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地形の力学的効果による局地風の吹走メカニズムに関する研究

地形の力学的効果による局地風の吹走メカニズムに関する研究
地形力学效应引起局地风吹的机理研究
批准号:
10J02197
负责人:
稲村 友彦
金额:
$1.34万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本年度は昨年度に引き続き,熊本県阿蘇地方で吹走するまつぼり風と低気圧経路の関係について調べた.特に,まつぼり風の発生数と上空のジェット気流の関係を調べ,これらにも有意な相関関係が見られることがわかった.具体的には,まつぼり風発生数が多い年には亜熱帯ジェットが強く,少ない年には寒帯前線ジェットが強かった.また,まつぼり風の発生数と850hPaの南北温度傾度の関係を調べると,ヒマラヤ山脈の南側から日本の南岸にかけて有意な正の相関が見られ,まつぼり風が多い年ほど日本の南岸において下層の傾圧性が強いことがわかった.つまり,亜熱帯ジェットが強い年にはその下層で傾圧性が強まり,日本の南側を低気圧が通過しやすかったものと考えられる.まつぼり風は上空の風向が南東風の時にのみ発生するとされている.そこで,なぜまつぼり風は南東風の時に発生し,北東風の時には発生しないのかということに着目した数値実験を行なった.具体的には,現実の地形および阿蘇山の地形を立野火口瀬を通る東西断面で南北に反転した地形を用いた実験をそれぞれ行ない比較した.その結果,まつぼり風の風速や立野火口瀬南側で生じる下降気流は,仮想的な地形を用いた時よりも現実の地形を用いた時のほうが大きく,立野火口瀬南北の地形的な違いが,北東風の時にまつぼり風が発生しにくい原因の一つであることがわかった.さらに,現実の地形を用いた実験から,以下に記すまつぼり風吹走時の大気の3次元構造を明らかにした.上空の南東風は立野火口瀬の上空でおろし風となり下降気流を生じさせるが,立野火口瀬に近い斜面で発生した下降気流は立野火口瀬の谷地形の影響を受けて東よりの強風となる.一方,立野火口瀬から少し離れた南側の斜面では谷の影響を受けず,また越えてきた山の標高も小さいため,斜面の下端で上昇気流に転じ,その下層は弱風域となる.以上のように,まつぼり風の局地的な強風域が作られる.
英文摘要
本年度は昨年度に引き続き,熊本県阿蘇地方で吹走するまつぼり風と低気圧経路の関係について調べた.特に,まつぼり風の発生数と上空のジェット気流の関係を調べ,これらにも有意な相関関係が見られることがわかった.具体的には,まつぼり風発生数が多い年には亜熱帯ジェットが強く,少ない年には寒帯前線ジェットが強かった.また,まつぼり風の発生数と850hPaの南北温度傾度の関係を調べると,ヒマラヤ山脈の南側から日本の南岸にかけて有意な正の相関が見られ,まつぼり風が多い年ほど日本の南岸において下層の傾圧性が強いことがわかった.つまり,亜熱帯ジェットが強い年にはその下層で傾圧性が強まり,日本の南側を低気圧が通過しやすかったものと考えられる.まつぼり風は上空の風向が南東風の時にのみ発生するとされている.そこで,なぜまつぼり風は南東風の時に発生し,北東風の時には発生しないのかということに着目した数値実験を行なった.具体的には,現実の地形および阿蘇山の地形を立野火口瀬を通る東西断面で南北に反転した地形を用いた実験をそれぞれ行ない比較した.その結果,まつぼり風の風速や立野火口瀬南側で生じる下降気流は,仮想的な地形を用いた時よりも現実の地形を用いた時のほうが大きく,立野火口瀬南北の地形的な違いが,北東風の時にまつぼり風が発生しにくい原因の一つであることがわかった.さらに,現実の地形を用いた実験から,以下に記すまつぼり風吹走時の大気の3次元構造を明らかにした.上空の南東風は立野火口瀬の上空でおろし風となり下降気流を生じさせるが,立野火口瀬に近い斜面で発生した下降気流は立野火口瀬の谷地形の影響を受けて東よりの強風となる.一方,立野火口瀬から少し離れた南側の斜面では谷の影響を受けず,また越えてきた山の標高も小さいため,斜面の下端で上昇気流に転じ,その下層は弱風域となる.以上のように,まつぼり風の局地的な強風域が作られる.
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会议论文
局地風「まつぼり風」の吹走メカニズム-阿蘇山の地形効果に着目して-
地方风“松堀风”的吹动机制 - 以阿苏山的地形影响为中心 -
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 堤康史郎, Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 稲村友彦, 稲村友彦, 稲村友彦, 稲村友彦, 稲村友彦]
通讯作者: 稲村友彦
局地風「まつぽり風」の吹走メカニズム-上空の風向と阿蘇外輪山の地形に着目して-
地方风“松波里风”的吹动机理 - 关注天空的风向和阿苏索马山的地形 -
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 堤康史郎, Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 稲村友彦, 稲村友彦]
通讯作者: 稲村友彦
局地風「まつぼり風」の発生数と低気圧経路の関係
局地风“松堀风”的出现次数与气旋路径的关系
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 堤康史郎, Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 稲村友彦]
通讯作者: 稲村友彦
長期間の地上観測データに基づく局地風「まつぼり風」の時空間分布に関する研究
基于长期地面观测资料的局地风“松堀风”时空分布研究
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 堤康史郎, Koshiro Tsutsumi, 堤康史郎, 堤康史郎, 稲村友彦, 稲村友彦, 稲村友彦]
通讯作者: 稲村友彦