オルガネラゲノム核様体の構造様式:その蛋白質構成、ダイナミズムに迫る
オルガネラゲノム核様体の構造様式:その蛋白質構成、ダイナミズムに迫る
批准号:
14J00786
负责人:
小林 優介
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-25 至 2017-03-31
中文摘要
葉緑体核様体の形態制御に関わる分子メカニズムに迫るべく、緑藻クラミドモナスの変異体monokaryotic chloroplast (moc) H72に注目した。mocH72は葉緑体DNAの不均等分配が頻繁に観察される(Misumi et al., Protoplasma, 1999)。申請者はmocH72の原因遺伝子MOC1を同定し、さらに陸上植物シロイヌナズナにおいても、MOC1は葉緑体に局在し、葉緑体DNAの維持や葉緑体核様体の形態制御に極めて重要であることを示した。MOC1はSWISSホモロジーモデリングによってバクテリアのRuvCタンパク質様構造を形成することが示唆された。RuvCは相同組換えの最終ステップであるホリデイジャンクション(HJ)の切断酵素であり、葉緑体において相同の活性を示す酵素はこれまで見つかっていない。申請者は、MOC1はHJに特異的に結合し、補因子としてマグネシウムイオンやマンガンイオンを要求しながら、25-35℃付近で強いエンドヌクレアーゼ活性を示すことを明らかにした。さらに、様々な構造や配列を持つ基質を作成し、シス配列や構造特異性を解析したところ、MOC1は切断活性にはシス配列として長い相同配列は必要とせず、コア配列C↓C(↓は切断サイト)を点対称に切断することを証明した。葉緑体には約80コピーの相同DNA分子が存在しており、それらは光合成によって発生する活性酸素種などによって常に障害をうける。つまり、葉緑体では頻繁な相同組換えによって、葉緑体DNA分子同士はHJによって繋がった構造(葉緑体DNAコンカテマー)を形成すると考えられている。MOC1は葉緑体内においてHJを切断し、コンカテマーを解消することで葉緑体DNAの可動性、延いては葉緑体核様体の可動性を保証していると考えられる。
英文摘要
葉緑体核様体の形態制御に関わる分子メカニズムに迫るべく、緑藻クラミドモナスの変異体monokaryotic chloroplast (moc) H72に注目した。mocH72は葉緑体DNAの不均等分配が頻繁に観察される(Misumi et al., Protoplasma, 1999)。申請者はmocH72の原因遺伝子MOC1を同定し、さらに陸上植物シロイヌナズナにおいても、MOC1は葉緑体に局在し、葉緑体DNAの維持や葉緑体核様体の形態制御に極めて重要であることを示した。MOC1はSWISSホモロジーモデリングによってバクテリアのRuvCタンパク質様構造を形成することが示唆された。RuvCは相同組換えの最終ステップであるホリデイジャンクション(HJ)の切断酵素であり、葉緑体において相同の活性を示す酵素はこれまで見つかっていない。申請者は、MOC1はHJに特異的に結合し、補因子としてマグネシウムイオンやマンガンイオンを要求しながら、25-35℃付近で強いエンドヌクレアーゼ活性を示すことを明らかにした。さらに、様々な構造や配列を持つ基質を作成し、シス配列や構造特異性を解析したところ、MOC1は切断活性にはシス配列として長い相同配列は必要とせず、コア配列C↓C(↓は切断サイト)を点対称に切断することを証明した。葉緑体には約80コピーの相同DNA分子が存在しており、それらは光合成によって発生する活性酸素種などによって常に障害をうける。つまり、葉緑体では頻繁な相同組換えによって、葉緑体DNA分子同士はHJによって繋がった構造(葉緑体DNAコンカテマー)を形成すると考えられている。MOC1は葉緑体内においてHJを切断し、コンカテマーを解消することで葉緑体DNAの可動性、延いては葉緑体核様体の可動性を保証していると考えられる。
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真核生物型 DNA 結合タンパク質 CreSAP は葉緑体核様体の構成的因子である
真核 DNA 结合蛋白 CreSAP 是叶绿体核的组成因子。
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田草川真理, 小林優介, 深尾陽一朗, 西村芳樹, 三角修己, 小林優介,田草川真理,小田原真樹,原田尚実,深尾陽一朗,鹿内利治,西村芳樹]
通讯作者:
小林優介,田草川真理,小田原真樹,原田尚実,深尾陽一朗,鹿内利治,西村芳樹
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kobayashi Y, Takusagawa M, Odahara M, Fukao Y, Shikanai T, Nishimura Y.]
通讯作者:
Nishimura Y.
DOI:
10.1093/gbe/evv233
发表时间:
2015-11-25
期刊:
Genome biology and evolution
影响因子:
3.3
作者:
[Kobayashi Y, Takusagawa M, Harada N, Fukao Y, Yamaoka S, Kohchi T, Hori K, Ohta H, Shikanai T, Nishimura Y]
通讯作者:
Nishimura Y
MOC1, a Holliday junction resolvase, is critical for chloroplast DNA segregation
MOC1 是一种霍利迪连接体解析酶,对于叶绿体 DNA 分离至关重要
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小林優介, 三角修己, 小田原真樹, 廣野雅文, 日高久美, 遠藤政幸, 杉山弘, 黒岩常祥, 鹿内利治, 西村芳樹, Kobayashi Y]
通讯作者:
Kobayashi Y
DOI:
10.1104/pp.16.01533
发表时间:
2016-12-01
期刊:
PLANT PHYSIOLOGY
影响因子:
7.4
作者:
[Odahara, Masaki, Kobayashi, Yusuke, Nishimura, Yoshiki]
通讯作者:
Nishimura, Yoshiki
共 20 条
葉緑体核様体の形態・分配をハイジャックする細胞核因子の解析
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批准号:23K27201
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$6.74万
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财政年份:2024
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负责人:小林 優介
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依托单位:
Molecular analysis of nuclear factors governing the morphology and segregation chloroplast DNA
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批准号:23H02509
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2023
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负责人:小林 優介
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依托单位:
ミドリゾウリムシを用いた宿主・共生体の代謝・概日時計を介した双方向制御機構の解析
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批准号:18J01993
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$7.49万
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财政年份:2018
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负责人:小林 優介
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依托单位:
ミドリゾウリムシにおける共生藻獲得に伴う遺伝子発現・代謝動態とその意義の解明
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批准号:17H07329
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2017
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负责人:小林 優介
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依托单位:
海外基金