霊長類大脳の物体視経路における色と形の処理経路の分離と統合のメカニズム
霊長類大脳の物体視経路における色と形の処理経路の分離と統合のメカニズム
批准号:
15K01851
负责人:
谷川 久
金额:
$3.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-01 至 2017-03-31
中文摘要
霊長類大脳において、色と形の視覚情報は異なる脳領域で別々に処理され、その後統合されると考えられている。本研究では、霊長類 の高次視覚野における色と形の処理経路の神経基盤を明らかにすることを目指している。本年度は、以下の研究を実施した。1マカクザルの高次視覚野である第4次視覚野の脳活動が、空間的注意によって影響を受けることは知られているが、その皮質内での分布がどのようになっているのかは詳細には分かっていなかった。本研究では、カラムレベル(~0.5μm)の空間分解能を持つ内因性光計測法を用いて、第4次視覚野における空間的注意による影響が複数のカラムにまたがって広範囲に分布することを明らかにした。また一方で、カラムの色や形への応答選択性には影響がないことがわかった。この広範囲にわたる脳活動への影響は、Reynoldsらによって提唱されている注意の正規化モデル(Reynolds and Heeger 2009)における正規化プール(normalization pool)に当たることが示唆された(Tanigawa et al., Frontiers in Neural Circuits 2016)。2下側頭葉皮質と前頭前野における色の想起の神経基盤を明らかにするため、色の想起を必要とする行動課題を遂行中のニホンザルから記録された皮質脳波に対して、情報の伝播を明らかにできるグランジャー因果解析を行った。その結果、下側頭葉皮質から前頭前野へのグランジャー因果が、シータ波において顕著に上昇することが明らかになった。このことは、色の想起において、下側頭葉皮質から前頭前野への情報の伝播が、シータ波を介して行われることを示唆していた(Sasaki et al., 日本神経科学大会 2016)。
英文摘要
霊長類大脳において、色と形の視覚情報は異なる脳領域で別々に処理され、その後統合されると考えられている。本研究では、霊長類 の高次視覚野における色と形の処理経路の神経基盤を明らかにすることを目指している。本年度は、以下の研究を実施した。1マカクザルの高次視覚野である第4次視覚野の脳活動が、空間的注意によって影響を受けることは知られているが、その皮質内での分布がどのようになっているのかは詳細には分かっていなかった。本研究では、カラムレベル(~0.5μm)の空間分解能を持つ内因性光計測法を用いて、第4次視覚野における空間的注意による影響が複数のカラムにまたがって広範囲に分布することを明らかにした。また一方で、カラムの色や形への応答選択性には影響がないことがわかった。この広範囲にわたる脳活動への影響は、Reynoldsらによって提唱されている注意の正規化モデル(Reynolds and Heeger 2009)における正規化プール(normalization pool)に当たることが示唆された(Tanigawa et al., Frontiers in Neural Circuits 2016)。2下側頭葉皮質と前頭前野における色の想起の神経基盤を明らかにするため、色の想起を必要とする行動課題を遂行中のニホンザルから記録された皮質脳波に対して、情報の伝播を明らかにできるグランジャー因果解析を行った。その結果、下側頭葉皮質から前頭前野へのグランジャー因果が、シータ波において顕著に上昇することが明らかになった。このことは、色の想起において、下側頭葉皮質から前頭前野への情報の伝播が、シータ波を介して行われることを示唆していた(Sasaki et al., 日本神経科学大会 2016)。
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Postnatal development of intrinsic horizontal axons in macaque inferior temporal and primary visual cortices
猕猴颞下皮层和初级视觉皮层内在水平轴突的出生后发育
DOI:
10.1093/cercor/bhw105
发表时间:
2016
期刊:
Cerebral Cortex
影响因子:
3.7
作者:
[Quanxin Wang, Hisashi Tanigawa, Ichiro Fujita (QW and HT contributed equally to this work)]
通讯作者:
Ichiro Fujita (QW and HT contributed equally to this work)
Spatial Distribution of Attentional Modulation at Columnar Resolution in Macaque Area V4.
猕猴 V4 区柱状分辨率注意调制的空间分布
DOI:
10.3389/fncir.2016.00102
发表时间:
2016
期刊:
Frontiers in neural circuits
影响因子:
3.5
作者:
[Tanigawa H, Chen G, Roe AW]
通讯作者:
Roe AW
Directional influences through theta band activity between macaque inferior temporal and prefrontal cortices during memory retrieval
记忆检索过程中猕猴下颞叶皮质和前额叶皮质之间θ带活动的方向性影响
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiromu Sasaki, Hisashi Tanigawa, Kawasaki Kawasaki, Atsushi Iijima, Takahumi Suzuki, Isao Hasegawa]
通讯作者:
Isao Hasegawa
Decoding from ECoG signals reveals the contents of color imagery in macaque inferior temporal and prefrontal cortices
ECoG 信号解码揭示了猕猴下颞叶和前额皮质的彩色图像内容
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiromu Sasaki, Hisashi Tanigawa, Keisuke Kawasaki, Atsuhiko Iijima, Takafumi Suzuki, Isao Hasegawa, Hisashi Tanigawa]
通讯作者:
Hisashi Tanigawa
Zhejiang University(China)
浙江大学(中国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
サル高次視覚連合野における図形特徴選択性コラムを結合する水平軸索の機能的役割
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批准号:01J00636
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2001
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负责人:谷川 久
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依托单位: