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アゲハとスズメガによる花色・花香への自然選択過程:花粉一粒PCRによる実証

アゲハとスズメガによる花色・花香への自然選択過程:花粉一粒PCRによる実証
燕尾蝴蝶和天蛾对花色和香味的自然选择过程:使用单花粉粒 PCR 进行演示
批准号:
10J03799
负责人:
廣田 峻
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
送粉者の違いによる適応的種分化の過程について理解を深めるには,花色・花香などの誘引に関する形質と,柱頭や葯の位置などといった花粉授受に関する形質の両方について,送粉・受粉成功への貢献度を評価する必要がある。本研究では,送粉プロセスを通して花粉の移動を観察するために,キスゲ属を用いた混生集団において,柱頭に受粉された花粉の生産個体を特定した。主にアゲハチョウに送粉されるハマカンゾウは,昼咲きで香りのない赤い花をつける。一方,主に薄暮性および夜行性スズメガに送粉されるキスゲは,夜咲きで甘い香りのある黄色の花をつける。このハマカンゾウ24株とハマカンゾウとキスゲのF2雑種12株で構成された実験集団において,送粉者の訪花行動を観察した。さらに,アゲハチョウとスズメガの訪問毎に柱頭を採取し,付着した花粉一粒ずつの遺伝子型から花粉生産株を決定することで,実験株のオス繁殖成功・メス繁殖成功を測定した。これらを指標に,アゲハチョウとスズメガが花形質に与える選択圧を階層ベイズモデルを用いて評価した。その結果,アゲハチョウを介した送粉では,赤花と弱い花香が選択された:獲得他家花粉数において花色に対する安定化選択が,オス・メス成功の統合指標において花香に対する安定化選択が検出された。この結果は,主にアゲハチョウに送粉されるハマカンゾウが,香りのない赤花であることの理由となる。一方で,スズメガを介した送粉において,花色や花香に対する選択は検出されなかった。この結果は従来の「キスゲの黄花や甘い花香はスズメガに適応して進化した」という仮説を支持しない。少なくとも薄暮性スズメガに黄花や花香は選択されないことから,夜に送粉される花の進化は,黄花や花香の獲得よりも昼咲きから夜咲きへの開花時間のシフトをトリガーとした可能性が高い。昼と夜では,送粉者相だけでなく,非生物的な環境も大きく異なる。これらの違いが,キスゲの黄花や甘い花香の進化に影響したと考えられる。
英文摘要
送粉者の違いによる適応的種分化の過程について理解を深めるには,花色・花香などの誘引に関する形質と,柱頭や葯の位置などといった花粉授受に関する形質の両方について,送粉・受粉成功への貢献度を評価する必要がある。本研究では,送粉プロセスを通して花粉の移動を観察するために,キスゲ属を用いた混生集団において,柱頭に受粉された花粉の生産個体を特定した。主にアゲハチョウに送粉されるハマカンゾウは,昼咲きで香りのない赤い花をつける。一方,主に薄暮性および夜行性スズメガに送粉されるキスゲは,夜咲きで甘い香りのある黄色の花をつける。このハマカンゾウ24株とハマカンゾウとキスゲのF2雑種12株で構成された実験集団において,送粉者の訪花行動を観察した。さらに,アゲハチョウとスズメガの訪問毎に柱頭を採取し,付着した花粉一粒ずつの遺伝子型から花粉生産株を決定することで,実験株のオス繁殖成功・メス繁殖成功を測定した。これらを指標に,アゲハチョウとスズメガが花形質に与える選択圧を階層ベイズモデルを用いて評価した。その結果,アゲハチョウを介した送粉では,赤花と弱い花香が選択された:獲得他家花粉数において花色に対する安定化選択が,オス・メス成功の統合指標において花香に対する安定化選択が検出された。この結果は,主にアゲハチョウに送粉されるハマカンゾウが,香りのない赤花であることの理由となる。一方で,スズメガを介した送粉において,花色や花香に対する選択は検出されなかった。この結果は従来の「キスゲの黄花や甘い花香はスズメガに適応して進化した」という仮説を支持しない。少なくとも薄暮性スズメガに黄花や花香は選択されないことから,夜に送粉される花の進化は,黄花や花香の獲得よりも昼咲きから夜咲きへの開花時間のシフトをトリガーとした可能性が高い。昼と夜では,送粉者相だけでなく,非生物的な環境も大きく異なる。これらの違いが,キスゲの黄花や甘い花香の進化に影響したと考えられる。
期刊论文(0)
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科研奖励(0)
会议论文
Both butterflies and hawkmoths mediate selection on red flower color against yellow : evidence from genotyping individual pollen grains on the stigma
蝴蝶和天蛾都介导红色花色与黄色花色的选择:柱头上单个花粉粒基因分型的证据
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [Shun K.Hirota, Kozue Nitta, Yoshihisa Suyama, Nobumitsu Kawakubo, Akiko A.Yasumoto, Tetsukazu Yahara]
通讯作者: Tetsukazu Yahara
アゲハを介した送粉過程:花粉1粒DNA解析を用いた各花形質の送粉貢献度の測定
燕尾蝶介导的授粉过程:使用单花粉粒 DNA 分析测量每种花性状对授粉的贡献
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [廣田峻, 新田梢, 陶山佳久, 川窪伸光, 安元暁子, 矢原徹一]
通讯作者: 矢原徹一
スズメガの花選好性に及ぼす蜜報酬の影響
花蜜奖励对天蛾花偏好的影响
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [廣田峻, 新田梢, 安元暁子, 矢原徹一]
通讯作者: 矢原徹一
、アゲハ媒における各花形質の送粉貢献度:花粉1粒DNA解析を用いた実測
, 每个花性状对燕尾授粉媒介授粉的贡献:使用单花粉粒 DNA 分析进行实际测量
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [Mizuno, T. *Yamashino, T., 廣田峻,新田梢,陶山佳久,川窪伸光,安元暁子,矢原徹一]
通讯作者: 廣田峻,新田梢,陶山佳久,川窪伸光,安元暁子,矢原徹一
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    ゲノム・生殖隔離・自然選択から迫る送粉適応形質の平行進化
    • 批准号:
      17J01165
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $2.58万
    • 财政年份:
      2017
    • 负责人:
      廣田 峻
    • 依托单位:
    国内基金
    海外基金
    生物钟隐花色素蛋白CRY1诱导昼夜节律性糖原自噬介导Elabela促血小板聚集
    酰化花色苷 Petanin 通过调控胆汁酸代谢缓解阿尔茨海默症的作用机制研究
    • 批准号:
      ZCLQN26C2001
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2026
    • 负责人:
      陈康
    • 依托单位:
    红花天然色素高效提取工艺优化及产业化应用研究
    • 批准号:
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2026
    • 负责人:
      陈二华
    • 依托单位:
    基于多组学的金银花花色转变期药用成分指纹图谱研究
    • 批准号:
      2025JJ70194
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2025
    • 负责人:
      李朝武
    • 依托单位: