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肺炎レンサ球菌による血液脳関門突破機構の解明

肺炎レンサ球菌による血液脳関門突破機構の解明
肺炎链球菌突破血脑屏障机制的阐明
批准号:
16J02607
负责人:
広瀬 雄二郎
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
肺炎レンサ球菌は,肺炎や髄膜炎の主たる原因菌である.本菌が産生するcompetence induced protein Ccs4は形質転換誘導性タンパク質の一つとして報告されているが,病態発症における役割は未だ不明である.本年度の研究では,Ccs4が肺炎レンサ球菌の病原性に果たす役割を解析した.肺炎レンサ球菌TIGR4株を親株としてccs4欠失株を作製した.ccs4欠失変異株にプラスミドpDCermを用いてCcs4を再導入し相補株を得た.Ccs4が宿主の殺菌機構への抵抗性に寄与するかを調べるため,各菌株とマウス血液を混和し,培養後の菌体生存率を算定した.また,抗菌ペプチドLL-37に対する感受性試験を行った.次に,ヒト脳微小血管内皮細胞へ各菌株を感染させ,付着率と侵入率を算定した.さらに,マウスの尾静脈から各菌株を感染させ,感染後のマウスの生存時間を比較した.各菌株間で,マウス血液中の生存率,およびLL-37による最小発育阻止濃度及び最小殺菌濃度に差は認められなかった.その一方で,ヒト脳微小血管内皮細胞へのccs4欠失変異株の付着率と侵入率は,野生株および相補株と比較して有意に低下した.マウス静脈感染実験の結果から,ccs4欠失変異株感染マウスの生存時間は,野生株感染マウスと比較して有意に延長した.また、マウス静脈感染後24時間の血液中の細菌数は野生株感染マウスとccs4欠失株感染マウスで検出に差は見られなかったが、脳内の菌数においては、ccs4欠失株感染マウスでの検出数が有意に低下した。以上の結果より,肺炎レンサ球菌のCcs4は,自然免疫による殺菌からの回避には寄与せず,脳微小血管内皮細胞への付着および侵入に関与し,病原因子として働く可能性が示された.
英文摘要
肺炎レンサ球菌は,肺炎や髄膜炎の主たる原因菌である.本菌が産生するcompetence induced protein Ccs4は形質転換誘導性タンパク質の一つとして報告されているが,病態発症における役割は未だ不明である.本年度の研究では,Ccs4が肺炎レンサ球菌の病原性に果たす役割を解析した.肺炎レンサ球菌TIGR4株を親株としてccs4欠失株を作製した.ccs4欠失変異株にプラスミドpDCermを用いてCcs4を再導入し相補株を得た.Ccs4が宿主の殺菌機構への抵抗性に寄与するかを調べるため,各菌株とマウス血液を混和し,培養後の菌体生存率を算定した.また,抗菌ペプチドLL-37に対する感受性試験を行った.次に,ヒト脳微小血管内皮細胞へ各菌株を感染させ,付着率と侵入率を算定した.さらに,マウスの尾静脈から各菌株を感染させ,感染後のマウスの生存時間を比較した.各菌株間で,マウス血液中の生存率,およびLL-37による最小発育阻止濃度及び最小殺菌濃度に差は認められなかった.その一方で,ヒト脳微小血管内皮細胞へのccs4欠失変異株の付着率と侵入率は,野生株および相補株と比較して有意に低下した.マウス静脈感染実験の結果から,ccs4欠失変異株感染マウスの生存時間は,野生株感染マウスと比較して有意に延長した.また、マウス静脈感染後24時間の血液中の細菌数は野生株感染マウスとccs4欠失株感染マウスで検出に差は見られなかったが、脳内の菌数においては、ccs4欠失株感染マウスでの検出数が有意に低下した。以上の結果より,肺炎レンサ球菌のCcs4は,自然免疫による殺菌からの回避には寄与せず,脳微小血管内皮細胞への付着および侵入に関与し,病原因子として働く可能性が示された.
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会议论文
肺炎球菌のCcs4 は脳血管内皮細胞への侵入に寄与する病原因子である
肺炎球菌 Ccs4 是一种毒力因子,有助于侵袭脑血管内皮细胞
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [Hirose, Y., Yamaguchi, M., Kawabata, S., Murakami, M., Nakashima, M., Gotoh, M., Yamamoto, T., 山口雅也,広瀬雄二郎,後藤花奈,竹村 萌,住友倫子,中田匡宣,川端重忠, 広瀬雄二郎,山口雅也,後藤花奈,住友倫子,中田匡宣,川端重忠, 後藤花奈,山口雅也,広瀬雄二郎,住友倫子,中田匡宣,川端重忠, 山口雅也,中田匡宣,住岡龍一,和田聖史,広瀬雄二郎,明田幸宏,住友倫子,川端重忠, 住友倫子,中田匡宣,山口雅也,川端重忠, 広瀬雄二郎,山口雅也,後藤花奈,住友倫子,中田匡宣,川端重忠]
通讯作者: 広瀬雄二郎,山口雅也,後藤花奈,住友倫子,中田匡宣,川端重忠
肺炎球菌が発現する形質転換誘導性タンパク質Ccs4の病原性への関与
肺炎球菌表达的转化诱导蛋白 Ccs4 参与致病性
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [広瀬雄二郎, 山口雅也, 後藤花奈, 住友倫子, 中田匡宣, 川端重忠]
通讯作者: 川端重忠
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [広瀬雄二郎, 山口雅也, 後藤花奈, 住友倫子, 中田匡宣, 川端重忠]
通讯作者: 川端重忠
システム生物学を応用した薬剤耐性化病原レンサ球菌に対する新規制御法の検討
  • 批准号:
    23KK0281
  • 项目类别:
    Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research)
  • 资助金额:
    $9.98万
  • 财政年份:
    2023
  • 负责人:
    広瀬 雄二郎
  • 依托单位:
感染症の増悪に寄与する化膿レンサ球菌の代謝機構同定と病原性制御法の探索
  • 批准号:
    22K09924
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.66万
  • 财政年份:
    2022
  • 负责人:
    広瀬 雄二郎
  • 依托单位: