電離圏からのイオン流出過程と地球起源イオンのリングカレントへの寄与に関する研究
電離圏からのイオン流出過程と地球起源イオンのリングカレントへの寄与に関する研究
批准号:
12J05283
负责人:
北村 成寿
金额:
$2.53万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2012
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2012-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
オーロラ帯では磁気圏からのエネルギー流入によってイオン流出が発生し、磁気圏に地球起源イオンを供給している。特に、重い酸素イオンの流出及び磁気圏への供給に関してはこのオーロラ帯からのイオン流出の寄与が大きく、重要視されている。FAST衛星の1998年1月から1999年2月の電磁場、電子、イオン、イオン組成のデータを解析し、流出するイオンの組成、エネルギーインプットと流出イオンフラックスの太陽天頂角依存性について解析を行った。その結果、磁力線のフットプリントの電離圏が日照状態の場合には流出イオンは酸素イオンが支配的な傾向があるが、日陰では水素イオンが支配的な傾向があることが明らかになった。また、大フラックスの酸素イオン流出イベントについては主に日照時に発生していた。降り込み電子(>50 eV)の密度とイオン流出フラックスの関係についても太陽天頂角依存性が見られ、酸素イオンの流出フラックスの理解には以前から指摘されていたエネルギーインプットに加えて、電離圏への日照の効果を考慮する事が重要である事を示した。このデータセットを用いてイオン組成比(酸素/水素、ヘリウム/水素)の太陽天頂角依存性、エネルギーインプット(ポインティングフラックス、電子降り込み)とイオン流出フラックスの経験モデルを構築した。これらの経験モデルは磁気圏のモデリング研究において地球起源イオンの地球側の境界条件の設定に不可欠である。既存の経験モデルではイオン組成、太陽天頂角の効果が全く考慮されていなかった。過去の研究では特に日陰での酸素イオンの流出量を過大評価していた可能性があることが示された。新たに構築した経験モデルは地球起源イオンのリングカレントへの寄与についてのより定量的な評価に大きく寄与し、磁気嵐の発達過程の理解へも貢献することができると期待される。
英文摘要
オーロラ帯では磁気圏からのエネルギー流入によってイオン流出が発生し、磁気圏に地球起源イオンを供給している。特に、重い酸素イオンの流出及び磁気圏への供給に関してはこのオーロラ帯からのイオン流出の寄与が大きく、重要視されている。FAST衛星の1998年1月から1999年2月の電磁場、電子、イオン、イオン組成のデータを解析し、流出するイオンの組成、エネルギーインプットと流出イオンフラックスの太陽天頂角依存性について解析を行った。その結果、磁力線のフットプリントの電離圏が日照状態の場合には流出イオンは酸素イオンが支配的な傾向があるが、日陰では水素イオンが支配的な傾向があることが明らかになった。また、大フラックスの酸素イオン流出イベントについては主に日照時に発生していた。降り込み電子(>50 eV)の密度とイオン流出フラックスの関係についても太陽天頂角依存性が見られ、酸素イオンの流出フラックスの理解には以前から指摘されていたエネルギーインプットに加えて、電離圏への日照の効果を考慮する事が重要である事を示した。このデータセットを用いてイオン組成比(酸素/水素、ヘリウム/水素)の太陽天頂角依存性、エネルギーインプット(ポインティングフラックス、電子降り込み)とイオン流出フラックスの経験モデルを構築した。これらの経験モデルは磁気圏のモデリング研究において地球起源イオンの地球側の境界条件の設定に不可欠である。既存の経験モデルではイオン組成、太陽天頂角の効果が全く考慮されていなかった。過去の研究では特に日陰での酸素イオンの流出量を過大評価していた可能性があることが示された。新たに構築した経験モデルは地球起源イオンのリングカレントへの寄与についてのより定量的な評価に大きく寄与し、磁気嵐の発達過程の理解へも貢献することができると期待される。
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電離圏へのエネルギー流入と酸素及び水素イオン流出との関係の太陽天頂角依存性
流入电离层的能量与氧和氢离子流出之间关系的太阳天顶角依赖性
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北村 成寿, 関 華奈子, 桂華 邦裕, 西村 幸敏, 堀 智昭, Robert J. Strangeway, E. J. Lund]
通讯作者:
E. J. Lund
Very-low-energy O+ion outflows during geomagnetic storms
地磁风暴期间极低能量的 O 离子流出
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北村 成寿, 関 華奈子, 桂華 邦裕, 西村 幸敏, 堀 智昭, Robert J. Strangeway, J. P. McFadden, E. J. Lund, 北村 成寿, 北村 成寿]
通讯作者:
北村 成寿
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北村 成寿, 関 華奈子, 西村 幸敏, 堀 智昭, Robert J. Strangeway]
通讯作者:
Robert J. Strangeway
Solar zenith angle dependence of relationships between energy inputs to the ionosphere and O+ and H+ ion outflows
电离层能量输入与 O 和 H 离子流出之间关系的太阳天顶角依赖性
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kitamura, N., K. Seki, K. Keika, Y. Nishimura, T. Hori, R. J. Strangeway, and E. J. Lund]
通讯作者:
and E. J. Lund
Geomagnetic activity dependence of photoelectron outflows and the field-aligned potential drop in the polar cap
光电子流出的地磁活动依赖性和极帽中的场对准电势降
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[北村 成寿, 関 華奈子, 桂華 邦裕, 西村 幸敏, 堀 智昭, Robert J. Strangeway, J. P. McFadden, E. J. Lund, 北村 成寿, 北村 成寿, 北村 成寿, 北村 成寿, 北村 成寿, 北村 成寿]
通讯作者:
北村 成寿
共 23 条
波動粒子相互作用直接解析手法を用いた電磁サイクロトロン波動と粒子の相互作用の研究
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批准号:23K03476
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:北村 成寿
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依托单位:
FAST衛星の長期観測データを用いた地球極域からのイオン流出、イオン加速の研究
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批准号:19K14781
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$1.83万
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财政年份:2019
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负责人:北村 成寿
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依托单位:
極域電離圏―磁気圏結合系におけるプラズマ密度構造と磁気嵐に伴う変動
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批准号:10J01671
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2010
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负责人:北村 成寿
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依托单位:
海外基金