哺乳細胞内の機能的タンパク質複合体を対象としたin-cell NMR法の開発
哺乳細胞内の機能的タンパク質複合体を対象としたin-cell NMR法の開発
批准号:
11J11066
负责人:
久保 智史
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012
中文摘要
本研究では昨年度までに、NMRサンプル管内に培地を潅流するバイオリアクターを開発し、細胞内に導入した安定同位体標識タンパク質の相互作用を観測するNMR法であるin-cell TCS実験によって、CG1の微小管結合界面上に存在する残基であるL77, I90, L92, V103, I117において、相互作用を反映する顕著なNMRシグナル強度減少を観測した。本年度は、観測された相互作用が内在性微小管との特異的な相互作用に由来することを確かめるため、過剰量の非標識CG1を細胞内に導入することによるCG1-微小管間相互作用の阻害実験を行った。そこで、安定同位体標識CG1に加えその10倍量の非標識CG1を細胞内に導入して、in-cellNMR測定を行った。まず、10倍量の非標識CGl存在下において細胞内におけるCG1と微小管の相互作用が阻害されているかどうかを調べるため、本実験条件下における細胞内CG1の化学シフト値を調べた。その結果、10倍量の非標識CGIを導入することで、内在性微小管との特異的な相互作用を反映する化学シフト変化が抑制され、細胞内におけるCGI-微小管間相互作用が阻害されていることが示された。次に、10倍量の非標識CGI存在下において、HeLa細胞内における安定同位体標識CG1のin-cell TCS実験を行った。その結果、CGIのL77, I90, L92, V103, I117におけるシグナル強度減少は顕著に減弱し、CG1全残基におけるシグナル強度減少率は0.5以下に抑制された。よって、in-cell TCS実験において観測されたシグナル強度減少は、細胞内における微小管との相互作用界面を反映しており、in-cell TCS法によって細胞内に導入したタンパク質と内在性タンパク質との相互作用を観測することに成功したと結論した。TCS法は膜タンパク質などの巨大分子との相互作用解析に実績がある手法であるため、今後in_cell TCS法によって細胞内の膜タンパク質との相互作用を解析できると考える。
英文摘要
本研究では昨年度までに、NMRサンプル管内に培地を潅流するバイオリアクターを開発し、細胞内に導入した安定同位体標識タンパク質の相互作用を観測するNMR法であるin-cell TCS実験によって、CG1の微小管結合界面上に存在する残基であるL77, I90, L92, V103, I117において、相互作用を反映する顕著なNMRシグナル強度減少を観測した。本年度は、観測された相互作用が内在性微小管との特異的な相互作用に由来することを確かめるため、過剰量の非標識CG1を細胞内に導入することによるCG1-微小管間相互作用の阻害実験を行った。そこで、安定同位体標識CG1に加えその10倍量の非標識CG1を細胞内に導入して、in-cellNMR測定を行った。まず、10倍量の非標識CGl存在下において細胞内におけるCG1と微小管の相互作用が阻害されているかどうかを調べるため、本実験条件下における細胞内CG1の化学シフト値を調べた。その結果、10倍量の非標識CGIを導入することで、内在性微小管との特異的な相互作用を反映する化学シフト変化が抑制され、細胞内におけるCGI-微小管間相互作用が阻害されていることが示された。次に、10倍量の非標識CGI存在下において、HeLa細胞内における安定同位体標識CG1のin-cell TCS実験を行った。その結果、CGIのL77, I90, L92, V103, I117におけるシグナル強度減少は顕著に減弱し、CG1全残基におけるシグナル強度減少率は0.5以下に抑制された。よって、in-cell TCS実験において観測されたシグナル強度減少は、細胞内における微小管との相互作用界面を反映しており、in-cell TCS法によって細胞内に導入したタンパク質と内在性タンパク質との相互作用を観測することに成功したと結論した。TCS法は膜タンパク質などの巨大分子との相互作用解析に実績がある手法であるため、今後in_cell TCS法によって細胞内の膜タンパク質との相互作用を解析できると考える。
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会议论文
An NMR method to observe protein・protein interactions in living mammalian cells using the gel encapsulated bioreactor system
使用凝胶封装生物反应器系统观察活哺乳动物细胞中蛋白质与蛋白质相互作用的 NMR 方法
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Kubo, Noritaka Nishida, Yuko Udagawa, Osamu Takarada, Shinji Ogino, Ichio Shimada, 久保 智史]
通讯作者:
久保 智史
DOI:
10.1002/anie.201207243
发表时间:
2013-01-01
期刊:
ANGEWANDTE CHEMIE-INTERNATIONAL EDITION
影响因子:
16.6
作者:
[Kubo, Satoshi, Nishida, Noritaka, Shimada, Ichio]
通讯作者:
Shimada, Ichio
哺乳細胞内でタンパク質相互作用界面を決定するための新規in-cell NMR測定手法の開発
开发一种新型细胞内核磁共振测量方法来确定哺乳动物细胞中的蛋白质相互作用界面
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Satoshi Kubo, Noritaka Nishida, Yuko Udagawa, Osamu Takarada, Shinji Ogino, Ichio Shimada, 久保 智史, 久保智史]
通讯作者:
久保智史
関節リウマチにおけるPrecision medicine達成のための科学的根拠の確立
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批准号:24K11609
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:久保 智史
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依托单位:
リグニンの液晶化及びリグニン系高機能性炭素繊維の開発
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批准号:97J01243
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1998
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负责人:久保 智史
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依托单位:
国内基金
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CLIP-170的泛素化修饰调控TNBC细胞极性的分子机制研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2024
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负责人:王茜
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依托单位:
E3泛素连接酶RNF8通过泛素化CLIP-170调控三阴性乳腺癌细胞迁
移的分子机制研究
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批准号:
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项目类别:省市级项目
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资助金额:--
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批准年份:2024
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负责人:王茜
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依托单位:
CLIP-170家族蛋白Tip1的磷酸化参与细胞极性生长调控的分子机制研究
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批准号:32370814
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批准年份:2023
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负责人:靳全文
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依托单位:
裂殖酵母中Dma1通过泛素化修饰Tip1/CLIP-170参与调控细胞极性生长的分子机制研究
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批准号:31371360
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项目类别:面上项目
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资助金额:75.0万元
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批准年份:2013
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负责人:靳全文
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