鉄筋コンクリート建築物の機能維持限界の定量化を目的とする次世代の構造設計法の提案
鉄筋コンクリート建築物の機能維持限界の定量化を目的とする次世代の構造設計法の提案
批准号:
15J00625
负责人:
尹 ロク現
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-24 至 2018-03-31
中文摘要
本研究は二次壁(非構造壁)を有する柱梁架構の高精度な性能評価モデルを構築することを目的している。本研究の3年目の目的は建物の機能維持限界性能を定量的に評価することである。当初の研究計画では力学的な損傷評価モデルについて,居住者の感覚との相関を分析し,人間科学に基づくアプローチを計画した。特に,人間心理(不安感,危機感等)を定量化し得る指標と建物の住機能維持限界の相関を検出することを立案した。しかし,地震被害による建物の損傷に対する人間心理を工学的に定量化するのは時期尚早と判断した。一方,居住者の快適な住環境には温熱環境,空気環境,光・視環境,音環境の関係が深い。非構造壁が地震により損傷すると,ひび割れや欠損部を通じて空気の移動が可能になるため,特に温熱環境,空気環境,音環境に影響し得ると考えられる。壁面を貫通する空気量を表す物理量として気密性能がある。そこで,建物の住機能維持限界を建築環境工学(建物の気密性能)から評価する方針に修正し,既存の気密性能測定法に基づくRC壁の気密性能評価実験方法を開発し,典型的なRC壁の一部を模擬した試験体を用いて載荷と気密測定を繰り返す実験を行った。実験より,RC壁の損傷と気密性能(C値)の関係を評価し,その関係を用いて研究対象の建物の住機能維持限界について検討した。その結果,被災RC建物を対象に,気密性能(C値)の制限に基づいて住機能性を維持できる限界を評価することができた。また,建物の住機能性能を保証する構造設計法の枠組を提案するため,日本建築学会・性能評価指針の方法を応用し,標準的な設計用加速度応答スペクトル(地震力)を基準として,各種の限界性能(機能維持限界性能,終局限界性能等)に至る地震力倍率を評価する手順を示し,対象建物を対象に各限界性能について比較・検討を行った。その結果,建物の住機能性を保証する構造設計法の可能性を示した。
英文摘要
本研究は二次壁(非構造壁)を有する柱梁架構の高精度な性能評価モデルを構築することを目的している。本研究の3年目の目的は建物の機能維持限界性能を定量的に評価することである。当初の研究計画では力学的な損傷評価モデルについて,居住者の感覚との相関を分析し,人間科学に基づくアプローチを計画した。特に,人間心理(不安感,危機感等)を定量化し得る指標と建物の住機能維持限界の相関を検出することを立案した。しかし,地震被害による建物の損傷に対する人間心理を工学的に定量化するのは時期尚早と判断した。一方,居住者の快適な住環境には温熱環境,空気環境,光・視環境,音環境の関係が深い。非構造壁が地震により損傷すると,ひび割れや欠損部を通じて空気の移動が可能になるため,特に温熱環境,空気環境,音環境に影響し得ると考えられる。壁面を貫通する空気量を表す物理量として気密性能がある。そこで,建物の住機能維持限界を建築環境工学(建物の気密性能)から評価する方針に修正し,既存の気密性能測定法に基づくRC壁の気密性能評価実験方法を開発し,典型的なRC壁の一部を模擬した試験体を用いて載荷と気密測定を繰り返す実験を行った。実験より,RC壁の損傷と気密性能(C値)の関係を評価し,その関係を用いて研究対象の建物の住機能維持限界について検討した。その結果,被災RC建物を対象に,気密性能(C値)の制限に基づいて住機能性を維持できる限界を評価することができた。また,建物の住機能性能を保証する構造設計法の枠組を提案するため,日本建築学会・性能評価指針の方法を応用し,標準的な設計用加速度応答スペクトル(地震力)を基準として,各種の限界性能(機能維持限界性能,終局限界性能等)に至る地震力倍率を評価する手順を示し,対象建物を対象に各限界性能について比較・検討を行った。その結果,建物の住機能性を保証する構造設計法の可能性を示した。
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Analytical Simulations on Structural Experiments of One-Story One-Bay R/C Moment-Resisting Frames with Non-Structural Walls
非结构墙一层一层遥控弯矩框架结构试验解析模拟
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
Proceedings of 16WCEE
影响因子:
--
作者:
[尹ロク現, 真田靖士, 赤堀巧]
通讯作者:
赤堀巧
RC架構解析に基づく梁主筋座屈の評価法の提案:検証用実験の概要と解析:RC造建物の崩壊余裕度定量化に関する研究開発(その17)
基于RC框架分析的梁主筋屈曲评价方法的提出:验证实验概述与分析:量化RC建筑倒塌裕度的研究与进展(第17篇)
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
学術講演梗概集(日本建築学会)
影响因子:
--
作者:
[尹ロク現, 赤堀巧, 真田靖士]
通讯作者:
真田靖士
二次壁を有する単層単スパンRC架構の構造実験の解析的分析:RC造建物の崩壊余裕度定量化に関する研究開発(その12)
单层、单跨次墙钢筋混凝土框架结构试验分析:钢筋混凝土建筑倒塌裕度量化研究与进展(第12部分)
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
学術講演梗概集(日本建築学会)
影响因子:
--
作者:
[尹ロク現, 赤堀巧, 鈴木卓, 真田靖士]
通讯作者:
真田靖士
二次壁の損傷評価に関する研究:ひび割れ幅の算定法の検証:RC造建物の崩壊余裕度定量化に関する研究開発(その23)
次墙损伤评估研究:裂缝宽度计算方法验证:钢筋混凝土建筑倒塌裕度量化研究与开发(第23部分)
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
日本建築学会学術講演梗概集
影响因子:
--
作者:
[Rokhyun Yoon, Yasushi Sanada, Takumi Akahori, 雨宮怜・上野雄己・清水安夫, 張政,尹ロク現,真田靖士]
通讯作者:
張政,尹ロク現,真田靖士
DOI:
10.3151/jact.15.544
发表时间:
2017-09
期刊:
Journal of Advanced Concrete Technology
影响因子:
2
作者:
[R. Yoon;Y. Sanada;T. Akahori]
通讯作者:
R. Yoon;Y. Sanada;T. Akahori
共 16 条
Construction of structural performance evaluation method for RC moment-resisting frames with CLT walls
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批准号:22K14361
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2022
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负责人:尹 ロク現
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依托单位: