都市新中間層の「娘」教育における遊芸の位置と機能
都市新中間層の「娘」教育における遊芸の位置と機能
批准号:
11J10657
负责人:
歌川 光一
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本研究は、都市新中間層生成期の「娘」教育における遊芸の位置づけ及びその機能を明らかにすることを目的とする。考察の対象としては、ピアノ、ヴァイオリンといったモダン文化との比較が可能な遊芸として、箏、三味線、琵琶といった楽器を据えた。本年度の成果は、以下の通りである。第一に、1900~1920年代の女性の職業準備としての遊芸習得について記述のある婦人・少女雑誌記事、職業案内書の内容を整理した。その結果、高収入がゆえに虚栄的なイメージもつきまとった洋楽の女流プロよりも、主婦役割を逸脱しない程度に収入を稼げる遊芸師匠の方が、良妻賢母像に親和的な職業として扱われており、その結果、「娘」期からの和楽器習得が、より修養的な役割を担わされたことが示唆された(「明治後期~大正期女子職業論における遊芸習得の位置-楽器習得に着目して-」『文化経済学』9_2、2012年ほか)第二に、婦人・少女雑誌付録の絵双六に関する所蔵状況を整理し、内容の分類を試みた。検討の結果、「娘」の将来像が良妻賢母か職業婦人かによって、また、同じ未婚女性であっても、「少女」と「令嬢」という理想像の違いによって、習得が期待される楽器の和洋が異なることが明らかとなった(「20世紀初頭の女性雑誌付録絵双六にみる『楽器定義のジェンダー化』過程-雑誌の対象年齢層に着目して-」女性と音楽研究フォーラム12月例会、於、中野区勤労福祉会館、2012年ほか)。第三に、本研究の背景となる、女性のアマチュア芸術文化活動のネットワーク化や、それに対する社会的まなざし、階層性について考察を重ねた(「女性芥川賞作家としての重兼芳子-カルチャーセンター・主婦・高女世代-」『「女性文化人」の社会的形成に関する歴史社会学的研究(稲垣恭子研究代表、平成22年度~平成24年度科学研究曹補助金(基礎研究B)研究成果報告書)』2013年ほか)。
英文摘要
本研究は、都市新中間層生成期の「娘」教育における遊芸の位置づけ及びその機能を明らかにすることを目的とする。考察の対象としては、ピアノ、ヴァイオリンといったモダン文化との比較が可能な遊芸として、箏、三味線、琵琶といった楽器を据えた。本年度の成果は、以下の通りである。第一に、1900~1920年代の女性の職業準備としての遊芸習得について記述のある婦人・少女雑誌記事、職業案内書の内容を整理した。その結果、高収入がゆえに虚栄的なイメージもつきまとった洋楽の女流プロよりも、主婦役割を逸脱しない程度に収入を稼げる遊芸師匠の方が、良妻賢母像に親和的な職業として扱われており、その結果、「娘」期からの和楽器習得が、より修養的な役割を担わされたことが示唆された(「明治後期~大正期女子職業論における遊芸習得の位置-楽器習得に着目して-」『文化経済学』9_2、2012年ほか)第二に、婦人・少女雑誌付録の絵双六に関する所蔵状況を整理し、内容の分類を試みた。検討の結果、「娘」の将来像が良妻賢母か職業婦人かによって、また、同じ未婚女性であっても、「少女」と「令嬢」という理想像の違いによって、習得が期待される楽器の和洋が異なることが明らかとなった(「20世紀初頭の女性雑誌付録絵双六にみる『楽器定義のジェンダー化』過程-雑誌の対象年齢層に着目して-」女性と音楽研究フォーラム12月例会、於、中野区勤労福祉会館、2012年ほか)。第三に、本研究の背景となる、女性のアマチュア芸術文化活動のネットワーク化や、それに対する社会的まなざし、階層性について考察を重ねた(「女性芥川賞作家としての重兼芳子-カルチャーセンター・主婦・高女世代-」『「女性文化人」の社会的形成に関する歴史社会学的研究(稲垣恭子研究代表、平成22年度~平成24年度科学研究曹補助金(基礎研究B)研究成果報告書)』2013年ほか)。
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Research on The Usefulness of Closed Captions TV Commercials3-Closed Captioning as a Form of Advertising Expression
隐藏式字幕电视广告的实用性研究3-隐藏式字幕作为一种广告表现形式
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kuniomi Shibata, Koichi Utagawa, Shigeki Inoue, Hitomi Yoshida, Daiki Ayuha]
通讯作者:
Daiki Ayuha
地域団体と分館との関係:消防団、上郷婦人会、上郷食生活改善推進協議会を対象として
地方团体与分馆的关系:消防队、上乡妇女协会、上乡饮食改善推进协议会
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
学習基盤社会研究・調査モノグラフ4 自治を支えるダイナミズムと公民館-飯田市の公民館分館活動を事例例として-
影响因子:
--
作者:
[矢吹智英, 濱口拓矢, 中別府修, 恒吉僚子・牧野篤・歌川光一・山口香苗, 歌川光一, 蔡文賓・歌川光一, 丁健・歌川光一]
通讯作者:
丁健・歌川光一
Forum in 国際音楽の日浜松2012
2012年滨松国际音乐日论坛
DOI:
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发表时间:
2012
期刊:
音楽文化の創造
影响因子:
--
作者:
[堀内達夫, 大津尚志, 細尾萌子, 降旗直子, 八木正一・歌川光一]
通讯作者:
八木正一・歌川光一
両大戦間期における女性の自己形成と遊芸
两次世界大战期间妇女的自我发展和娱乐
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kuniomi Shibata, Koichi Utagawa, Shigeki Inoue, Hitomi Yoshida, Daiki Ayuha, 牧野篤・李正連・新藤浩伸・荻野亮吾・馬麗華・古壕典洋・歌川光一・満都拉・中村由香, 宮入恭平・佐藤生実・歌川光一, 歌川光一, 歌川光一]
通讯作者:
歌川光一
発表会文化-戦後日本の音楽文化を中心に-
演奏文化 - 聚焦战后日本音乐文化 -
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kuniomi Shibata, Koichi Utagawa, Shigeki Inoue, Hitomi Yoshida, Daiki Ayuha, 牧野篤・李正連・新藤浩伸・荻野亮吾・馬麗華・古壕典洋・歌川光一・満都拉・中村由香, 宮入恭平・佐藤生実・歌川光一]
通讯作者:
宮入恭平・佐藤生実・歌川光一
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