昆虫類の陸上進出における生殖戦略:卵膜構造と受精システムの進化形態学的研究
昆虫類の陸上進出における生殖戦略:卵膜構造と受精システムの進化形態学的研究
批准号:
16J00048
负责人:
真下 雄太
金额:
$3.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2019-03-31
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英文摘要
本年度は、1)イシノミ目における卵殻の透過性の解明、2)シミ目における受精様式の解明、3)コムシ目の受精様式の解明を目指し、研究を行った。1)昨年度までの観察から、イシノミ目では受精時に精子が卵殻を通り抜けることが示唆されたため、卵殻の透過性を検証するためにヤマトイシノミを用いて人工授精実験を行った。結果として、現時点では人工授精の成功には至らず卵殻の透過性の解明はできなかった。一方で、これまでの産卵中メスの切片観察において、産下中の卵の卵殻が、受精嚢の開口部付近では一時的に薄くなっている状態がしばしば確認された。卵が狭い生殖管を通過する際に、柔らかい卵殻が伸展しているものと考えられるが、この厚さの変化が卵殻の透過性と関係する可能性が示唆される。2)マダラシミを材料として用いて、産卵中のメス腹部の連続準薄切片観察による受精様式の解明を試みた。産卵中のメスの凍結固定の難しさゆえに、ごく少数しか観察できておらず、産下中の卵内から今のところ雄性前核は見つかっていない。一方で、シミ目においても、イシノミ目と同様の卵殻の柔軟性が確認できた。マダラシミの卵には、前極付近に存在するスリット状の卵門から精子が侵入すると考えられているが、その実態はまだわかっていない。そのため、イシノミ目のような柔らかい卵殻が、シミ目の受精様式と関連があるのかは今後の検証課題である。3)昨年度までにヤマトハサミコムシの産卵中の卵巣内から発見された精子様構造についてTEM観察を試みた。しかし、ヤマトハサミコムシを個別飼育したものの辞退までにメスが産卵せず、観察の実施までには至らなかった。本研究課題によって、六脚類の初期の受精様式の変遷について重要な知見がいくつか得られている。これらの成果の一部は、現在論文として発表準備を進めている。
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昆虫卵における精子の侵入孔は、いつ獲得されたのか:イシノミ目における受精様式の解明
昆虫卵中的精子进入孔何时获得?:冰蟹目受精模式的阐明。
DOI:
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发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[真下 雄太・塘 忠顕・町田 龍一郎]
通讯作者:
真下 雄太・塘 忠顕・町田 龍一郎
The Phylogeny of Hexapoda (Arthropoda) and the Evolution of Megadiversity
六足动物(节肢动物)的系统发育和大多样性的进化
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
Proc. Arthropod. Embryol. Soc. Jpn.
影响因子:
--
作者:
[Rolf G. BEUTEL, Margarita. YAVORSKAYA, Yuta MASHIMO, Makiko FUKUI and Karen MEUSEMANN]
通讯作者:
Makiko FUKUI and Karen MEUSEMANN
昆虫類の最原始系統群、イシノミ目には卵門は存在するか?
最原始的昆虫系统发育类群——冰虫科(Icylinidae)中是否存在卵门?
DOI:
--
发表时间:
2017
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Keita Iwabuchi, Roger Pearce, Brian Van Essen, Maya Gokhale, Satoshi Matsuoka, 真下 雄太・塘 忠顕・町田 龍一郎]
通讯作者:
真下 雄太・塘 忠顕・町田 龍一郎
Innovation of fertilization in basal split of Hexapoda
六足动物基部分裂施肥的创新
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuta Mashimo, Ryuichiro Machida, Tadaaki Tsutsumi]
通讯作者:
Tadaaki Tsutsumi
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