精巣胚細胞腫瘍を利用した脱メチル化因子の同定
精巣胚細胞腫瘍を利用した脱メチル化因子の同定
批准号:
11J07368
负责人:
奥山 佳ほり (南 佳ほり)
金额:
$1.54万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2013
中文摘要
今年度は、microRNA-371-373 (miR-371-373)クラスターに着目し、ヒト胎児性癌細胞とヒトiPS細胞における発現動態について調べた。ヒト胎児性癌細胞株3ライン、ヒトips細胞株7ラインと、ヒト体細胞株3ラインを用いて、ヒトES細胞特異的miRNAであるmiR-371-373クラスターの発現アレイ解析を行い、発現パターンを比較した。その結果、miR-371-373クラスターの全てのmiRNAsは、ヒトiPS細胞株群に比べ、ヒト胎児性癌細胞株群において顕著に高い発現レベルを示した。この結果を受け、Feeder freeのヒトiPS細胞株であるEdom2#8を用いてmiR-371を安定に発現するEdom2#8-LV371細胞を樹立した。Edom2#8-LV371細胞株とEdom2#8細胞株を用いて、miR-371が細胞周期へ及ぼす影響を調べるためにCell cycle assayを行った。その結果、Edom2#8細胞に比べて、Edom2#8-LV371細胞では大変ユニークなCell cycleパターンを示していた。またこのCell cycleパターンは、胎児性癌細胞株であるNCR-G2細胞において見られたパターンと非常に似ていた。ヒト胎児性癌細胞株におけるヒトES細胞特異的miR-371-373クラスターの非常に高い発現や、Cellcycle assayで示された特異的なパターンは、ヒトiPS細胞、ヒトES細胞とは異なる胎児性癌細胞特異的な発現動態である可能性があり、胎児性癌細胞の新たな特徴を見出したと考えられる。また、miR-371を強制発現させたヒトiPS細胞株はCell cycle assayで胎児性癌細胞株と似た動態パターンを示したことから、miR-371によってヒトiPS細胞株が胎児性癌細胞株に似た性質を示すようになった可能性が考えられた。
英文摘要
今年度は、microRNA-371-373 (miR-371-373)クラスターに着目し、ヒト胎児性癌細胞とヒトiPS細胞における発現動態について調べた。ヒト胎児性癌細胞株3ライン、ヒトips細胞株7ラインと、ヒト体細胞株3ラインを用いて、ヒトES細胞特異的miRNAであるmiR-371-373クラスターの発現アレイ解析を行い、発現パターンを比較した。その結果、miR-371-373クラスターの全てのmiRNAsは、ヒトiPS細胞株群に比べ、ヒト胎児性癌細胞株群において顕著に高い発現レベルを示した。この結果を受け、Feeder freeのヒトiPS細胞株であるEdom2#8を用いてmiR-371を安定に発現するEdom2#8-LV371細胞を樹立した。Edom2#8-LV371細胞株とEdom2#8細胞株を用いて、miR-371が細胞周期へ及ぼす影響を調べるためにCell cycle assayを行った。その結果、Edom2#8細胞に比べて、Edom2#8-LV371細胞では大変ユニークなCell cycleパターンを示していた。またこのCell cycleパターンは、胎児性癌細胞株であるNCR-G2細胞において見られたパターンと非常に似ていた。ヒト胎児性癌細胞株におけるヒトES細胞特異的miR-371-373クラスターの非常に高い発現や、Cellcycle assayで示された特異的なパターンは、ヒトiPS細胞、ヒトES細胞とは異なる胎児性癌細胞特異的な発現動態である可能性があり、胎児性癌細胞の新たな特徴を見出したと考えられる。また、miR-371を強制発現させたヒトiPS細胞株はCell cycle assayで胎児性癌細胞株と似た動態パターンを示したことから、miR-371によってヒトiPS細胞株が胎児性癌細胞株に似た性質を示すようになった可能性が考えられた。
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