ヒト人工染色体を用いた血友病の新規治療法の開発
ヒト人工染色体を用いた血友病の新規治療法の開発
批准号:
10J00264
负责人:
矢倉 裕奈
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
血液凝固第VIII因子の遺伝子異常により発症する血友病Aでは、主にウイルスベクターを用いた遺伝子治療法の開発が進められてきたが、抗ウイルス抗体の出現やがん化の懸念などが払拭できない。本研究は、宿主染色体とは独立かつ安定に保持され、自律複製するヒト人工染色体ベクター(HAC)を用いて、安全性の高い遺伝子治療法を開発することを目的としている。本年度は、VIII因子搭載HACを血友病Aモデルマウス由来iPS細胞(前年度に樹立済み)に微小核細胞融合法を用いて導入し、得られたクローンの解析を行った。細胞融合後に出現した薬剤耐性クローンのうち、ゲノムPCR法により搭載したVIII因子遺伝子の存在を確認でき、また、キナクリン・ヘキスト染色および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)解析にて正常核型かつVIII因子搭載HACを独立保持するクローンを4つ取得した。免疫染色法およびRT-PCR法にて初期化4因子の発現消失が認められ、かつ未分化マーカーの発現を認めた2クローンでOP9共培養法によるin vitro分化誘導を行い、RT-PCR法にて巨核球・血小板へ分化したサンプルのみでVIII因子の発現を確認した。本ベクターは巨核球・血小板特異的な発現を誘導するplatelet factor-4(PF4)プロモーターを用いていることから、in vitroにおいてではあるが、組織特異的にVIII因子の発現を誘導することを示した。一方、前年度に構築したVIII因子搭載マウス人工染色体(MAC)もまた同モデルマウス由来iPS細胞に導入して同様にクローンを8つ取得し、モデルマウスを用いたin vivoでの治療効果の検証のために使用可能なクローンを選定した。実際の治療効果の検証まではできなかったが、本年度までの研究でそのための資材を揃えることができた。
英文摘要
血液凝固第VIII因子の遺伝子異常により発症する血友病Aでは、主にウイルスベクターを用いた遺伝子治療法の開発が進められてきたが、抗ウイルス抗体の出現やがん化の懸念などが払拭できない。本研究は、宿主染色体とは独立かつ安定に保持され、自律複製するヒト人工染色体ベクター(HAC)を用いて、安全性の高い遺伝子治療法を開発することを目的としている。本年度は、VIII因子搭載HACを血友病Aモデルマウス由来iPS細胞(前年度に樹立済み)に微小核細胞融合法を用いて導入し、得られたクローンの解析を行った。細胞融合後に出現した薬剤耐性クローンのうち、ゲノムPCR法により搭載したVIII因子遺伝子の存在を確認でき、また、キナクリン・ヘキスト染色および蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)解析にて正常核型かつVIII因子搭載HACを独立保持するクローンを4つ取得した。免疫染色法およびRT-PCR法にて初期化4因子の発現消失が認められ、かつ未分化マーカーの発現を認めた2クローンでOP9共培養法によるin vitro分化誘導を行い、RT-PCR法にて巨核球・血小板へ分化したサンプルのみでVIII因子の発現を確認した。本ベクターは巨核球・血小板特異的な発現を誘導するplatelet factor-4(PF4)プロモーターを用いていることから、in vitroにおいてではあるが、組織特異的にVIII因子の発現を誘導することを示した。一方、前年度に構築したVIII因子搭載マウス人工染色体(MAC)もまた同モデルマウス由来iPS細胞に導入して同様にクローンを8つ取得し、モデルマウスを用いたin vivoでの治療効果の検証のために使用可能なクローンを選定した。実際の治療効果の検証まではできなかったが、本年度までの研究でそのための資材を揃えることができた。
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人工染色体ベクターを用いた新規血友病A遺伝子治療法の開発
使用人工染色体载体开发新型血友病 A 基因治疗方法
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S.Mizukami, M.Hosoda, T.Satake, S.Okada, Y.Hori, T.Furuta, K.Kikuchi, Makoto Taniguchi, Satoshi Okada, 矢倉 裕奈]
通讯作者:
矢倉 裕奈
ヒト人工染色体を用いた血小板特異的FVIII発現iPS細胞の作製―新規治療法確立へ向けて―
使用人类人工染色体创建血小板特异性表达FVIII的iPS细胞 -建立新的治疗方法-
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S.Mizukami, M.Hosoda, T.Satake, S.Okada, Y.Hori, T.Furuta, K.Kikuchi, Makoto Taniguchi, Satoshi Okada, 矢倉 裕奈, 岡田智, 矢倉 裕奈]
通讯作者:
矢倉 裕奈
スフィンゴミエリン合成酵素1の遺伝子欠損マウスは血小板数減少を来す
缺乏鞘磷脂合酶 1 基因的小鼠血小板计数减少。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[長田健, 坂井宏隆, Natsuko Inagaki, Natsuko Inagaki, Natsuko Inagaki, 稲垣奈都子, 林輝]
通讯作者:
林輝
Effect of dibutyryl cyclic adenosine monophosphate on the gene expression of plasminogen activator inhibitor-1 and tissue factor in adipocytes
二丁酰环磷酸腺苷对脂肪细胞纤溶酶原激活物抑制剂-1和组织因子基因表达的影响
DOI:
--
发表时间:
期刊:
Thrombosis Research
影响因子:
7.5
作者:
[S.Mizukami, M.Hosoda, T.Satake, S.Okada, Y.Hori, T.Furuta, K.Kikuchi, Makoto Taniguchi]
通讯作者:
Makoto Taniguchi
Transcription factor NEAT but not NF-κB is essential for thrombin-induced tissue factor expression
转录因子 NEAT 而不是 NF-κB 对于凝血酶诱导的组织因子表达至关重要
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[S.Mizukami, M.Hosoda, T.Satake, S.Okada, Y.Hori, T.Furuta, K.Kikuchi, Makoto Taniguchi, Satoshi Okada, 矢倉 裕奈, 岡田智, 矢倉 裕奈, Satoshi Okada, 矢倉裕奈]
通讯作者:
矢倉裕奈
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