自己組織化球状錯体内における逆デンドリマー構築
自己組織化球状錯体内における逆デンドリマー構築
批准号:
10J08608
负责人:
孫 慶福
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2012
中文摘要
本研究費の申請時には、自己組織化により合成した錯体を基盤として用い、逆デンドリマー構造を持つ分子を合成することを主な研究課題として提案した。平成23年度における研究の初期段階でこの研究課題を達成し、査読付きの原著論文を発表した(Chem.Lett.2011,40,726-727.)。そこで、平成23年度の研究では、逆デンドリマー合成を通して得た知見を元に、新しい二重殻構造を持つ錯体の自己組織化合成を検討した。自然界における自己組織化は、精緻かつ複雑な構造を形成し、その独自の構造に対応する機能を提供するため、多くの科学者を魅了してきた。特に、多重の殻構造を持つ球状ウイルスは、そのナノ構造の特異性からナノテクノロジーの分野で多くの興味をひいている。今回、自己組織化を使い、大小2つの球状錯体が二重殻構造を形成する錯体の合成を達成し、査読付きの原著論文を発表した(Angew,Chem.Int.Ed.2011,50,10318-10321.)。折れ曲がった二座配位子(L:ligand)と、Pd(II)イオン(M:metalion)とを2:1のモル比で混合すると、自己組織化が進行しM12L24組成の球状錯体が得られる。大きさが異なる配位子を用いれば、得られる球状錯体の大きさを変えられる。そこで、大小2種類の配位子を共有結合で連結し、Pd(II)イオンと混合したところ、大きな錯体の中に小さな錯体が入った二重殻構造の錯体が定量的に得られた。2種類の配位子には、同じ種類の配位部位が含まれるため、一見すると、それぞれの配位子がランダムにPd(II)イオンに配位し、複雑な混合物が得られると懸念される。しかし、小さい配位子からは小さい球状錯体が、大きい配位子からは大きい球状錯体がそれぞれ独立して生成し、共有結合で連結されているために二重殻構造が選択的に得られた。
英文摘要
本研究費の申請時には、自己組織化により合成した錯体を基盤として用い、逆デンドリマー構造を持つ分子を合成することを主な研究課題として提案した。平成23年度における研究の初期段階でこの研究課題を達成し、査読付きの原著論文を発表した(Chem.Lett.2011,40,726-727.)。そこで、平成23年度の研究では、逆デンドリマー合成を通して得た知見を元に、新しい二重殻構造を持つ錯体の自己組織化合成を検討した。自然界における自己組織化は、精緻かつ複雑な構造を形成し、その独自の構造に対応する機能を提供するため、多くの科学者を魅了してきた。特に、多重の殻構造を持つ球状ウイルスは、そのナノ構造の特異性からナノテクノロジーの分野で多くの興味をひいている。今回、自己組織化を使い、大小2つの球状錯体が二重殻構造を形成する錯体の合成を達成し、査読付きの原著論文を発表した(Angew,Chem.Int.Ed.2011,50,10318-10321.)。折れ曲がった二座配位子(L:ligand)と、Pd(II)イオン(M:metalion)とを2:1のモル比で混合すると、自己組織化が進行しM12L24組成の球状錯体が得られる。大きさが異なる配位子を用いれば、得られる球状錯体の大きさを変えられる。そこで、大小2種類の配位子を共有結合で連結し、Pd(II)イオンと混合したところ、大きな錯体の中に小さな錯体が入った二重殻構造の錯体が定量的に得られた。2種類の配位子には、同じ種類の配位部位が含まれるため、一見すると、それぞれの配位子がランダムにPd(II)イオンに配位し、複雑な混合物が得られると懸念される。しかし、小さい配位子からは小さい球状錯体が、大きい配位子からは大きい球状錯体がそれぞれ独立して生成し、共有結合で連結されているために二重殻構造が選択的に得られた。
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Virus-inspired multicomponent self-assembly of molecular spheres
受病毒启发的分子球多组分自组装
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Q.-F.Sun, T.Murase, S.Sato, M.Fujita]
通讯作者:
M.Fujita
DOI:
10.1126/science.1188605
发表时间:
2010-05-28
期刊:
SCIENCE
影响因子:
56.9
作者:
[Sun, Qing-Fu, Iwasa, Junji, Fujita, Makoto]
通讯作者:
Fujita, Makoto
DOI:
10.1246/cl.2011.726
发表时间:
2011-06
期刊:
Chemistry Letters
影响因子:
1.6
作者:
[SunQing-Fu;SatoSota;FujitaMakoto]
通讯作者:
SunQing-Fu;SatoSota;FujitaMakoto
Emergent Self-Assembly of a Giant Hollow M24L48 Spherical Complex
巨型空心 M24L48 球形复合体的紧急自组装
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Q.-F.Sun, J.Iwasa, S.Sato, T.Ozeki, Y.Sei, K.Yamaguchi, M.Fuiita]
通讯作者:
M.Fuiita
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