成人T細胞白血病/リンパ腫の多段階発癌機構に基づく検査法の開発
成人T細胞白血病/リンパ腫の多段階発癌機構に基づく検査法の開発
批准号:
22790528
负责人:
佐藤 妃映
金额:
$2.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 2011
中文摘要
自己複製能と多分化能をもつ癌性幹細胞は、腫瘍細胞集団中にごく少数存在し、癌の再発・転移や治療抵抗性に大きく関与していると考えられている。その本態の解明と治療抵抗性の克服は、治療成果の飛躍的な改善につながると期待されている。しかし、非常に難治性で予後不良な成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)において、未だ癌性幹細胞に関する報告は無い。そこで、癌性幹細胞の観点からATLLの多段階発癌機構を解明し、ATLL発症高度危険群を同定する検査法と有効な治療法の開発を目的として、研究を進めている。癌性幹細胞が、原因ウイルスHTLV-1感染やATLLの発症・進展にどのように関与しているのか、造血細胞特異的で腫瘍化に関与するSHP1と活性酸素種、幹細胞特異的マーカー、T細胞フェノタイプマーカーを用いて、検出を試みた。まず、癌性幹細胞が腫瘍細胞中に存在するのかどうか、コントロールとして正常リンパ節、ATLL細胞株数種(患者検体由来、IL2依存性/非依存性)を用いて、免疫染色を行った。通常SHP1は細胞膜上に存在しており、増殖等を抑制する機能を持つため、正常リンパ節では、休止期を示唆する成熟リンパ球が陽性を示していた。これに対して、腫瘍細胞ではSHP1発現が低下し増殖が亢進していることを、我々はこれまでに報告している。しかしながら、ATLL細胞株においてSHP1陽性所見を認め、さらに正常リンパ球とは局在が異なっていることがわかった。このSHP1の局在の差異と活性化状態の関連や、ATLLに特徴的なFlowercellとの関連についても検討している。また、癌性幹細胞の指標として特異性が高いとされるアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を追加した。ALDHの数種のアイソタイプを認識する抗体を用いて2重染色を行い、癌性幹細胞のプロファイルの解析を進めている。
英文摘要
自己複製能と多分化能をもつ癌性幹細胞は、腫瘍細胞集団中にごく少数存在し、癌の再発・転移や治療抵抗性に大きく関与していると考えられている。その本態の解明と治療抵抗性の克服は、治療成果の飛躍的な改善につながると期待されている。しかし、非常に難治性で予後不良な成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)において、未だ癌性幹細胞に関する報告は無い。そこで、癌性幹細胞の観点からATLLの多段階発癌機構を解明し、ATLL発症高度危険群を同定する検査法と有効な治療法の開発を目的として、研究を進めている。癌性幹細胞が、原因ウイルスHTLV-1感染やATLLの発症・進展にどのように関与しているのか、造血細胞特異的で腫瘍化に関与するSHP1と活性酸素種、幹細胞特異的マーカー、T細胞フェノタイプマーカーを用いて、検出を試みた。まず、癌性幹細胞が腫瘍細胞中に存在するのかどうか、コントロールとして正常リンパ節、ATLL細胞株数種(患者検体由来、IL2依存性/非依存性)を用いて、免疫染色を行った。通常SHP1は細胞膜上に存在しており、増殖等を抑制する機能を持つため、正常リンパ節では、休止期を示唆する成熟リンパ球が陽性を示していた。これに対して、腫瘍細胞ではSHP1発現が低下し増殖が亢進していることを、我々はこれまでに報告している。しかしながら、ATLL細胞株においてSHP1陽性所見を認め、さらに正常リンパ球とは局在が異なっていることがわかった。このSHP1の局在の差異と活性化状態の関連や、ATLLに特徴的なFlowercellとの関連についても検討している。また、癌性幹細胞の指標として特異性が高いとされるアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を追加した。ALDHの数種のアイソタイプを認識する抗体を用いて2重染色を行い、癌性幹細胞のプロファイルの解析を進めている。
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HTLV-1キャリアにおけるDNA異常メチル化と病態との関連
HTLV-1携带者DNA异常甲基化与病理状况的关系
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤妃映、岡 剛史、ABD AL-Kader Lamia, 孫 旭,神農陽子、鷲尾佳奈、高田尚良、田村麻衣子、村上一郎、大内田守、宇都宮與、高橋聖之、吉野 正]
通讯作者:
孫 旭,神農陽子、鷲尾佳奈、高田尚良、田村麻衣子、村上一郎、大内田守、宇都宮與、高橋聖之、吉野 正
Multi-step accumulation of aberrant CpG island hypermethylation in specific genes promotes development and progression of lymphomas/leukemias
特定基因中异常CpG岛高甲基化的多步积累促进淋巴瘤/白血病的发生和进展
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[鬼丸満穂, 米満吉和, 居石克夫, 石井寿晴, 福嶋敬宜, Takashi Oka]
通讯作者:
Takashi Oka
成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)におけるDNAメチル化の解析
成人 T 细胞白血病/淋巴瘤 (ATLL) 的 DNA 甲基化分析
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤妃映, 岡剛史, 神農陽子, 鷲尾佳奈, 高田尚良, 守都敏晃, 田村麻衣子, 黄 新剛, 北村雄太, 大原信哉, 村上一郎, 清水憲二, 大内田守, 谷本光音, 大島孝一, 宇都宮與, 高橋聖之, 吉野正]
通讯作者:
吉野正
成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の発症・進展におけるEpigenetics異常の解析
成人 T 细胞白血病/淋巴瘤 (ATLL) 发病和进展的表观遗传异常分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岡 剛史, 佐藤妃映, ABD AL-Kader Lamia, 宇都宮 與, 吉野 正]
通讯作者:
吉野 正
成人T細胞白血病ンパ腫(ATLL)におけるDNAメチル化の解析
成人 T 细胞白血病淋巴瘤 (ATLL) 的 DNA 甲基化分析
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤妃映, 吉野正]
通讯作者:
吉野正
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