课题基金 / 基金详情

バンド伝導性有機半導体におけるキャリア散乱の測定と制御

バンド伝導性有機半導体におけるキャリア散乱の測定と制御
带导有机半导体中载流子散射的测量和控制
批准号:
16J06592
负责人:
鶴見 淳人
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-22 至 2018-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
有機半導体はπ共役分子が分子間力によって弱く凝集した固体である。有機半導体中の伝導キャリアは、分子振動の影響で無機半導体よりも数十倍の頻度で散乱しているという特徴があり、電気伝導の理解には散乱の影響を考慮することが重要である。本研究では、低周波ラマン分光を用いることで、有機半導体の低エネルギーの分子振動を直接観測することに成功した。また、外力を加えることで有機半導体の単結晶に一軸性の歪みを加えると、低エネルギーの分子振動が大きく抑制できることを確認した。以前、有機半導体の単結晶に一軸性歪みを加えると移動度が70%程度向上することを報告したが、その原因が分子振動の抑制によるものであることの裏付けとなった。また、ドーパント分子によって高密度にキャリアドープした有機半導体において、電子スピン共鳴(ESR)の温度依存性を測定し、有機半導体においてフェルミ縮退が生じることを発見した。本研究では、今回当グループで開発した新奇のドーピング手法を用いることで、有機半導体に10の13乗毎平方センチメートル程度キャリアをドーピングした。これは、MIS構造の固体ゲートによって注入できるキャリア量の約10倍に当たる。磁化率は室温ではキュリー則に近い温度依存性を示したが低温になるにつれ、金属的なパウリ常磁性を示した。パウリ常磁性が確認されたという事実は、有機半導体において金属的な非局在キャリア状態とフェルミ面が存在するフェルミ縮退の状態にあることを意味する。また、このことからESR測定という手法が有機半導体の金属絶縁体転移の研究に有用な手法であることを示すことができた。
英文摘要
有機半導体はπ共役分子が分子間力によって弱く凝集した固体である。有機半導体中の伝導キャリアは、分子振動の影響で無機半導体よりも数十倍の頻度で散乱しているという特徴があり、電気伝導の理解には散乱の影響を考慮することが重要である。本研究では、低周波ラマン分光を用いることで、有機半導体の低エネルギーの分子振動を直接観測することに成功した。また、外力を加えることで有機半導体の単結晶に一軸性の歪みを加えると、低エネルギーの分子振動が大きく抑制できることを確認した。以前、有機半導体の単結晶に一軸性歪みを加えると移動度が70%程度向上することを報告したが、その原因が分子振動の抑制によるものであることの裏付けとなった。また、ドーパント分子によって高密度にキャリアドープした有機半導体において、電子スピン共鳴(ESR)の温度依存性を測定し、有機半導体においてフェルミ縮退が生じることを発見した。本研究では、今回当グループで開発した新奇のドーピング手法を用いることで、有機半導体に10の13乗毎平方センチメートル程度キャリアをドーピングした。これは、MIS構造の固体ゲートによって注入できるキャリア量の約10倍に当たる。磁化率は室温ではキュリー則に近い温度依存性を示したが低温になるにつれ、金属的なパウリ常磁性を示した。パウリ常磁性が確認されたという事実は、有機半導体において金属的な非局在キャリア状態とフェルミ面が存在するフェルミ縮退の状態にあることを意味する。また、このことからESR測定という手法が有機半導体の金属絶縁体転移の研究に有用な手法であることを示すことができた。
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会议论文
有機半導体単結晶の歪み下における低周波ラマン分光
有机半导体单晶应变下的低频拉曼光谱
DOI: --
发表时间: 2016
期刊:
影响因子: --
作者: [鶴見淳人, 窪孝祥, 石井宏幸, 渡邉峻一郎, 三津井親彦, 岡本敏宏, 竹谷純一]
通讯作者: 竹谷純一
DOI: 10.1016/j.orgel.2017.05.019
发表时间: 2017-08
期刊: Organic Electronics
影响因子: 3.2
作者: [Ryo Fujimoto;S. Watanabe;Yu Yamashita;J. Tsurumi;H. Matsui;T. Kushida;C. Mitsui;H. Yi;V. Podzorov;J. Takeya]
通讯作者: Ryo Fujimoto;S. Watanabe;Yu Yamashita;J. Tsurumi;H. Matsui;T. Kushida;C. Mitsui;H. Yi;V. Podzorov;J. Takeya
有機半導体単結晶における長スピン寿命とバンド伝導性の共存
有机半导体单晶中长自旋寿命和能带电导率的共存
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [鶴見淳人, 窪孝祥, 三津井親彦, 岡本敏宏, 渡邉峻一郎, 竹谷純一]
通讯作者: 竹谷純一
DOI: 10.1038/nphys4217
发表时间: 2017-10-01
期刊: NATURE PHYSICS
影响因子: 19.6
作者: [Tsurumi, Junto, Matsui, Hiroyuki, Takeya, Jun]
通讯作者: Takeya, Jun
共 7 条
    有機半導体におけるキャリア散乱機構の解明と高移動度化への展開
    • 批准号:
      19K15652
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
    • 资助金额:
      $2.66万
    • 财政年份:
      2019
    • 负责人:
      鶴見 淳人
    • 依托单位:
    室温スピントランジスタの実現に向けた単結晶有機半導体によるスピン輸送の研究
    • 批准号:
      18H05954
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
    • 资助金额:
      $1.91万
    • 财政年份:
      2018
    • 负责人:
      鶴見 淳人
    • 依托单位: