粒化の時間的猶予を与えないほどの急速冷却過程が一連の事象として急速に展開したと考えられる。この"火山岩様包有物"の発見は、大きな過冷却度の環境下で生成されたことを示唆するが、固結後、なぜ粗粒の結晶粒に再結晶しなかったのか等、不明の点も少なくない。しかし、それらは高温・超高温広域変成岩の部分融解現象ならびに流動、移動、混合、上昇、冷却等の諸過程の解明に新しい手掛かりとなるものである。日本鉱物科学会2012年年会・総会(京都大会)においては、これまでの研究成果を総括し、発表を行った。さらに、同大会期間内に開催された鉱物科学若手の会(YMO)ショートコースにて、講演を行った。
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会议论文
New finding of kyanite and andalusite in sillimanite-rich pelitic granulites from the Kerala Khondalite Belt, Southern India.
印度南部喀拉拉邦孔兹岩带富含硅线石泥质麻粒岩中新发现蓝晶石和红柱石。
DOI: --
发表时间: 2010
期刊: Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 105
影响因子: --
作者: [Kato M., Mitsui H., Kobayashi T., Hiroi Y., Satish-Kumar M., Dunkley D.J., Hokada T.]
通讯作者: Hokada T.
Missing link between ultra-high pressure (UHP) and ultra-high temperature metamorphism (UHT) : A case study in the Bohemian Massif
超高压 (UHP) 和超高温变质作用 (UHT) 之间缺失的联系:波希米亚地块的案例研究
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [T. Hirajima, T. Kobayashi, K. Naemura, D. Nakamura & M. Svojtka]
通讯作者: D. Nakamura & M. Svojtka
Conformity and precision of CO_2 densimetry in CO_2 inclusions : microthermometry vs.Raman micro-spectroscopic densimetry
CO_2包裹体中CO_2密度测定的一致性和精度:显微测温法与拉曼显微光谱密度测定法
DOI: 10.1002/jrs.3134
发表时间: 2012
期刊: Journal of Raman Spectroscopy
影响因子: 2.5
作者: [小林記之, 山本順二, 平島崇男, 石橋秀巳, 平野直人, Yong Lai, Vladimir S.Prikhod'ko, 荒井章司]
通讯作者: 荒井章司
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [辻文, 本田靖, 藤井直人, 近藤徳彦, 西保岳, 平島崇男・大沢信二・千眼喜照・吉顕健太・土谷成輝・小林記之・三島壮智・皆川広太]
通讯作者: 平島崇男・大沢信二・千眼喜照・吉顕健太・土谷成輝・小林記之・三島壮智・皆川広太
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