课题基金 / 基金详情

中層大気の物質輸送をもたらす擾乱の効果の解明

中層大気の物質輸送をもたらす擾乱の効果の解明
阐明扰动对中层大气质量传输的影响
批准号:
10J07125
负责人:
木下 武也
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
中層大気の大気大循環は様々なスケールの擾乱により駆動されている。これまで緯度高度断面の変形オイラー平均(TEM)系を用いた2次元循環の解析により、成層圏のBrewer-Dobson循環は大気重力波やプラネタリー波、中間圏の夏極から冬極に流れる子午面循環は主に大気重力波によって引き起こされることがわかっている。しかし上記の循環を含む空気塊の経度方向の流れや子午面循環の経度依存性については、まだ解明されていないことが多い。これは空気塊の3次元輸送を記述するツールの定式化がきちんと行われていなかったことが原因である。申請者は大気微量成分の3次元分布及び輸送における擾乱の役割を解明するためTEM系を3次元に拡張し、慣性重力波に適用可能な3次元ストークスドリフトと波活動度フラックスを導出した(Kinoshita et al. 2010: JMSJ Award受賞)。昨年度は上記の理論を発展させた慣性重力波とロスビー波両者に適用可能な3次元ストークスドリフトと背景場に対する波強制を記述する3次元波活動度フラックス(3D-flux-(M))を導出した。これらを上部対流圏のストームトラックやアンデス山脈領域に適用し擾乱に伴う3次元残差流を調べた結果、それぞれの領域で特徴的な構造を持つことが明らかになった。また準地衡流系の準停滞性擾乱に適用可能な3次元ストークスドリフトも導出した。次に両方の波の性質を含んだ分散関係式を導き、これを用いて波の伝播を記述する波活動度フラックス(3D-flux-(W))を定式化した。これは3D-flux-(M)と異なる形をしている。その違いを調べるため上部対流圏の擾乱に伴う3次元残差流とそれぞれの波活動度フラックスの収束発散を調べた結果、3D-flur(M)の収束発散と残差流の分布はほぼ一致するが、3D-flux-(W)の収束発散はストームトラックの上流域と下流域で若干異なることがわかった。一方3D-flux-(W)はPlumb(1986)のロスビー波の伝播を記述する3次元波活動度フラックスとほぼ一致するが、3D-flux-(M)とは異なることがわかった。現在申請者は上記の研究を二つの論文にまとめ投稿予定である。
英文摘要
中層大気の大気大循環は様々なスケールの擾乱により駆動されている。これまで緯度高度断面の変形オイラー平均(TEM)系を用いた2次元循環の解析により、成層圏のBrewer-Dobson循環は大気重力波やプラネタリー波、中間圏の夏極から冬極に流れる子午面循環は主に大気重力波によって引き起こされることがわかっている。しかし上記の循環を含む空気塊の経度方向の流れや子午面循環の経度依存性については、まだ解明されていないことが多い。これは空気塊の3次元輸送を記述するツールの定式化がきちんと行われていなかったことが原因である。申請者は大気微量成分の3次元分布及び輸送における擾乱の役割を解明するためTEM系を3次元に拡張し、慣性重力波に適用可能な3次元ストークスドリフトと波活動度フラックスを導出した(Kinoshita et al. 2010: JMSJ Award受賞)。昨年度は上記の理論を発展させた慣性重力波とロスビー波両者に適用可能な3次元ストークスドリフトと背景場に対する波強制を記述する3次元波活動度フラックス(3D-flux-(M))を導出した。これらを上部対流圏のストームトラックやアンデス山脈領域に適用し擾乱に伴う3次元残差流を調べた結果、それぞれの領域で特徴的な構造を持つことが明らかになった。また準地衡流系の準停滞性擾乱に適用可能な3次元ストークスドリフトも導出した。次に両方の波の性質を含んだ分散関係式を導き、これを用いて波の伝播を記述する波活動度フラックス(3D-flux-(W))を定式化した。これは3D-flux-(M)と異なる形をしている。その違いを調べるため上部対流圏の擾乱に伴う3次元残差流とそれぞれの波活動度フラックスの収束発散を調べた結果、3D-flur(M)の収束発散と残差流の分布はほぼ一致するが、3D-flux-(W)の収束発散はストームトラックの上流域と下流域で若干異なることがわかった。一方3D-flux-(W)はPlumb(1986)のロスビー波の伝播を記述する3次元波活動度フラックスとほぼ一致するが、3D-flux-(M)とは異なることがわかった。現在申請者は上記の研究を二つの論文にまとめ投稿予定である。
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会议论文
慣性重力波とロスビー波に適用可能なストークスドリフトの定式化
适用于惯性重力波和罗斯贝波的斯托克斯漂移公式
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [木下武也, 佐藤薫]
通讯作者: 佐藤薫
DOI: 10.2151/jmsj.2010-307
发表时间: 2010-06
期刊: Journal of the Meteorological Society of Japan
影响因子: 3.1
作者: [T. Kinoshita;Y. Tomikawa;Kaoru Sato]
通讯作者: T. Kinoshita;Y. Tomikawa;Kaoru Sato
成層圏の物質輸送における擾乱の役割について
平流层质量传输中扰动的作用
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [木下武也, 佐藤薫]
通讯作者: 佐藤薫
DOI: --
发表时间: 2010
期刊:
影响因子: --
作者: [木下武也, 佐藤薫]
通讯作者: 佐藤薫
6
    大気の鉛直運動に着目した3次元物質輸送を記述する新理論の構築
    熱帯域の大気擾乱活動を記述する理論構築および解析手法の確立