胎生期低亜鉛環境が次世代エピジェネティクス修飾に及ぼす影響
胎生期低亜鉛環境が次世代エピジェネティクス修飾に及ぼす影響
批准号:
10J04083
负责人:
栗田 尚佳
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
胎生期低亜鉛環境が仔へのエピゲノム変化を引き起こし、それが成熟後の環境化学物質への感受性を変化させているのではないかという仮説を基にマウスモデルを用いエピゲノム解析を行った。前年度までの研究成果において、胎生期低亜鉛を経験した5週齢マウスにおいて、カドミウム曝露時のMT2誘導が増強することを見出した。そのメカニズムとして、転写に大きく寄与するMRE配列を含むMT2プロモーター領域の遺伝子の転写が起き易いオープンクロマチン構造、ならびにカドミウム曝露時のMTF1のMT2プロモーターへの結合時間延長が寄与することが示唆された。本年度は、低亜鉛環境が引き起こすエピゲノム変化が胎生期特異的な現象かどうかを確認するために、成獣マウスをこれまでの胎生期実験と同じ低亜鉛条件で飼育しエピゲノム変化を胎生期低亜鉛実験の結果と比較した。10週齢の雄マウスに胎生期実験と同期間(12日間)低亜鉛食を与えた後、マウス肝臓中のMT2におけるエピゲノム解析を行った。ヒストンH3ならびにヒストンH3K14のアセチル化が低亜鉛食において有意に上昇していたが、その変化した領域はレポータージーンアッセイの結果からMREを含まない転写に重要でない領域であることが示唆された。さらにこれらの12日間低亜鉛食を経験した成獣マウスを1ヶ月間、通常食で飼育したのちにカドミウムを曝露し、MT2誘導量を確認したが、低亜鉛食による誘導能増強は確認されなかった。以上の結果より、成熟期より胎生期の方が低亜鉛環境によるエピゲノム変化に対してより感受性が高いことが示唆された。
英文摘要
胎生期低亜鉛環境が仔へのエピゲノム変化を引き起こし、それが成熟後の環境化学物質への感受性を変化させているのではないかという仮説を基にマウスモデルを用いエピゲノム解析を行った。前年度までの研究成果において、胎生期低亜鉛を経験した5週齢マウスにおいて、カドミウム曝露時のMT2誘導が増強することを見出した。そのメカニズムとして、転写に大きく寄与するMRE配列を含むMT2プロモーター領域の遺伝子の転写が起き易いオープンクロマチン構造、ならびにカドミウム曝露時のMTF1のMT2プロモーターへの結合時間延長が寄与することが示唆された。本年度は、低亜鉛環境が引き起こすエピゲノム変化が胎生期特異的な現象かどうかを確認するために、成獣マウスをこれまでの胎生期実験と同じ低亜鉛条件で飼育しエピゲノム変化を胎生期低亜鉛実験の結果と比較した。10週齢の雄マウスに胎生期実験と同期間(12日間)低亜鉛食を与えた後、マウス肝臓中のMT2におけるエピゲノム解析を行った。ヒストンH3ならびにヒストンH3K14のアセチル化が低亜鉛食において有意に上昇していたが、その変化した領域はレポータージーンアッセイの結果からMREを含まない転写に重要でない領域であることが示唆された。さらにこれらの12日間低亜鉛食を経験した成獣マウスを1ヶ月間、通常食で飼育したのちにカドミウムを曝露し、MT2誘導量を確認したが、低亜鉛食による誘導能増強は確認されなかった。以上の結果より、成熟期より胎生期の方が低亜鉛環境によるエピゲノム変化に対してより感受性が高いことが示唆された。
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Epigenetic modifications of metallothionein gene in mouse liver induced by zinc deficiency in utera
子宫内缺锌诱导小鼠肝脏金属硫蛋白基因的表观遗传修饰
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[菅野陽将, 黒田一幸, Mizuho Sato, Naotaka Izuo, 佐藤瑞穂, Mizuho Sato, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, Tsuneyoshi Matsuoka, 松岡常吉, 松岡常吉, Tsuneyoshi Matsuoka, Tsuneyoshi Matsuoka, 栗田尚佳, 遠山千春, 栗田尚佳]
通讯作者:
栗田尚佳
胎生期低亜鉛環境によるエピゲノム変化を介した成熟期メタロチオネイン遺伝子誘導増強
通过胚胎期低锌环境诱导的表观基因组变化增强成年期金属硫蛋白基因的诱导
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[菅野陽将, 黒田一幸, Mizuho Sato, Naotaka Izuo, 佐藤瑞穂, Mizuho Sato, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, Tsuneyoshi Matsuoka, 松岡常吉, 松岡常吉, Tsuneyoshi Matsuoka, Tsuneyoshi Matsuoka, 栗田尚佳]
通讯作者:
栗田尚佳
Analysis of epigenetic modifications of metallothionein gene in mouseliver induced by insufficient zinc status in utero
子宫内锌不足诱导的小鼠肝脏金属硫蛋白基因表观遗传修饰分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[飛野智宏, 栗栖太, 春日郁朗, 古米弘明, 栗田尚佳]
通讯作者:
栗田尚佳
胎生期低亜鉛環境はエピゲノム変化を引き起こし成熟期のメタロチオネイン遺伝子の誘導能を増強する
胚胎生命期间的低锌环境会诱导表观基因组变化,并增强成年期间金属硫蛋白基因的诱导能力。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[菅野陽将, 黒田一幸, Mizuho Sato, Naotaka Izuo, 佐藤瑞穂, Mizuho Sato, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, Tsuneyoshi Matsuoka, 松岡常吉, 松岡常吉, Tsuneyoshi Matsuoka, Tsuneyoshi Matsuoka, 栗田尚佳, 遠山千春]
通讯作者:
遠山千春
胎生期低亜鉛環境によるマウス肝臓メタロチオネイン遺伝子のエピジェネティクス変化
胚胎低锌环境导致小鼠肝脏金属硫蛋白基因的表观遗传变化
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[菅野陽将, 黒田一幸, Mizuho Sato, Naotaka Izuo, 佐藤瑞穂, Mizuho Sato, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 佐藤瑞穂, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, 浅井 雅, Tsuneyoshi Matsuoka, 松岡常吉, 松岡常吉, Tsuneyoshi Matsuoka, Tsuneyoshi Matsuoka, 栗田尚佳, 遠山千春, 栗田尚佳, 栗田尚佳, 栗田尚佳]
通讯作者:
栗田尚佳
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