「大日本帝国」の膨張過程および崩壊後における「満洲開拓民」に関する歴史学的研究
「大日本帝国」の膨張過程および崩壊後における「満洲開拓民」に関する歴史学的研究
批准号:
12J04369
负责人:
細谷 亨
金额:
$2.32万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本研究の目的は、戦時中に満洲に送られた日本人農業移民(満洲開拓民)を、敗戦後の海外引揚をふくめて総合的に検討することにより、これまで別個に論じられる傾向の強かった満洲移民史と海外引揚史の接続をはかることである。研究の遂行過程においては、開拓民を最も多く送り出した長野県下伊那郡の農村を対象に、政策展開をふまえつつ海外引揚における母村の対応を明らかにした。分析からは、従来あまり言及されることのなかった引揚者援護事業における公的扶助(生活保護)の役割が大きな比重を占めていたことが確認できた。現金給付と現物給付からなる公的扶助は、必ずしも引揚者のみを対象にしたものではなかったが、敗戦後の生活困窮者問題や占領期における社会福祉政策の拡充とも相まって引揚者援護とも結びついていく。もちろん、そのことがただちに引揚者の生活再建を意味するわけではないが、これまで「差別」の視点で語られることの多かった地域における引揚者問題を再検討する手がかりを得たといえる。満洲開拓民の送出についても重要な成果を得ることができた。長野県諏訪郡の農村を対象とした研究では、開拓民が満洲への移住に際して、自家の農地を親戚・知己に貸与して出かけており、敗戦後の農地改革の際、農地を返還してもらい、母村の自作農に復帰するケースを明らかにすることができた。かかる傾向は、当該村だけでなく、程度の差を含みつつも多くの村で確認できることであり、満洲開拓民(分村移民)の遂行が農家の存在形態や母村の対応に大きく規定されていたことをよく表している。上記の研究は、実態面および政策面の双方において、より詳細な検討が必要であるが、満洲開拓民を戦時と戦後の歴史過程のなかに位置付けるうえで重要な貢献をなし得たと考えている。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
アジア・太平洋戦争期における「満洲分郷移民」の展開―新潟県中魚沼郡送出・「日生共栄開拓団」(1942-45年)を事例として―
亚太战争期间“满洲分支移民”的发展——以派往新泻县中尾沼地区的“日精共荣先锋队”为例(1942-45)——
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
三田学会雑誌
影响因子:
--
作者:
[Hinata, Shinsuke, 日向伸介, 細谷亨, 細谷亨]
通讯作者:
細谷亨
『二〇世紀満洲歴史事典』
《二十世纪满洲历史百科全书》
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Harada,K., Aliadi, A., Ma, HO., 貴志俊彦・松重充浩・松村史紀他102名]
通讯作者:
貴志俊彦・松重充浩・松村史紀他102名
講演記録 地域から送り出された「満洲開拓移民」
各地派出的《满洲拓荒移民》讲座实录
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
善隣
影响因子:
--
作者:
[Hinata, Shinsuke, 日向伸介, 細谷亨, 細谷亨, 細谷亨, 細谷 亨]
通讯作者:
細谷 亨
小平市史 近現代編
小平市历史近现代版
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hinata, Shinsuke, 日向伸介, 細谷亨, 細谷亨, 細谷亨, 細谷 亨, 細谷亨, 細谷亨, 細谷 亨, 細谷 亨, 細谷 亨, 大門正克]
通讯作者:
大門正克
文献紹介 沖縄女性史を考える会編『沖縄と「満洲」』
文献介绍:冲绳女性史学会编《冲绳与满洲》
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
同時代史研究
影响因子:
--
作者:
[Hinata, Shinsuke, 日向伸介, 細谷亨, 細谷亨, 細谷亨]
通讯作者:
細谷亨
共 12 条
満蒙開拓団と引揚げの経験から「戦後史」を再考する
-
批准号:24K04212
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.16万
-
财政年份:2024
-
负责人:細谷 亨
-
依托单位: