精神の障害が一定の影響を及ぼした事案における量刑判断等のあり方に関する学際的研究（国際共同研究強化）

对精神障碍案件量刑决定有一定影响的跨学科研究（加强国际联合研究）

• 批准号: 15KK0119
• 负责人: 安田 拓人
• 金额: $ 8.24万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research)
• 财政年份: 2016
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2016 至 2018
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15KK0119/
• 关键词: 精神の障害; 量刑; 責任能力; ドイツ刑法; オーストリア刑法; スイス刑法; 司法精神医学; 処遇

本研究は、ドイツ刑法、オーストリア刑法、スイス刑法との比較法的研究を行いながら、精神の障害が量刑判断等に及ぼす影響につき、調査研究を行うことを目指すものであり、マックス・プランク外国・国際刑事法研究所に長期間滞在して、文献調査及びアンケート調査を併用することにより、所期の目的を達成する予定であった。研究期間においては、採択された年度から２年程は、ヨーロッパにおけるテロリスク等から渡航を控え、裁判官等との共同研究を行いながら、国内で可能な文献的検討を通じて、調査すべき内容を精査するとともに、比較法的知見の蓄積に努めた。その結果、精神の障害が責任能力に著しい影響を及ぼさないまでも、一定の影響を及ぼした場合には、そのこと自体は、責任非難を減少させる方向で、能力減退の程度に応じて考慮されるべきことが明らかにされるとともに、他方で、オーストリア刑法のように、主に予防的考慮からその埋め合わせを認め、減軽的効果を認めないような扱いもありうることが確認できた。キックオフ滞在として位置づけていた、平成３０年春休みにおける渡航においては、わが国において入手できない文献の収集に努めるとともに、主にヘルムート・クーリー教授との意見交換により、上記の問題意識を深めるとともに、処遇面への影響をもっと考えるべきではないかとの貴重な示唆を得た。この研究の成果の一部として、法学論叢誌上に、論説「精神の障害が一定の影響を及ぼした事案における量刑判断のあり方に関する序論的考察」を公表している。

は, this study ド イ ツ criminal law, オ ー ス ト リ ア criminal law, ス イ ス criminal law と の comparison research line を い な が ら, spirit is の handicap of が sentencing judge に and ぼ す influence に つ き, investigation and study を う こ と を refers す も の で あ り, マ ッ ク ス · プ ラ ン ク に long lag between foreign, international criminal law institute in し て, literature survey and び ア ン ケ ー ト To investigate を and to achieve する set であった with する とによ とによ and the expected objective を. During the study period に お い て は, 択 さ れ た annual か ら は, 2 years ヨ ー ロ ッ パ に お け る テ ロ リ ス ク etc か ら tayouan を え controlling, the magistrate and other と の joint research line を い な が ら, domestic で may beg を 検 な literature through じ て, investigate す べ き content を fine check す る と と も に, comparison of the accumulation of knowledge の に Mr め た. そ の results, spirit is の handicap of が responsibility に the し い influence を and ぼ さ な い ま で も, a certain influence on の を and ぼ し た occasions に は, そ の こ と autologous は を vt, responsibility, reduce さ せ で る direction, degree of ability drops の に 応 じ て consider さ れ る べ き こ と が Ming ら か に さ れ る と と も に, fang で, オ ー ス ト リ ア criminal law の よ う に, main に To prevent consideration か ら そ の buried め close わ せ を recognize め, reduce 軽 services fruit を め な い よ う な Cha い も あ り う る こ と が confirm で き た. キ ッ ク オ フ lag in と し て position づ け て い た, pp.47-53 30 years spring み に お け る tayouan に お い て は, わ が countries に お い て of で き な い literature の 収 set に Mr め る と と も に, main に ヘ ル ム ー ト · ク ー リ ー professor と の exchange に よ り, written の problem consciousness を deep め る と と も に, 処 encounter へ の influence を も っ と exam え る べ Youdaoplaceholder0 で な な な と と な valuable な instructions を た の こ の research の a と し て, law review tzu に, expatiating on the "mental の handicap of が の certain influence を and ぼ し た matter case に お け る sentencing judge の あ り party に masato す る prodromes investigation" を male table し て い る.

项目成果

精神の障害が一定の影響を及ぼした事案における量刑判断のあり方に関する序論的考察

对精神障碍有一定影响案件量刑决定的初步思考

• 发表时间: 2017
• 期刊: 法学論叢
• 作者: 片桐直人;岡田順太;松尾陽（編著）;吉良貴之ら（著）;脇田滋;安田拓人
• 通讯作者: 安田拓人

マックス・プランク外国・国際刑事法研究所(ドイツ)

马克斯·普朗克外国和国际刑法研究所（德国）

• 发表时间: 2018

精神の障害が量刑に及ぼす影響[大阪高裁平成29.3.9判決]

精神障碍对量刑的影响【大阪高等法院2017年3月9日判决】

• 发表时间: 2018
• 期刊: 法学教室
• 作者: 安田拓人;安田拓人
• 通讯作者: 安田拓人

裁判員裁判のもとでの責任能力判断および精神鑑定のあり方

非专业法官审判下的责任确定和精神评估

• 发表时间: 2018
• 期刊: 司法精神医学
• 作者: 井上達夫;香山リカ;矢野昌浩;都留康子;深澤龍一郎;笹田栄司;鈴木由利子（共著）;宮下修一;鶴田順;瀧川裕英;岸本太樹;加々美康彦;上田真理;鈴木秀美;中嶋直木;佐古田彰;松岡悦子;安田拓人
• 通讯作者: 安田拓人

精神の障害が量刑に及ぼす影響（判例研究）

精神障碍对量刑的影响（案例研究）

• 发表时间: 2018
• 期刊: 法学教室
• 作者: 井上達夫;香山リカ;矢野昌浩;都留康子;深澤龍一郎;笹田栄司;鈴木由利子（共著）;宮下修一;鶴田順;瀧川裕英;岸本太樹;加々美康彦;上田真理;鈴木秀美;中嶋直木;佐古田彰;松岡悦子;安田拓人;宮下修一;加々美康彦;ジョセフ・カレンズ（横濱竜也訳・解説）;木村正;脇田滋;安田拓人
• 通讯作者: 安田拓人