菌従属栄養植物における生態適応:絶対菌寄生性の獲得と特異な送粉様式の進化
菌従属栄養植物における生態適応:絶対菌寄生性の獲得と特異な送粉様式の進化
批准号:
12J00602
负责人:
末次 健司
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
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英文摘要
従属栄養植物は、開花期以外は地上に姿を現さないため、分布情報すら明らかではない種が多く、生態学的な研究を行うには困難が伴った。そこで私は、従属栄養植物の精力的な探索と記載分類を地道に行い、詳細な研究を遂行するための土台を作成した。その上で、野外観察から分子生物学的手法に至る様々な手法を駆使し、従属栄養植物の実態に迫る研究を展開してきた。特筆すべき点として、これまで注目されていなかった地上部での適応を含め検討したことが挙げられる。例えば、大半の従属栄養植物は虫媒の植物から起源しているが、それらの生育場所は薄暗い林床であり、ハナバチなどの訪花性見虫の賑わいとは無縁の世界である。このような環境に生育する従属栄養植物は、薄暗い林床で受粉を達成しなければならない。そこで従属栄養植物の送粉様式を調査したところ、多くの種類が昆虫に受粉を頼らずにすむ自動自家受粉を採用していることを明らかにした。こうした自殖の進化は暗い林床で確実に繁殖するのに役立つたと考えられる。しかし、暗い環境に進出可能な見虫を送粉者として利用できれば、林床でも他殖を行うことが可能かもしれない。このような例として、私は、ヤツシロラン節の多くの種が、ショウジョウバエ媒を採用していることを発見した。また従属栄養植物の種子散布様式についても興味深い知見が得られた。そもそも従属栄養植物は、その寄生性ゆえに、胚乳などの養分を持たない非常に小さな種子を作る。そのため、従属栄養性と風による種子散布の間には関連があると考えられてきた。しかしながら暗く風通しの悪い林床では風散布は不適であるため、完全に光合成をやめた従属栄養植物の一部は、液果をつけ、周食動物散布を再獲得していることが明らかになった。
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菌従属栄養植物の受粉様式~送粉を達成するための特殊な進化 シンボジウム光合成をやめた植物―菌従属栄養植物のたどった進化の道のり
霉菌异养植物的授粉模式 - 实现授粉的特殊进化 停止光合作用的植物 - 霉菌异养植物所遵循的进化路径
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[末次健司, 加藤真]
通讯作者:
加藤真
Delayed autonomous self-pollination in two Japanese varieties of Epipactis helleborine (Orchidaceae).
两个日本品种的 Epipactis helleborine(兰科)的自主自花授粉延迟。
DOI:
10.1111/boj.12111
发表时间:
2013
期刊:
Botanical Journal of the Linnean Society
影响因子:
2.4
作者:
[Suetsugu K, Kawakita A, Kato M., Suetsugu K., Suetsugu K.]
通讯作者:
Suetsugu K.
ラン科植物の送粉共生系の解明
兰科植物授粉共生系统的阐明
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Suetsugu K, Kawakita A, Kato M., Suetsugu K., Suetsugu K., Suetsugu K, Suetsugu K, 末次健司, 末次健司]
通讯作者:
末次健司
奨励賞受賞講演 光合成をやめた植物の生き様を覗く
鼓励奖获得者讲座:观察停止光合作用的植物的生命
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Suetsugu K, Kawakita A, Kato M., Suetsugu K., Suetsugu K., Suetsugu K, Suetsugu K, 末次健司, 末次健司, 末次健司]
通讯作者:
末次健司
Evidence for specificity to Glomus group Ab in two Asian mycoheterotrophic Burmannia species
两种亚洲霉菌异养缅甸虫物种对球囊菌群 Ab 特异性的证据
DOI:
10.1111/j.1442-1984.2012.00387.x
发表时间:
2014
期刊:
Plant Species Biology
影响因子:
1.4
作者:
[Suetsugu K, Kawakita A, Kato M.]
通讯作者:
Kato M.
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