アントラセン環を有する金属架橋カプセルによるナノカーボンの新機能創出
アントラセン環を有する金属架橋カプセルによるナノカーボンの新機能創出
批准号:
12J04743
负责人:
貴志 礼文
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012 至 2013
中文摘要
本研究では昨年度までに、アントラセン環を有する有機配位子とPd(II)イオンとの自己組織化により、Pd架橋カプセルを構築し、その内部空間へのフラーレンC_<60>の定量的内包を達成している(N. Kishi, M. Yoshizawa et al., JACS, 2011, 133, 11438-11441)。また、直線二配位型のAg(I)イオンを用いることで、配位結合性チューブによるフラーレン類の内包および光照射による放出にも成功している(N. Kishi, M. Yoshizawa et al., JACS, 2013, 135, 12976-12979)。そこで本年度は、新たな金属イオンを用いた機能性ホストの構築を検討した結果、Hg(II)イオンを用いることで、カプセルとチューブの構築を達成し、それらのゲスト認識能を明らかにした。カプセルとチューブの構造は、2つのアントラセン環を含むビスピリジン配位子とHg(II)イオンの混合比によって、選択的に作り分けることが可能である。アセトニトリル中、配位子とHg(II)イオンを4:2の比で混合した際はカプセルが、2:2の比の場合はチューブが定量的に生成した。それらの構造はNMR、ESI-TOFMSによって明らかにした。また、それらの構造体は配位子およびHg(II)イオンの添加によって相互変換出来ることを明らかにした。カプセルとチューブは同程度の大きさの内部空間を有するが、カプセルはC_<60>およびC_<70>の内包能を有する一方で、チューブは分子内包能を示さなかった。また、フラーレン内包カプセルにHg(II)イオンを添加することで、チューブへの構造変換によるフラーレンの放出を達成した。さらに、カプセルは青色の蛍光性を有し、フラーレンの内包によって消光することが分かった。
英文摘要
本研究では昨年度までに、アントラセン環を有する有機配位子とPd(II)イオンとの自己組織化により、Pd架橋カプセルを構築し、その内部空間へのフラーレンC_<60>の定量的内包を達成している(N. Kishi, M. Yoshizawa et al., JACS, 2011, 133, 11438-11441)。また、直線二配位型のAg(I)イオンを用いることで、配位結合性チューブによるフラーレン類の内包および光照射による放出にも成功している(N. Kishi, M. Yoshizawa et al., JACS, 2013, 135, 12976-12979)。そこで本年度は、新たな金属イオンを用いた機能性ホストの構築を検討した結果、Hg(II)イオンを用いることで、カプセルとチューブの構築を達成し、それらのゲスト認識能を明らかにした。カプセルとチューブの構造は、2つのアントラセン環を含むビスピリジン配位子とHg(II)イオンの混合比によって、選択的に作り分けることが可能である。アセトニトリル中、配位子とHg(II)イオンを4:2の比で混合した際はカプセルが、2:2の比の場合はチューブが定量的に生成した。それらの構造はNMR、ESI-TOFMSによって明らかにした。また、それらの構造体は配位子およびHg(II)イオンの添加によって相互変換出来ることを明らかにした。カプセルとチューブは同程度の大きさの内部空間を有するが、カプセルはC_<60>およびC_<70>の内包能を有する一方で、チューブは分子内包能を示さなかった。また、フラーレン内包カプセルにHg(II)イオンを添加することで、チューブへの構造変換によるフラーレンの放出を達成した。さらに、カプセルは青色の蛍光性を有し、フラーレンの内包によって消光することが分かった。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
A Bowl-Shaped Organic Host Using Bispyridine Ligands : Selective Encapsulation of Carbonyl Guests in Water
使用双吡啶配体的碗形有机宿主:选择性封装水中的羰基客体
DOI:
10.1039/c3cc38869g
发表时间:
2013
期刊:
Chemical Communication
影响因子:
--
作者:
[K. Yazaki, N. Kishi, M. Akita, M. Yoshizawa]
通讯作者:
M. Yoshizawa
アントラセン環を有する金属架橋チューブ : フラーレン類の内包と放出
蒽环金属交联管:富勒烯的包合和释放
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Z. Li, N. Kishi, K. Yoza, M. Akita, M. Yoshizawa, 貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆, 貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆]
通讯作者:
貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆
光応答性金属架橋チューブ : フラーレンの内包と放出
光响应金属交联管:富勒烯的封装和释放
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Z. Li, N. Kishi, K. Yoza, M. Akita, M. Yoshizawa, 貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆, 貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆, 貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆]
通讯作者:
貴志礼文・吉沢道人・穐田宗隆
DOI:
10.1002/anie.201311251
发表时间:
2014-04-01
期刊:
ANGEWANDTE CHEMIE-INTERNATIONAL EDITION
影响因子:
16.6
作者:
[Kishi, Norifumi, Akita, Munetaka, Yoshizawa, Michito]
通讯作者:
Yoshizawa, Michito
A Pd(II)-linked Molecular Capsule with Anthracene Rings : Encapsulation of Large Guest Molecules up to 1 nm
带有蒽环的 Pd(II) 连接分子胶囊:封装最大 1 nm 的大客体分子
DOI:
--
发表时间:
2012
期刊:
影响因子:
--
作者:
[N. Kishi, M. Yoshizawa, M. Akita]
通讯作者:
M. Akita
共 8 条
高移動度有機半導体への化学的ドープによる伝導体の構築と熱電材料への応用
-
批准号:15J08805
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$1.0万
-
财政年份:2015
-
负责人:貴志 礼文
-
依托单位:
海外基金