高頻度胃癌国ロシアでのヘリコバクター・ピロリ特異遺伝子の探索と発癌機構の解明
高頻度胃癌国ロシアでのヘリコバクター・ピロリ特異遺伝子の探索と発癌機構の解明
批准号:
10J06691
负责人:
樋口 渉
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --
中文摘要
Helicobacter pylori感染症は胃癌死亡率が世界トップレベルにあるわが国やロシアに共通する深刻な疾患である。H.pyloriは胃癌の細菌性リスク因子であり、H.pylori感染機構と病原因子の解明がその制御に貢献することができる。病原因子typeIV分泌機構(遺伝構造CagPAI)と分泌蛋白CagA(遺伝子cagA)は最も注目されているH.pyloriの病原因子であるが、本研究では、ロシアの胃癌患者から分離された2株についてゲノム解析を行い、cagA(CagPAI)の遺伝子配列を決定した。我々は極東ロシアに欧米型(弱毒型)と従来のタイプには属さないC末端領域を持つ新型(AAABC型)CagA産生H.pyloriが混在していることを見出し、新型CagAの塩基配列を決定した。このEPIYAモチーフ型の病原性は明らかになっていないが、胃癌と関連したEPIYAモチーフの可能性か考えられる。また、弱毒型と言われているABC型が見出されたが、この株はcagA遺伝子の5'側が欠損している上にcagPAIをもたいない株であった。つまりcagAを産生することはできるが、菌体外に分泌できない(typeIV分泌機構をもたない)ことが考えられた。ロシアの胃癌患者から分離されたH.pyloriはいずれも通常のタイプとは異なったユニークなcagPAI(cagA)をもっていたことから、胃癌の発症には特殊なcagPAI構造が必要である可能性が考えられた。
英文摘要
Helicobacter pylori感染症は胃癌死亡率が世界トップレベルにあるわが国やロシアに共通する深刻な疾患である。H.pyloriは胃癌の細菌性リスク因子であり、H.pylori感染機構と病原因子の解明がその制御に貢献することができる。病原因子typeIV分泌機構(遺伝構造CagPAI)と分泌蛋白CagA(遺伝子cagA)は最も注目されているH.pyloriの病原因子であるが、本研究では、ロシアの胃癌患者から分離された2株についてゲノム解析を行い、cagA(CagPAI)の遺伝子配列を決定した。我々は極東ロシアに欧米型(弱毒型)と従来のタイプには属さないC末端領域を持つ新型(AAABC型)CagA産生H.pyloriが混在していることを見出し、新型CagAの塩基配列を決定した。このEPIYAモチーフ型の病原性は明らかになっていないが、胃癌と関連したEPIYAモチーフの可能性か考えられる。また、弱毒型と言われているABC型が見出されたが、この株はcagA遺伝子の5'側が欠損している上にcagPAIをもたいない株であった。つまりcagAを産生することはできるが、菌体外に分泌できない(typeIV分泌機構をもたない)ことが考えられた。ロシアの胃癌患者から分離されたH.pyloriはいずれも通常のタイプとは異なったユニークなcagPAI(cagA)をもっていたことから、胃癌の発症には特殊なcagPAI構造が必要である可能性が考えられた。
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DOI:
10.1007/s10156-010-0051-y
发表时间:
2010-08-01
期刊:
JOURNAL OF INFECTION AND CHEMOTHERAPY
影响因子:
2.2
作者:
[Higuchi, Wataru, Mimura, Shigenao, Yamamoto, Tatsuo]
通讯作者:
Yamamoto, Tatsuo
In vitro activity of DX-619, a des-F(6)-quinolone, against Helicobacter pylori.
DX-619(一种 des-F(6)-喹诺酮)对抗幽门螺杆菌的体外活性。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
J Antimicrob Chemother.
影响因子:
--
作者:
[Takano T, Higuchi W, Kanda H, Yamamoto T.]
通讯作者:
Yamamoto T.
Molecular characterization of Helicobacter pylori from Russia, with a novel cagA region associated with gastric cancer.
来自俄罗斯的幽门螺杆菌的分子特征,其新的 cagA 区域与胃癌相关。
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Higuchi W, Reva I, Takano T, et al.]
通讯作者:
et al.
MRSA-基礎・臨床対策-改訂版
MRSA-基础/临床对策-修订版
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山本達男, 西山晃史, 高野智洋, 樋口渉]
通讯作者:
樋口渉
国内基金
海外基金
硒调控NikS抑制幽门螺杆菌CagPAI毒力表达的机制研究
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批准号:32360035
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项目类别:地区科学基金项目
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资助金额:32万元
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批准年份:2023
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负责人:黄衍强
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依托单位: