原子分解能その場観察によるアラゴナイト形成メカニズムの解明
原子分解能その場観察によるアラゴナイト形成メカニズムの解明
批准号:
11J05308
负责人:
荒木 優希
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
1、2年目に得られた観察結果を踏まえ、1. マグネシウムイオン(Mg^<2+>)と合成ポリペプチド、それぞれカルサイト表面近傍の水和にどのような影響を与えるか、2. 水和構造の変化によってカルサイトの成長速度に変化が及ぶか、つまり、水和構造の変化がアラゴナイト形成に関与するか、という点に着目し、最終年度は下記の実験を実施した。1. FM-AFMによるカルサイト表面近傍の水和構造の原子レベルその場観察 : Mg^<2+>と合成ポリペプチドを単独で添加した成長溶液中での水和構造を周波数変調方式原子間力顕微鏡(FM-AFM)を用いて原子レベルその場観察し、1,2年目に得られた水和イメージングの結果と比較した。2. PSIによるカルサイトの成長速度測定 : 位相シフト干渉計(PSI)を用いてMg^<2+>や合成ポリペプチドを添加した溶液中でのカルサイトの成長速度を測定し、成長速度に対する添加物効果を定量的に評価した。本研究で明らかになったことは、以下の通り。(1)合成ポリペプチドはカルサイトの水和構造に対して単独では影響を及ぼさない。(2)Mg^<2+>と合成ポリペプチドの複合効果によって水和が強固になる。(3)水和構造の形成によって、固液界面の界面張力が緩和される。(4)(3)の効果により、核形成が促進される。(5)水和は界面張力に影響するが、カルサイト表面へのイオンの取り込みに対しては影響を及ぼさない可能性が示唆された。本研究は、水和構造の原子レベルイメージング、成長速度の精密測定という手法を組み合わせ、水和構造がカルサイトの成長に与える影響を初めて実証した。界面張力は多形の形成を左右するパラメータであることから、本研究の結果は、Mg^<2+>や有機分子が水和構造を変化させることで結晶‐溶液界面の界面張力を制御し、アラゴナイトの形成を促進している可能性を示すものである。
英文摘要
1、2年目に得られた観察結果を踏まえ、1. マグネシウムイオン(Mg^<2+>)と合成ポリペプチド、それぞれカルサイト表面近傍の水和にどのような影響を与えるか、2. 水和構造の変化によってカルサイトの成長速度に変化が及ぶか、つまり、水和構造の変化がアラゴナイト形成に関与するか、という点に着目し、最終年度は下記の実験を実施した。1. FM-AFMによるカルサイト表面近傍の水和構造の原子レベルその場観察 : Mg^<2+>と合成ポリペプチドを単独で添加した成長溶液中での水和構造を周波数変調方式原子間力顕微鏡(FM-AFM)を用いて原子レベルその場観察し、1,2年目に得られた水和イメージングの結果と比較した。2. PSIによるカルサイトの成長速度測定 : 位相シフト干渉計(PSI)を用いてMg^<2+>や合成ポリペプチドを添加した溶液中でのカルサイトの成長速度を測定し、成長速度に対する添加物効果を定量的に評価した。本研究で明らかになったことは、以下の通り。(1)合成ポリペプチドはカルサイトの水和構造に対して単独では影響を及ぼさない。(2)Mg^<2+>と合成ポリペプチドの複合効果によって水和が強固になる。(3)水和構造の形成によって、固液界面の界面張力が緩和される。(4)(3)の効果により、核形成が促進される。(5)水和は界面張力に影響するが、カルサイト表面へのイオンの取り込みに対しては影響を及ぼさない可能性が示唆された。本研究は、水和構造の原子レベルイメージング、成長速度の精密測定という手法を組み合わせ、水和構造がカルサイトの成長に与える影響を初めて実証した。界面張力は多形の形成を左右するパラメータであることから、本研究の結果は、Mg^<2+>や有機分子が水和構造を変化させることで結晶‐溶液界面の界面張力を制御し、アラゴナイトの形成を促進している可能性を示すものである。
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合成ポリペプチドとマグネシウムの添加によるカルサイト表面の原子レベルの水和構造の変化
添加合成多肽和镁导致方解石表面原子级水合结构的变化
DOI:
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发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
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作者:
[荒木優希, 塚本勝男, 高木良介, 宮下知幸, 大藪範昭, 小林圭, 山田啓文]
通讯作者:
山田啓文
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Y. Araki, K. Tsukamoto, R. Takagi, T. Miyashita, N. Oyabu, K. Kobayashi, H. Yamada]
通讯作者:
H. Yamada
原子分解能その場観察によるアラゴナイト形成メカニズムの解明
通过原子分辨率原位观察阐明霰石形成机制
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[荒木優希, 塚本勝男, 高木良介, 宮下知幸, 大藪範昭, 小林圭, 山田啓文]
通讯作者:
山田啓文
炭酸カルシウム結晶表面の液中原子分解能イメージング
碳酸钙晶体表面的液内原子分辨率成像
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[荒木優希, 塚本勝男, 高木良介, 宮下知幸, 大藪範昭, 小林圭, 山田啓文]
通讯作者:
山田啓文
DOI:
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发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuki Araki, Katsuo Tsukamoto, Ryosuke Takagi, Tomoyuki Miyashita, Noriaki Oyabu, Kei Kobayashi, Hirofumi Yamada]
通讯作者:
Hirofumi Yamada
共 22 条
ガラス上のナノ水滴の構造観察による微視的ぬれの解明
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批准号:23K04581
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2023
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负责人:荒木 優希
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依托单位:
海外基金