種子植物の生殖に関わるRNA結合タンパク質PPRの分子進化と機能の解明
種子植物の生殖に関わるRNA結合タンパク質PPRの分子進化と機能の解明
批准号:
11J00134
负责人:
藤井 壮太
金额:
$4.8万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
本研究では35アミノ酸の縦列繰り返しモチーフであるpentatricopeptide repeat (PPR)タンパク質がRNAを認識するメカニズム, およびPPRファミリーの種子植物の生殖進化への関わりを明らかにすることを目的としている. 本研究ではPPRのうち, Rf-PPRと呼ばれるサブグループに着目した. Rf-PPRはPPRの中でも特に多様性が高く, ミトコンドリアのRNA配列に対応して進化してきている. アブラナ科のモデル植物シロイヌナズナを用いる事で, Rf-PPRの機能解析, 分子進化解析を行い, PPRとミトコンドリアゲノムの共進化の理解を目的とした.平成25年度は, Rf-PPRのうち, シロイヌナズナRFL2のノックアウト系統を得て機能解析を行った. トランスクプトーム解析を用いて, rf12変異体ではミトコンドリアのorf291という遺伝子由来のRNAのみが異常に蓄積することを明らかにした. 転写末端解析により, RFL2はorf291のRNAを内部で切断する機構に関与していることが示された. RNA ge1-shift assayとPPRがRNAに結合する法則性より, RFL2が高い特異性を持っと思われるorf291上の15塩基のRNA配列を明らかにした. この配列はRNA切断サイトより上流約70塩基の位置にあったため, 直接切断を行う酵素は他に存在することが示唆された. 近年, 植物ではタンパク質性のRNase P (PRORP)が発見されており, この酵素が切断活性を持っている可能性が考えられた. 従ってミトコンドリア局在のPRORPのノックダウンを行ったところ, 予想通りorf291の切断活性が抑制された. これはアダプターとなるPPRが制限酵素PRORPをRNA切断サイトに呼び込んでいる機構を示唆しており, 二分子によるRNA代謝メカニズムの存在を明らかにした.
英文摘要
本研究では35アミノ酸の縦列繰り返しモチーフであるpentatricopeptide repeat (PPR)タンパク質がRNAを認識するメカニズム, およびPPRファミリーの種子植物の生殖進化への関わりを明らかにすることを目的としている. 本研究ではPPRのうち, Rf-PPRと呼ばれるサブグループに着目した. Rf-PPRはPPRの中でも特に多様性が高く, ミトコンドリアのRNA配列に対応して進化してきている. アブラナ科のモデル植物シロイヌナズナを用いる事で, Rf-PPRの機能解析, 分子進化解析を行い, PPRとミトコンドリアゲノムの共進化の理解を目的とした.平成25年度は, Rf-PPRのうち, シロイヌナズナRFL2のノックアウト系統を得て機能解析を行った. トランスクプトーム解析を用いて, rf12変異体ではミトコンドリアのorf291という遺伝子由来のRNAのみが異常に蓄積することを明らかにした. 転写末端解析により, RFL2はorf291のRNAを内部で切断する機構に関与していることが示された. RNA ge1-shift assayとPPRがRNAに結合する法則性より, RFL2が高い特異性を持っと思われるorf291上の15塩基のRNA配列を明らかにした. この配列はRNA切断サイトより上流約70塩基の位置にあったため, 直接切断を行う酵素は他に存在することが示唆された. 近年, 植物ではタンパク質性のRNase P (PRORP)が発見されており, この酵素が切断活性を持っている可能性が考えられた. 従ってミトコンドリア局在のPRORPのノックダウンを行ったところ, 予想通りorf291の切断活性が抑制された. これはアダプターとなるPPRが制限酵素PRORPをRNA切断サイトに呼び込んでいる機構を示唆しており, 二分子によるRNA代謝メカニズムの存在を明らかにした.
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種子植物におけるpentatricopeptide repeat遺伝子ファミリーの進化
种子植物中五肽重复基因家族的进化
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasuhisa Kondo, Seiji Kadowaki, Katsuhiro Sano, Masaki Naganuma, Kenji Nagai, Kazuya Shimogama, Hurofumi Kato, Akira Ono, Yoshihiro Nishiaki, Sota Fujii, 近藤康久, 藤井壮太]
通讯作者:
藤井壮太
Member of rapidly evolving PPR subfamily cleaves RNA transcribed from active mitochondrial rearrangement site
快速进化的 PPR 亚家族成员切割从活性线粒体重排位点转录的 RNA
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[近藤康久, 野口 淳, 三木健裕, 藤井 壮太]
通讯作者:
藤井 壮太
オルガネラ進化の色即是空と育種
细胞器进化和繁殖的颜色
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宋 苑瑞, 近藤康久, 小口 高, 藤井壮太]
通讯作者:
藤井壮太
Diversifying selection of pentatricopeptide repeat genes reveal a conflict between nuclear and mitochondrial genomes throughout angiosperm evolution
五肽重复基因的多样化选择揭示了整个被子植物进化过程中核基因组和线粒体基因组之间的冲突
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasuhisa Kondo, Seiji Kadowaki, Katsuhiro Sano, Masaki Naganuma, Kenji Nagai, Kazuya Shimogama, Hurofumi Kato, Akira Ono, Yoshihiro Nishiaki, Sota Fujii, 近藤康久, 藤井壮太, 近藤康久, Sota Fujii]
通讯作者:
Sota Fujii
DOI:
10.4161/rna.25207
发表时间:
2013-05
期刊:
RNA Biology
影响因子:
4.1
作者:
[T. Shikanai;Sota Fujii]
通讯作者:
T. Shikanai;Sota Fujii
共 13 条
植物生殖の化学制御に向けた物質の探索
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批准号:24K01692
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2024
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负责人:藤井 壮太
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依托单位:
Establishment of new pollen culture system based on single-cell sorting
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批准号:23K17987
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2023
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负责人:藤井 壮太
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依托单位:
CW型細胞質雄性不稔イネにおける稔性回復機構および雄性不稔性発現機構の解析
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批准号:06J05312
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2006
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负责人:藤井 壮太
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依托单位:
海外基金